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おとうさんの手」 ママの声

おとうさんの手 作:まはら 三桃
絵:長谷川 義史
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,210
発行日:2011年05月24日
ISBN:9784061981805
評価スコア 4.7
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みんなの声 総数 9
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  • おとうさんとの繋がり

    • ぼんぬさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子5歳、女の子1歳

    においをかぐこと、耳をすますこと、手でさわること。お父さんが見せてくれる、鮮やかな景色と家族の確かな繋がりが、この本を通じて、深い家族の愛情となっていることを感じます。「おかあさんの手」もオススメです。

    投稿日:2022/04/19

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  • 優しい目線

    6歳の娘と読みました。

    かおりが学校から帰るとお父さんがラジオを聴いています。そこで「あれ?お父さんお仕事じゃないのかな?」と思い、ページをめくるとお父さんは事故で目が見えなくなってしまったことが分かります。

    娘はここでまず「どうして目が見えなくなったの?」「あたまをうつと見えなくなるの?」と心配そうにしていました。でも目が見える人よりも優れた嗅覚でかおりとのおしゃべりも弾み、「はりちりょう」のお仕事を家でしていること、目が見えなくても人の役に立つ仕事ができることに驚いた様子でした。

    障がいのある人のことを娘はまだよく知りません。でもこの絵本に流れる穏やかな空気のように、誰に対しても平等な優しい目線で物事を考えられる子になってくれたらいいなと思いました。

    投稿日:2021/06/08

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  • しずかな温かさが伝わる

    娘の中学の国語の先生が
    著者のまはらさんの本を勧めていたと聞き
    この本を読んでみました。
    もう少し長編の児童書などにも定評がある方のようです。

    どんな本か予備知識のないまま読み始めましたが
    中途失明の視覚障碍者を父に持つ女の子のお話でした。
    私自身、視覚障碍者向けのボランティアを熱心にしているので
    そのお父さんが、音やにおいに敏感に暮らしている様子を
    とても身近に感じました。

    障害を扱った本だけれど
    かわいそうな感じはなく
    おだやかに静かに営まれる日常が
    とてもあたたかく感じられます。

    何気ない日常、雨の音、鳥の声・・そんな小さな幸せは、
    それを感じる心を敏感にすることで
    大きな幸せに変わる・・。
    とてもさわやかな読後感です。

    投稿日:2019/10/29

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  • 私たちがどれだけ眼に見える情報に頼っているかが分かる。

    • ムスカンさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子12歳、女の子8歳

    主人公の女の子かおりちゃんと、目の見えないお父さんのお話。
    かおりちゃんは、お父さんは目が見えないのに
    どうしてかおりちゃんが帰ってきたのが分かるのか不思議です。

    給食のにおいがしたからと答えるお父さんと、
    自分のにおいをかいでみて笑うかおりちゃん。

    何気ない日常の一コマが、とっても丁寧に描かれています。

    目が見えないけれど鍼灸師として働くお父さん。
    耳、鼻、手触り、すべての感覚がとっても研ぎ澄まされていることが、絵本からヒシヒシと伝わってきます。

    最後は、お母さんが帰ってくるところで物語は終わります。

    私たちがどれだけ普段眼に見える情報に頼っているかが
    思い知らされる一冊です。

    触覚、嗅覚、聴覚。
    視覚以外の感覚も、大事に、大事にしていきたいですね。

    投稿日:2019/07/24

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  • 温かな挿絵

    6歳の娘が自分で選んで図書館から借りてきました。長谷川義史さんのなんとも温かな挿絵が印象的です。
    事故で目が見えなくなってしまったおとうさんと、その娘さんかおりとの何気ない会話でなる物語。目が見えなくても、音や匂いでいろんなことを感じるおとうさん。手の感覚で鍼の治療もします。
    そんなおとうさんの手を、そっと手にするかおりちゃん。尊敬や愛情やいろんなものを感じたのだと思います。素敵なシーンでした。

    投稿日:2014/01/13

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  • 見えなくても音やにおいで感じられる。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子18歳、女の子13歳

    長谷川義史さんのイラストがすごく印象的な作品でした。
    これは『どうわがいっぱい』という低学年向けの童話シリーズの1冊です。

    目の見えないお父さんと娘の会話が日常的であったかくて、父娘のいい関係がよく感じられました。
    目が見えないからこそ、感じることのできない音やにおいがあるのだと、改めて気づかせてもらった気がします。

    長谷川さんの挿絵が、この物語のお父さんの見えないけれども、世界を音や香りとして感じているんだ。ということを感じられるような挿し絵ですごいなぁと思いました。

    このシリーズは、絵と文字が同じくらいの比率なので、
    絵が中心の物語から字で綴られた物語に移行した子どもたちには、程よい作品だと思います。

    投稿日:2013/10/25

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