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どんぐりかいぎ自信を持っておすすめしたい みんなの声

どんぐりかいぎ 作:こうやすすむ
絵:片山 健
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:1995年
ISBN:9784834013337
評価スコア 4.64
評価ランキング 3,222
みんなの声 総数 38
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26件見つかりました

  • 秋にぴったり

    秋にぴったりの科学絵本です。

    動物園で、「りすが森を作る」という話を聞いたことがあります。りすが冬のためにどんぐりを土に埋めますが、忘れたどんぐりもあってそのどんぐりたちが芽を出して森を作るのだそうです。

    「どんぐりかいぎ」の中には、そのエピソードにも触れられています。どんぐりに「なりどし」と「ふなりどし」というのがあることをこの本を読んで初めて知りました。

    動物と森の木々たちが共存共栄していくのは、難しいことですね。そのために「どんぐりかいぎ」が必要なわけです。

    片山健の写実的ではない絵なのですが、生命感にあふれた強いタッチの絵が印象に残ります。最後のページのりすがどんぐりを食べている様子の気に入りました。りすってこんな風に食べていますよね。

    読んでいると、どんぐりを拾いに森に行きたくなります。大人になっても知らないことを教えてくれる科学絵本が好きです。

    投稿日:2007/10/31

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  • 自然の不思議

    どんぐりに実がたくさん出来る「なりどし」と
    実が付かない「ふなりどし」があることはしっていました。

    この本ではそういったことを含め、どんぐりを通して
    森と動物のかかわり、食物連鎖ということを
    自然科学的な知識としてでなく、簡単な物語として教えてくれます。
    小さい時からこういった本に親しんでいることが出来れば、
    大きくなってから無理やり「地球を大切に」なんて教えなくても
    自然というものと人とのかかわりを理解できるのではないでしょうか。

    冒頭に「なりどし」「ふなりどし」を知っていたといいましたが、
    それも絵本で知った知識でした。
    「どんぐりノート」というタイトルです。
    知識満載、こちらもお勧めです。

    投稿日:2007/03/07

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  • 「共生」ということ

    最初はうまく進んでいたはずの自然界のバランスが
    何かをきっかけに崩れてしまう。
    お互いの生き残りのために知恵を絞る、どんぐりの木たちの
    お話です。

    どんぐりの木に「なりどし」と「ふなりどし」とが
    あるということの理由を考えながら、作者は普遍的に
    通じる「共生」というテーマを静かに語りかけて
    くれているように感じます。

    どんぐりの木=地球、どうぶつたち=人間と当てはめると
    まさに地球温暖化の問題にもつながります。
    そんなことにも思いをはせながら、娘と一緒に読みたいと
    思いました。

    投稿日:2005/10/20

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    1
  • 「なり年」と「不なり年」について

    どんぐりの木に「なり年」と「不なり年」がある理由について描かれたお話でした。
    幼稚園児の娘には、少し難しい内容だったように感じましたが、娘は興味を持ってお話を聞いていました。
    そして、何より、大人の私が興味深く読ませていただきました。
    とてもおもしろいお話でした。

    投稿日:2021/05/03

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  • 自然のシステムをわかりやすく

    • 虹花さん
    • 40代
    • ママ
    • 三重県
    • 男の子14歳

    どんぐりには「なりどし」と「ふなりどし」=いっぱい実をつける年とあまり実がならない年があるそうです。
    それを、いっぱい実がなる年ばかりだと自然のバランスがどう崩れてしまうのか?がお話の中でよくわかります。
    そして、どんぐりの木が話し合って、いかに子どもの木が生えてくるようにするかを考えて試行錯誤の末、今のような「なりどし」と「ふなりどし」があることがとても良いシステムなのかがわかります。
    大人が読んでもとても納得して印象に残るお話でした。

    投稿日:2020/10/10

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  • 動物と植物が共存する大切さ

    • ぼんぬさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子4歳

    北の国のどんぐりの森の中では、どんぐりがたくさんなる年と少ししかならない年が、一年おきにあります。どうして「なりどし」と「ふなりどし」があるのか、この絵本を読めばわかります。自然のサイクルについても、学べます。ストーリー性もあって、良い絵本だと思います。

    投稿日:2020/09/12

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  • 需要と供給

    自然の成り行きといいますか、どんぐりの木を育てるためにはどうしたらいいか。木たちが会議をして考える絵本です。
    自分たちの子どもを育てたいばっかりに毎年実を沢山落としていくどんぐりの木たち。
    そうするとどうぶつたちが増え、すべて実を食べられてしまう。
    そのためにはどうしたらいいかを考えさせる絵本です。
    どうぶつたちには気の毒な気もしますが、自然の成り行きを学べる絵本です。

    投稿日:2020/08/27

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  • どんぐりをこんな視点で考えたことがなかった

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳、男の子4歳

    「なりどし」と「ふなりどし」があるということを
    まず、知りませんでした。
    でも、きっとどんぐりたちがこんなふうに
    話し合って決めたんでしょうね。
    大人でも納得できる話で、
    子どもも興味を持って聞いていました。
    どんぐりをこんな視点で考えたことがなく、
    とても面白かったです。

    投稿日:2019/11/11

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  • どんぐりかいぎ!

    小学校2年生の娘が、学校の図書室にあったこちらの絵本を一人読みしてきました。
    動物たちの食料でもあるどんぐり、食べられてしまってその後にどんぐりを継続していくためにはどうするべきか。。。自然はそういう問題もあるんですね。
    イラストも味わいあって素敵でした〜。

    投稿日:2019/03/28

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  • 子孫を残すには

    どんぐり達が子孫を残していくにはどうしたらいいのか?
    そんな問題を描いています。

    どんぐりと動物達の数の関係に迫ってみたり、
    食べ物がなくなると動物達はどうなるのか・・・という点も描いており、
    自然の厳しさと植物、動物双方から見た、
    なかなか興味深いお話となっています。

    投稿日:2018/08/05

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