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ハリス・バーディックの謎」 みんなの声

ハリス・バーディックの謎 作・絵:クリス・ヴァン・オールズバーグ
訳:村上 春樹
出版社:河出書房新社
本体価格:\1,600+税
発行日:2015年07月
ISBN:9784309276205
評価スコア 4.25
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みんなの声 総数 11
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  • 難しいです

    流れにはなっておらず、独立した別の絵を集めた画集のようなものです。

    絵を見て自分たちで話を考えればいいのかな、と思いました。

    絵の画力はあると思うのですが、5歳には難しかったです。

    でも、想像力を養うには良いかと思うので、小学校中学年以上だといろいろ考えられるかも?

    掲載日:2016/01/26

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  • 全然わかりませんでした

    14枚の絵と、短い文。ぜんぜん、次のページや全体でかかわりがなく、ストーリーではないようです。

    親の私にも絵本としては難しいと思います。

    単純にページを見て、自分で想像しながら読むのかな、と思います。

    そういう設定を表紙にかかないと子供に一人で読ませたらわからなかったようです。

    掲載日:2016/01/19

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  • 物語は読者の手の中にある。

     物語はひとつのきっかけから始まる。
     一本の電話。食べかけのスープ。開きかけた扉。風に揺らめく灯り。
     そこから何百何千何万文字の物語が始まる。
     C.V.オールズバーグのこの絵本を読むと、そのことがよくわかる。
     ここにある14枚の絵と題名、そして短すぎる説明文は、読むものに物語を予感させる。
     ここから始まる。
     そして、その物語はすべてあなたの物語だ。

     14枚の絵は、30年前に出版社に預けられたものだという。
     持ち込んだのは、ハリス・バーディックという男。
     そんなことが本の「はじめに」で書かれている。
     ここからすでにC.V.オールズバーグの魔法が始まっている。彼の物語に誘われたといっていい。
     そして、1枚めの絵。
     ベッドで眠っている男の子。開いた窓からいくつかの光がはいってきている。
     付けられた題名が「天才少年。アーチー・スミス」。
     短い説明文はこうだ。「小さな声が言った。「あの子がそうなのかい?」」
     さあ、あなたならどんな物語を紡ぎだすだろう。
     続く、2枚めの絵。
     ぽっこり膨れた絨毯に向かって、椅子を振り上げている頭髪の薄くなった男性。
     付けられた題名が「絨毯の下に」。
     「二週間後にまたそれが起こった。」と説明文がある。
     果たして絨毯の中には何かいるのだろうか。読者の想像を掻き立てる。
     3枚めの絵は、水辺の少年と少女が描かれている。きらきらと水面に光が跳ねて。
     題名は「七月の奇妙な日」、これだけでも十分ミステリアスだが、「彼は思い切り投げた。でもみっつめの石は跳ねながら戻ってきた。」なんて書かれると、一体このあと何が起こるのか気にかかる。
     いや、物語は読者の手の中にある。
     このあと、少年と少女に何が起こるのか、すべては読者に委ねられている。

     だが、生きていくということは、C.V.オールズバーグのこの絵本に似ていないだろうか。
     日々のちょっとしたことが物事を動かしていく。
     そして、それがその人の物語を作っていく。
     そんなことを教えてくれる、素敵な絵本だ、この本は。

    掲載日:2014/10/01

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  • これは反則技です

    オールズバーグの絵本だからあえて言うのですが、これは反則です。
    オールズバーグの絵本の世界は不思議がいっぱいで、どれを見ても唸ってしまうのですが、この絵本(画集)は14枚の絵にテーマと意味深い文章を添えて、読者に想像することを課題としているのです。
    しかも、それぞれが深いひだのある物語に思えるのです。
    オールズバーグには、多分自分でイメージしている作品構想があるのです。
    もしくは、イメージしながら何らかの理由で作業を止めてしまったのです。
    この絵本にある14の扉はどれを開けてもオールズバーグなのです。
    何度見てもうなってしまうのですが、この絵本のどこを見ても模範回答は見つかりませんでした。
    すこしズルイです。

    掲載日:2010/09/17

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  • どんなプロットを作りましょうか

    • たれ耳ウサギさん
    • 40代
    • ママ
    • 群馬県
    • 女の子18歳、女の子16歳、女の子14歳

    見開きの右にモノクロームの絵と左側にその絵の題名および
    短い説明文。その絵は全部で14枚。

    1枚1枚独立した絵なので、物語ではありません。
    その絵のストーリーは読み手に委ねられています。

    「はじめに」と書かれた作者のプロローグは、何故この本が
    「ハリス・バーディックの謎」と呼ばれるかという説明が記され
    ています。

    ここに書かれている事は真実かそれとも作者の創作か!
    と考えながら、とにかくはやる心を抑えるようにページをめくり
    絵を見て、その題名と説明文を読んではまた絵をなめるように
    見返しました。

    ある絵はミステリアス、ある絵はファンタジック、ある絵はサスペンス
    仕立て…
    どの絵も光と影のコントラストが素晴らしく、白黒のスケッチの
    世界であんなに光がまばゆい絵は見たことがありません。
    オールスバーグは他作品のパステル画においては「色彩の魔術師」
    と呼ばれていますが、この作品ではまさに「白黒の魔術師」と
    呼ぶに相応しいと思いました。

    掲載日:2009/09/17

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  • つつきが読んでみたくなります。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子14歳、女の子9歳

    実際には、それぞれの絵にお話が付いてるらしいのですが、
    作者行方不明のため、預けられた14個お話のテーマの絵だけが
    残ったそうです。
    とても魅力的な絵で、この先、どんなお話が展開していくんだろうと、考えずには居られませんでした。
    題名に添えられた説明文も、興味を抱かれます。私が一番見たいと思ったのは、「七つのいす」です。

    掲載日:2009/08/07

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  • 無限のストーリー

    • こりえ♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子2歳

    ハリス・バーディック氏が残した14枚の絵。
    題名とわずかな説明文だけで、それぞれの絵から物語を想像するという今まで出会ったことのない絵本でした。

    パッと見て、物語がサーッと浮かんでくるものもあれば、そうでないものもあります。
    これはじっくり時間をかけて楽しむのがいいかもしれませんね。
    今浮かばなくてもいつか突然思い浮かぶかもしれないし、今頭の中にあるもの以外のものがでてきたりするかもしれません。

    物語は読み手の中に無限大に潜んでいるのです。

    掲載日:2009/04/08

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  • 絵本というより画集

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    この作品は、絵本というより画集と言った方が相応しいかも知れません。
    14枚の絵にタイトルと注釈がついているだけで、ストーリーの展開は読者に委ねられているのです。
    想像力を駆使して、絵のなかに潜んだ物語を空想するのは、この上ない楽しみを読み手に与えてくれることでしょう。

    オールズバーグのパステル画で描かれたモノクロの世界が、読者を魅了してやまないと思います。
    是非、想像力を豊かにして、そこに封じ込められた物語を堪能して欲しい一冊です。

    掲載日:2008/03/12

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  • フィクション?ノンフィクション?

    • 西の魔女さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子13歳、男の子9歳

    「はじめに」と題された前書きを読んで
    これはかつて本当にあった事なんだ…
    と思いましたが
    最後のページまで行くと
    いやいや これは架空のお話だったのではないか…
    とも思える
    不思議な絵本でした。
    ハリス・バーデックが残したとされている14枚の絵と
    その各々に添えられた短い文章の向こう側に広がるお話を
    自然と想像してしまいました。
    我が家の子供達は どんなお話を考え出してくれるのか…
    とても気になるところです。
    是非 見せてみたいです。

    掲載日:2007/06/29

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  • 不思議なお話

    謎の人物ハリス・バーディック氏が残していったと14枚の絵を元に
    お話の展開はないのですが14枚の絵にそれぞれ題名と説明文がついてる本になっています。

    お話しが無くとも、このような楽しみができる物か?と
    ビックリした作品です。
    14枚の絵それぞれに、それぞれの場面が心をくすぐる感じで
    この世界はきっと・・・見たままにお話しを描くことができるのです。

    モノクロの色遣いに迫真迫る絵がとても印象的で
    見るものに素敵な14の世界を見せてくれます。
    みなさんはどんなお話しを思い描くのでしょうか?

    掲載日:2007/05/26

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