もうなかないよ、クリズラ もうなかないよ、クリズラ
作: ゼバスティアン・ロート 訳: 平野 卿子  出版社: 冨山房 冨山房の特集ページがあります!
読み手の年齢を選ばない子どもから大人まで、それぞれの感性で理解してうけとめる事のできる「みんなの本」です。

あなたがもし奴隷だったら…」 みんなの声

あなたがもし奴隷だったら… 作:ジュリアス・レスター
絵:ロッド・ブラウン
訳:片岡 しのぶ
出版社:あすなろ書房 あすなろ書房の特集ページがあります!
本体価格:\1,800+税
発行日:1999年02月
ISBN:9784751519738
評価スコア 4.6
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みんなの声 総数 9
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  • 想像することの大切さ

    私たちは、歴史上のいろいろな事実を知識として持っていますが、
    その一つひとつの出来事について、
    一体どれほど想像することができるでしょうか。
    また、一体どれほど想像したことがあるでしょう。

    頭の中に「ドレイボウエキ(奴隷貿易)」という用語は浮かんでも、
    実際どれだけ当事者たちが苦しい思いをしたか、
    考えてみもせず、想像できないままなら、
    それは学んでいないに等しいのではないでしょうか。

    この本は、奴隷制度の悲惨さを伝えるだけでなく、
    私たちがどう、歴史に向き合うべきかを教えてくれます。
    また、一人の人間としての自分を見つめなおし、
    他人とどう向き合っていくべきか、考えるきっかけを与えてくれます。
                     
    想像することができたとき、人は他人に対してもっとやさしくなれると思いました。

    この本は、子どもだけではなく、
    中高校生や大学生、大人にも呼んでもらいたいすばらしい本だと思います。

    掲載日:2005/07/08

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  • 衝撃です。本当に人として扱われてない!

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子21歳、女の子16歳

    これは絵本です。絵本としてまとめれられた「アフリカ系アメリカ人たちの記録書」でした。
    歴史の中で、当時のヨーロッパの人々がアフリカ大陸に住んでいた人たちを売買し、新世界アメリカへ“奴隷”として連れてきたことは知っていました。でも、それはただの知識でした。
    当時3か月かけて船で運ばれたそうです。
    時代的にそこまでは仕方のないこどだと想像できます。
    けれども、その時の運び方は知りませんでした。
    絵を見ると、人に対してこんなことしていいの?良心は咎めなかったの?と、聞きたくなります。
    この絵本を手にした人は、P6・P7を見てください!
    この本の中で一番衝撃的な絵でした。これではまるで養鶏場です。
    (って、養鶏場も、よく考えると鶏たちにとって、とてもひどい状態…ということですよね……)
    3か月もこんな状態なんて、本当にあり得ない!って、思います。

    アメリカの奴隷制度のこと、南北戦争のこと、黒人解放運動(公民権運動 含む)のことなど、
    今年の高校生向け課題図書『ハーレムの闘う本屋 :ルイス・ミショーの生涯 (あすなろ書房)』を読んでから、いろいろな関連本も読みたくなりました。
    もしも、2016年度の課題図書でこの『ハーレムの闘う本屋 :ルイス・ミショーの生涯 (あすなろ書房)』を選んだ子どもたちがいたら、ぜひ、本書も読んでください。
    ルイス・ミショーがやっていた本屋のこと、ニューヨークにあるハーレムのこと「黒人解放運動」の根底にあるものが見えてくるのではないでしょうか?

    私はこの本に出会えて、本当に人間として勉強になりました。

    掲載日:2016/06/08

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  • 見ながら語り合いたい絵本

    • 桂はなさん
    • 20代
    • せんせい
    • 千葉県

    インパクトのある絵。悲惨な現実。突きつけられる責任。読んでいて息苦しくなってくるような重い本です。

    たぶんすんなりとは伝わらないと思いながら、小学5年生のやんちゃな男の子たちに読んで聞かせました。案の定、リアルな絵や奴隷たちの裸に大笑いしながら見ていましたが、それを咎めることもなく、ゆっくりページをめくっていきました。

    長いので全文は読まず、わかりにくいところは補足し、絵を見せること、ゆっくり想像させることに重点を置いて、見せていくと、少しずつ子供たちの表情が変わっていきました。

    どこまで伝わったかはわかりません。できれば、一人二人を相手にもっとじっくり絵を見ながら語り合いたい。高学年から中学生のお子さんとはぜひ一緒にページをめくって欲しい絵本です。

    掲載日:2009/01/20

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  • 知るべきこと・・・

    重い、重い内容です。
    先日、図書館で何気なく手にとってみた本です。
    アフリカ人たちがいかにして奴隷にされていったか・・・
    そして今なお続く人種差別。
    あなたがもし奴隷だったら・・・
    残念ながら平和な日本に住んでいるので想像がつきません。
    でもどこの世界でも大なり小なり差別はあります。
    自分の身の周りが幸せであればあるほど、知るべきではないかと思います。
    こういう時代があったこと、そして現在があること・・・。
    差別は社会が起こすものではなく、一人一人の気持ちの中にあるということ。
    子供たちにぜひ読んで欲しい絵本です。

    掲載日:2008/01/14

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  • 想像してみて・・・

    恥ずかしながら、奴隷制度については映画を通して観た
    映像だけが私の知識。
    今までは、目をそらせてきてました。

    船の中で鎖につながれた人々の気持ち、
    馬に引きずられ傷を負った、体中を鞭で打たれた人々を。
    想像すると恐ろしく、動けなくなってしまいます。

    文中にも、“想像する練習”がたくさん出てきますが
    想像できてはじめて人々の痛みを感じることができ、
    自分の立場に置き換えて考えることができるのではないでしょうか?

    後世へこの歴史上の過ちをしっかり伝えるには
    私たちがもっと、しっかり事実に目を向けて想像し、
    考えながら伝えないといけませんね。

    子どもたちがもうすこし大きくなったら一緒に
    読み進めていきたい。

    掲載日:2007/05/05

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  • 絵本だけど、身につまされます

    おもしろい絵本ないかな〜と図書館を気軽に探しているときに、この絵本に出合いました。
    衝撃的なタイトル。「え?見間違えた?」と一瞬思うくらいでした。
    内容は非常につらく、人間としてこんな事があったと言う事実を受け入れたくないようなものでした。
    こんな悲しい事はもう二度とあってはいけません。そして、日常生活の中でも,些細な事で人を見下したり,差別したり,のけものにしたり…そんな事してはいけない!と大人ながら気をひきしめて考えされられた絵本でした。

    掲載日:2007/04/22

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  • 目をそらさずに、読んで欲しい。

    • 梨華さん
    • 30代
    • その他の方
    • 北海道

    ワタクシは、映画等でしか、奴隷制度のお話は知らない世代です。
    ですが、アメリカでは、奴隷制度を始め、南北戦争や民族等の歴史の傷跡。世界的には、今も絶える事のない戦争問題を目をそむけずに大人が子どもに語り続け、歴史から学ぶ過ちを決して繰り返す事のないよう、考え続けなくてはいけないと思っております。
    人が人を、動植物のように扱った愚かさに深い悲しみでいっぱいになります。
    この作品の中で描かれている奴隷と呼ばれた人々とその血を引き継ぐ、子孫にとっては、決して癒える事のない深く悲しい傷であり、記憶は薄れても消える事の無い魂の怒り!であり続ける事でしょう。
    この時代に生き、奴隷として扱われた人の中にも、逃げ切り生き長らえる事が出来た人もいたことでしょうが、人目を逃れ、働く場所や住む場所も、容易く見つけられたはずもなく・・・・・・胸が張り裂けそうな気持ちになりました。
    ワタクシたち日本人にとっても、戦争で捕虜となった人や口減らしの為に奉公に出された人、民族のお話からも、大人は、目をそらさずに、読んで頂きたい作品だと思いました。

    掲載日:2006/07/10

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  • 人を思いやるココロ

     この本をソファーに座って読んでいたら、息子が寄ってきた。「どんなお話?」と聞かれて、ちょっと説明できなかった。小学校にあがったら、自分で読みな、といっておいた。
     難しいかもね。子供には。大人にだって難しい。自分の身を奴隷に置き換えて想像れば、なぜこんな理不尽なことを、と誰もが怒り感じるだろう。しかし、これは人類が現実に犯してしまった過ちだとおもうと、そのほうが怖くなる。
     奴隷の制度があった時代でさえ、一人一人が冷静に判断することができれば、おかしいことに気づくはず。だけど、それを麻痺させてしまう、集団としての結論というか、誤った常識というか、そういうものが存在することが怖い。
     現代のいじめなんかも、それに通じるものがある。みんながやっているから、それは本当に正しいのか?立場を変えてみると?
     この本が投げかけているテーマ、人を思いやるココロをもてば、現代社会の抱える悩み、差別や孤独やいじめや、そういったものの解決にもつながるかも?

    掲載日:2004/10/24

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  • 自分のことに置き換えて真剣に考えよう

    • はなしんさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子6歳、男の子4歳

    ロッド・ブラウンの描く絵は、実に写実的で見事である。それだけに、この奴隷の歴史の現実が、リアルに伝わってきて、胸が苦しくなってしまうのである。
    かつてアフリカからアメリカへ何百万ものアフリカ人が船に乗って運ばれました。過酷な船の中の状況に絶えて・・・。しかし、実は、途中で何百万人もが海に投げ捨てられて死んでいったのです。そしてアメリカに着いた者は、人間なのに物のごとく売り買いされ、働かされたのです。
    かつて、アメリカのテレビドラマ「ルーツ」(黒人奴隷の何代にも渡るルーツのお話)を見た時以来の衝撃を受けました。
    そう、私には、すでにわかっていた事実なのですが、この深く悲しい歴史に、改めて愕然としたのです。
    もし、自分が奴隷だったなら・・・真剣に考えると、本当にぞっとしてしまいます。自分なら、アメリカまで身がもたずに、きっと海に捨てられてしまったかもしれません。
    こんな非人間的なことは、二度とあってはならないのです。しかし、人身売買は、現代においても世界のどこかで行われている現実があります。人事だと、考えがちですが、もしも自分の身におきたら・・・。
    ちょっと難しいので、小学生中学年以上でしょうか。

    掲載日:2004/10/02

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