エルサ・ベスコフが描く、こびとたちのおはなし。
湖の真ん中の島に住むこびとのお母さんと3人のこどもたち。
ある日、いい子にするよう言いつけれて、子どもたちがお留守番中、
うっかり火事を出してしまい、大事な帽子の家が全焼してしまいます。
困った子どもたちを助けてくれたのは、岸辺のこびとのおじさん。
でも今後の事も途方に暮れたお母さんに助言したのはやはり、このおじさんだったのですね。
解決策は何とも大らかですが、なにより、一番恐れていた「おしおき」を
無事乗り越えた子どもたちの笑顔が醍醐味でしょうか。
子どもらしさ全開のおはなしでもありますね。
やや長いお話なので、幼稚園の年長さんくらい以上でしょうか。