「もったいないばあさん」 じいじ・ばあばの声

　孫娘（3歳１0ヶ月）が、3歳頃に初めて読んだときはやはり早すぎたのか、反応は今ひとつでした。
　最近引っ張りだし何回か聞くうち、「もったいない」を口にするようなりました。
　孫娘、したり顔で一言。「おばあちゃんのうちで一番もったいないのは、おふろの水だね・・」
　そうです。おふろにはなかなか入らないのに、わたしと入ったら最後、「おもちゃいっぱいのガラゴのおふろ」で、ホースから思いっきり水を出しっぱなしにして遊びまくる孫自身の話なのです・・。
　良く判っていますね。孫娘くん・・。

全ページお試し読みで読みました。
このシリーズ、今まで何度か読んでいると思います。
今回は、もったいないばあさんが家のお布団で寝ているところがあって、割と普通のおばあさんみたいに思いました。
どこからともなく現れるスーパーおばあさんだと想像していたのです。
おてんとうさまと一緒に起きて一緒に寝て、とても健康的！
紙くずはアートに、短い色鉛筆やお蜜柑の皮の使い道など
すてきなアイデアも盛り込まれていて、
もったいないけど、捨てちゃおうではなく
気持のよい暮らし方を感じて、楽しかったです。

もったいない　何度か聞いたことがあります。

ごはんつぶはお百姓さんがてまひまかけてつくってくれたんだよ
って、お米の手間は88いろんな手をかけているんだよって
おばあちゃんが話してくれました。

ただ　もったいない　と　言うだけではなく
ちゃんと説明してくれたから　納得ができました。

「もったいないばあさん」は、結構自分自身がなるほどと反省するところがあって身にしみました。もう年金生活である身だから、この絵本を読んで「もったいないばあさん」になって気をつけて暮らしたら節約に繋がると思いました。とても学べる絵本でした。

タイトルの通り、おばあさんが「もったいない」と言って坊やの所に現れます。ごはん粒が坊やのお口についていて、そのお口をもったいないばあさんがベロベロする所は、真剣に見てます！！
家で、ご飯の時間になり、お皿やお口にごはんが付いていると、
子供たちは口々に「もったいないばあさんが来るよ！！」と、注意し合ってます。おばあさんの迫力は怖さもありますが、クセになります。