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かむもかまぬも神だのみ めちゃヘンな早口ことば

かむもかまぬも神だのみ めちゃヘンな早口ことば(小学館集英社プロダクション)

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はらっぱ 戦争・大空襲・戦後…いま」 みんなの声

はらっぱ 戦争・大空襲・戦後…いま 作:神戸 光男
絵:西村 繁男
出版社:童心社 童心社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:1997年
ISBN:9784494012343
評価スコア 4.47
評価ランキング 10,629
みんなの声 総数 16
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  • 同じ場所でも。

    ある町の「はらっぱ」を通して、戦争、空襲、戦後、いま、と町のうつり変わりを見ていく絵本です。
    同じ場所でも、出来事や時代によってこうも変わるのかと、しみじみ思います。
    戦争と平和を考えるきっかけにもなる絵本かもですね。

    投稿日:2020/01/10

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  • 原っぱの変遷

    ある町の原っぱの60年の歴史が
    定点カメラ映像のように切り取られた本です。
    原っぱのまわりの街並みの変化も興味深いです。
    (銭湯はマンションができるころにはなくなり、市場はスーパーマーケットに)

    なにより
    戦争を経験した日本のこの60年が
    激動だったことを物語ります。

    おでこを突き合わせて
    娘と二人、しみじみと読みました。
    (読み聞かせでさらっと読むより、向いている気がします)

    淡々としているせいか
    悲壮感がなく、それがよいところだと思います。

    投稿日:2016/05/01

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  • “はらっぱ(町)”の移り変わりが見られます。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子12歳

    絵は西村繁男さんが描かれています。
    参考資料の書籍から推測するに、この“はらっぱ”のモデルは荒川区のどこかみたいですね。
    戦前、戦中「東京大空襲」を受け、高度経済成長する戦後に日本の町の移り変わり、そして現代(現代っていってもこの絵本が出たのは1997年だから、もう10年以上前の話になってしまいます)へと続いていきます。

    1つの“はらっぱ”とその近辺を時代と伴に見せてもらうのも、なかなか素敵でした。
    何度も読み返して、面白いなと思ったのが、《マキ理髪店》が《マキ美容室》に、と《吉田医院》が《吉田病院》になっていくところ。
    それだけでなく、“はらっぱ”の後ろの方に合った小山(小高い丘)すらもいつの間にか消えてしまい、町の中のビル群になっていました。

    この本は小学校の高学年とかでいつか使ってみたいです。
    書かれている文字を読んでいくのではなく、
    “はらっぱ”と町の移り変わりがどんなふうになっていくのか、子どもたちとじっくり見たら面白いかも…と、思いました。

    投稿日:2012/05/25

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  • 風化させずに

    同じ原っぱなのですが、時間の経過と共に刻々と変化していくのは街並みであったり、人々の生活であったりです。

    町内会の相撲大会が開かれているその脇道では出征兵士を送る行列があるというのが、何とも言えず奇妙ではあるのですが、

    日常というのは少しずつ変化し、その中で人々は淡々と生活を送っていくものなのかもしれないとも思えます。

    一つ思ったのは、東京大空襲の時でさえ、東京一極集中は、ライフラインのことを考えても何か危機的なことが起きた時にはもろかったはず。

    戦後もさらに過密化が始まり、農村部の過疎化があったことを思うとどうしてこういう都市設計になったのかなと不思議にも思いました。

    話がそれましたが、六十年以上前に日本で戦争があったこと、その原因やその後も含めて風化させずに子どもたちに伝え続けていく必要があると思います。

    西村繁男さんらしい細かい丁寧な絵。絵を読みこむほどに発見もありそうです。

    投稿日:2011/11/06

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  • 同じ場所の移り変わりを見つめて

    荒川の工場地帯。
    1932年から現代(1997年)まで、同じはらっばを通して町の移り変わりを淡々と描いています。
    昭和初期から軍国主義化される日本、大戦と東京大空襲、そして戦後から高度成長へと、絵の下の簡単な解説以上に、詳細に描かれた風景は饒舌です。
    右から左に書かれていた文字。町中に映画館があった時代。
    自分が経験していない時代から、自分の成長に重ねる時代にかけて、時には自分の思い出を掘り返しながら子どもと一緒に絵を眺めました。
    この本は、戦争の悲惨さを伝えるものかも知れませんが、歴史の流れによって町がどのように変わっていくかを子どもに感じさせる良い本だと思います。

    そして、歴史を描く本の悲しさ。
    「現代」はいつまでも「現代」ではないことを伝えなければいけないと課題を残します。
    絵本の「はらっぱ」はもうないかもしれない。
    背景の空のどこかに高速道路の高架が見えて、町がすっかり囲まれているかもしれない。
    この絵本が出されてから12年。日本はさらに変わりました。


    ついでながら、子どもたちには伝えたい一言。
    「次にこの風景を変えていくのは、君たちたち自身なんだよ。」
    いつも一言多いおやじです。

    投稿日:2009/08/11

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  • 時代の流れ

    戦争について学校で習うだけでなく、いつか私からも伝えなければと思っています。
    そのために私が様々なツールや人脈から、心に感ずる部分をたくさん受け取ろうと考えていて、そんな日常の思考でなんとなく借りたものでした。
    一人で読もうと思って。
    そしたら。娘が読んでと持って来ちゃった。

    なので戦争と正面から向き合うのはお初です。
    曾祖母の頃から時代を追って私や旦那の年代へ移り変わるはらっぱの定点観測。
    なにげに興味津々の娘。集団疎開などは普段の生活で聞きかじっていただろうけど、まだまだどこそこは悪い国、そんな単純な感想で、やっぱりまだまだ早かった。
    けれど爆撃によって焼け野原になった所はよく響いたようで、というか予想外に何も無くなったようで、呆然としていました。
    『アンナのあかいオーバー』で、戦後物が無く物々交換が行われていた様子を読んでいたので、真っ直ぐ頭に入ったようです。
    恐怖感を伴わず直球で受け止めた娘に、私とは違うなぁ。私の頃より早く伝えられるかなとも。

    また原っぱを通して時代や町の移り変わりがおもしろかったようです。細かに追っていけるのも楽しさでしょうか。

    私は右の片隅に書かれた文章で、知らなかったこともあり、戦争だけでなく時代の移り変わりとして、私にも響いてきました。

    投稿日:2008/12/23

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  • 子供にも伝わる

    • AAさん
    • 30代
    • ママ
    • 山口県
    • 女の子7歳、女の子4歳

    戦争の本を読もうと思って読んだのではなく、次女が西村繁男さんの絵本が好きなので読みました。
    この本を見て以来
    「戦争嫌だ。日本は戦争をしない?」
    と思い出したように聞いてきます。
    全く関係ない時にも思い出すようです。
    4歳の子供にも十分に戦争がいけないものだと伝わっています。

    でも、この本は戦争のことばかりに焦点が当てられているのではなく、あるはらっぱの60年間の移り変わりが淡々と描かれています。
    「昔ってこんな感じだったんだ。」
    と自分の両親の生まれる前から今から10年くらい前までを見ている感じです。

    この本は歴史的背景を勉強して小学高学年の子供が見る場合と幼児が見る場合とでは感じ方も違うと思います。
    世代によって感想もいろいろある本なので、見てみてください。

    投稿日:2008/11/11

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  • 西村繁男さんの作品

    ”ふくゆのけいちゃん”という西村繁男さんの作品と出会ってから彼のファンになりこの絵本も彼の作品だったので選びました。同じ場所が時代の移り変わりと共に刻々と変化していく様子が分かりやすく描かれていました。人々の気持ちまでも絵の中から読み取ることが出来ました。さすがだなと思いました。娘にもこの時代の事をこの絵本を通して説明できたのが助かりました。私自身も大変勉強になりました。前のページと見比べたりしながら大変有意義な時間を過ごすことが出来ました。

    投稿日:2007/12/29

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  • 人びとの力強さ

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子、男の子

    はらっぱの60年間の移り変わりを描かれてます。
    その移り変わらせた人々の生活力がうかがえます。

    あえて、はらっぱを選んだところが、子どもから大人までいろんな職業の人が集まってきて、
    それから、子どもたちの遊びからお祭りまで、いろいろな様子も見ることが出来ます。

    まわりの建物の変化もおもしろいです。
    こうやって、人々とともに環境も変化して行っているのですね。
    困難な悲惨な体験をしても、昔の人々はたくましかったのです。
    これからの日本を元気にしていけるように、子どもたちにも感じてもらいたいです。

    投稿日:2007/10/23

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  • 昔と現在

    戦前は空き地があっても自由に遊び、縁日の時は催事場になる。文字は、右から左へ読む。平和かなぁ?と思ったら、戦争で焼ける。その頃は、誰かがちょっと火を付けただけで全部燃える木造家屋。焼けたあとは、ある程度残る。終戦後は、文字が左から読めるようになる。今の現代は、昔の跡地が残っている所が数が少なくなりましたね。残して欲しい土地は、ドンドン開発されて、マンションがあるのが当たり前ですね。昔の人は住むのに苦労しているけど居間の人たちって便利ですよね。コンビニがあるから。今現在も徐々に風景も変わってきていますよね。

    投稿日:2007/08/02

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