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まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

つきのよるになかなかよいと思う みんなの声

つきのよるに 作・絵:いもと ようこ
出版社:岩崎書店 岩崎書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2004年09月
ISBN:9784265034994
評価スコア 4.27
評価ランキング 20,887
みんなの声 総数 21
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なかなかよいと思う みんなの声から

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  • いもとさんの愛らしい絵に惹かれ、ほのぼのした親子のお話かなぁ…? と、中身をあまり確認せずに、3歳の娘に読みました。

    普段読んでいる本よりかは、少し文章も多かったのですが、娘は静かに一緒になって聞いていました。

    読み進めながら、「あかん…、これは、もしかして…」 と、親の私はこの先の展開を感じ、少し声が震えてきてしまいました。

    思った通り、衝撃的なシーン!!!

    いつものように、おかあさんにかけていったこども…。
    どうして? というショックと、かあさんなんてきらいだー! と泣くシーン。

    読みながら、私が涙を堪えるのに必死でした。。。



    正直、3歳の娘は、あまりストーリを理解できてない様で、ウルウルしている私を見て 「???」 とぽかーんとしてました(笑)。

    3歳児に読むには、早すぎましたが、親の私には、心にズシンと響くものがありました。


    まだまだ 「ママ、ママ」 とくっついて、甘えてくる我が子ですが、すぐに大きくなって、自立していくのだろうなぁ。 そのときを、寂しがらずに、受け入れられるのかなぁ。。

    ただ甘やかすのでは泣く、いつか来る、子離れの時期までに、しっかりと愛情をもって育てて、そのときがきたら、ちゃんと手を離せられる親になりたいものだなぁ… と感じました。


    子供がもうちょっと大きくなったら、「離れても、遠くで見守ってくれる存在がいる」 って思ってもらえる様に、もう一度一緒に読みたいなと思った本です。

    投稿日:2016/09/19

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  • もう少し大きくなってから・・。

    つきのよるに生れた動物が独り立ちする時までのお話。
    野生動物の力強さが描かれています。
    「やればできるよ。がんばりなさい。」というメッセージが込められてる本なのかなぁと思いました。

    ただ、子別れの儀式で、母が子を「バシーン」と突き飛ばすシーンが子供には大変ショックだったようです。本を読んでいて、そのシーンになったとたん、目を見開き、息を吸うのが隣にいてわかったので、4歳児に見せるのは年齢的に早かったかなと思ってしまいました。

    子供にかまいがちな私には気付かされることが多い絵本でした。

    投稿日:2012/12/03

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  • 息子はびっくりしてましたが

    いもとさんの絵に魅かれ購入しました。動物の子離れはけっこう過酷ですね。人間のような気持ちがもしあったら、かなり辛い方法です。
    切ないけど、きちんと一人前になるために必要な儀式だということがよくわかるように描かれています。深いお話ですが、うちの息子でもちゃんと聞ける絵本でした。初めて読んだときはちょっと驚いていましたが(^_^.)

    投稿日:2012/03/15

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  • お母さんの本

    • 小さな家さん
    • 20代
    • ママ
    • 新潟県
    • 女の子9歳、男の子7歳、男の子5歳

    我が子の小学校入学の為、学校説明会があり、そこで校長先生が親に向けてこの絵本を読んでくださいました。
    校長先生が自分の子育ての時の話もしてくださり、考えさせられた絵本です。
    いもとようこさんの素敵な絵で伝えてくる親への話ですね。
    野生の動物はこのように子供のことを自立させていくのかと切なくなりました。
    ある日突然、一人で生きていくのだと鹿のおかあさんは子供のもとを離れます。小さな鹿は泣きますが、お母さんと一緒に見た月を思い、捨てられたのではない。とちゃんとわかっています。そんな小さな鹿の姿が切なくも、心強い印象を与えてくれます。

    人間だって、我が子を叱らないといけないときがあり、そんなときに似たような感情を抱くことがあります。ここは、心を鬼にして!とゆうような。
    子供のちょっとしたターニングポイントに親のこちらのほうが折れそうなとき、手にとって見てはいかがでしょうか?

    あの時の校長先生は素晴らしい方でした。

    投稿日:2012/01/17

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  • 子別れの儀式

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子16歳、男の子14歳

    月の夜に生まれたカモシカの子供は自分の力で立ち上がり、お乳を飲み、すくすくと育つがやがて、独り立ちするときが近づく
    それは野生動物ならではの子別れの儀式・・・母が心を鬼にして、子供を角でつきはなすシーンは胸が痛みます
    この絵本を読むと、人間の子供でよかった〜と胸をなでおろすけど・・・
    子育てをしていると、自立の線引きは難しい気がします
    動物は本能で自立をしていきますが、人間は理性や感情があるので複雑なんでしょうね
    親としてはちょっぴり考えさせられるお話でした

    投稿日:2008/04/02

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  • 愛された記憶があれば、生きていける

    • 金のりんごさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子12歳、男の子9歳、男の子7歳

    今までずっと傍にいて、ぎゅっと寄り添って生きてきたおかあさんと子どものシカ。
    前半の愛情が溢れているような、いつも寄り添う姿は、後半のひとり立ちへの布石でしょうか。
    あれだけ愛情のストック(身も蓋もない表現ですみません)があれば、それを支えに一人でも強く生きていくことができると言っているかのようです。
    「子別れの儀式」というのは、一見残酷に見えますが、子どもがこれから生きていくためには必要なこと。
    この本は、それをストレートに描いています。
    ただ、おかあさんが子どもを突き放すシーンは、唐突すぎる印象を受けました。
    いもとようこさんの絵が、前半は美しいのですが、そのシーンだけしっくりこないような気がします。
    例えばかわいいアニメのキャラクターが、唐突に意地悪してしまうような違和感がありました。
    もう少し大人びた絵の方が、厳しさがあって良かったかもしれません。
    子どもに読み聞かせる時は、小学生くらいからなら、十分に対応できると思います。

    投稿日:2007/03/26

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  • 見習ったほうがいい・・やっぱムリでした。

    • ポポロさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子7歳

    「つき」という言葉にひきつけられらしく息子が借りてきました。
    「月」ってなんとなくうれしくなったり、ワクワクしたりするのでしょう。
    そんな息子には衝撃的だったにちがいありません。
    月の晩に生まれたカモシカの赤ちゃん。
    かあさんに見守られ、何度も何度も転んでふんばって
    立ち上がりました。
    かあさんに食べることや冬の過ごし方もたくさんたくさん教わりました。
    が、ある日突然かあさんに突き飛ばされます。
    そしてかあさんは戻ってこなかった・・。
    動物の一人立ち、子別れのシーンが突然やってくるのです。
    野生動物たちのたくましさ、生きていくことの意味を改めて見せつけられます。
    子別れの意味がよく分らなかった息子は「ひどいお母さん!」と大憤慨。
    説明するとしばらくだまっていました。
    その後ピタッとくっついてきて離れなかったので、
    いもとさんの「ちょっぴり見習ったほうがいいかも・・」という言葉を
    慌てて飲み込みました。
    カモシカ親子にはとうていなれそうもない私たち親子です(苦笑)・・。

    投稿日:2006/07/11

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  • 愛情表現

    • ほんともさん
    • 20代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子2歳、女の子0歳

    つきのよるに生まれたカモシカの成長を描いた絵本です。生まれてすぐに自分の足で立ち上がり、幼くして自分の力だけで生きていく。自然界の動物の厳しい現実は、まだ2歳の娘には少し理解できないようでした。それでも、一生懸命に聞き入っていました。
    思いっきり褒めて抱きしめてあげるのも愛情表現、でも時には本気で叱ることも愛情。甘えさせるばかりで怒ることをしない親も多い現代、考えさせられる絵本でした。

    投稿日:2006/06/23

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  • 子育てを考えさせられました

    • ゆうぴっぴさん
    • 30代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子3歳、男の子1歳、女の子1歳

    『人間は未完成で生まれてくる。なぜなら、動物は生まれてすぐに自分で立ち上がり、間も無くして自力で餌を求め、幼いうちに親から離れることを強いられる。けれど人間は、そうではないからだ。』
    このようなことを学生の頃、講義で聞いたことを覚えています。この絵本を読んでこれを思い出しました。動物は子別れがあるから、濃く・短く愛情をかけるんでしょうね。それを善しとするわけではありませんが、人間は確かに親の加護を受ける時期が長いと思います。私も子供に対して過保護かなぁ、と思えることが多々あります。なので、読んだときに私自身が考えさせられる絵本でした。

    投稿日:2006/06/01

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    • ロボチさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子4歳、女の子2歳

    この本を最初見たときに、正直難しい内容だったのでまだ無理かなと思ったのですが、「ふんばって、ふんばって」など言葉の調子がとてもリズミカルで子供の耳にはスッと入るらしく、自然界の厳しさがわかりやすく書かれているのもとても気に入りました。我が家の上の子は母親が子供を突き飛ばす場面やママなんか嫌いだ〜嫌いだ〜と泣くシーンになると必ずシーンとなり、本に見入ります。そして、この本を読んでから、月を意識するようになり、夜空を見ては「ママ、お月様が僕の後をついてくるね」と言うようになりました。私が子供の頃には、よく目にする光景ではありましたが、今では空を眺めるというそんな些細な事さえ日常から消えている毎日に気づかせれる一冊でもありました。

    投稿日:2006/05/09

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