「リッキとおともだち」 ママの声

絵の影の付け方が素晴らしい絵本だと思いました。特に背景の影の付け方がとても素敵で気に入りました。所々デッサンの線が残っていたり、下地にしている紙がマス目だったりするのがところだ頃見え描く絵しているところが素敵な演出だなと思いました。友達に対して主人公が取った行動に感服しました。娘にも是非見習ってもらいたいなと思いました。優しさが滲み出た主人公の配慮の美しさに心が洗われました。

７歳小学校１年生の娘が図書館で一人読みしました。
子供の世界にも色々な性格の子がいるのを，たぶん娘も小学校に入ってから感じているはず。リッキのこのお話のように。大人の世界にもですが（笑）。
リッキは優しくて思いやりがあって素直な子だな〜と思いました。
娘にもそんなふうにお友達と接せられる子になってほしいですね！

我が家の子供は、この絵本に出てくるポムと一緒で、モゾモゾするタイプなんです。お友達と遊びたいのに恥ずかしくて、遠くから見てモジモジしてるだけで。そんな我が子にピッタリの絵本で、読み終わる頃には少しは勇気が持てたらいいかと思ってます。

どこにでもいるんですよね。新入りをからかっって喜ぶような人や、些細なことを大げさに騒ぎ立てる人。子供の世界は遠慮が無いだけに、大人よりも残酷になることがあります。

今回、リッキはそんな風にしていじめられている新入りのポムを見事救い、まえまえからの望みであった「みんなで一緒に遊びたい」ということもかなえてしまいます。ますます、リッキのファンになりそう。

ポムがいつもやっていた「でんぐりがえしプルプル」は、４歳の娘に大受けでした。一人でなんどもやっていました。