新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

話題
移動するものたち

移動するものたち(小学館集英社プロダクション)

谷川俊太郎さん推薦! 黒い夜の森を捨て、旅に出る動物たち……移民の旅の現実を描くサイレント絵本

  • 泣ける
  • 学べる

ひとりぼっちのかいぶつといしのうさぎ」 パパの声

ひとりぼっちのかいぶつといしのうさぎ 作・絵:クリス・ウォーメル
訳:吉上 恭太
出版社:徳間書店 徳間書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2004年08月
ISBN:9784198619022
評価スコア 4.68
評価ランキング 2,148
みんなの声 総数 27
「ひとりぼっちのかいぶつといしのうさぎ」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く

立場で選ぶ

並び替え

3件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ
  • 久々に心を打つ絵本です。
    ハッピーエンドで終わらない絵本です。
    何か教訓めいたことを伝える絵本でも無いです。
    最後に理解しくれる仲間が現れるわけでもない物語です。
    美しい姿になって幸せに暮らしましたといったこともなく終わる物語です。
    報われたと思わせるようなこともなく終わる物語です。
    ただ言葉にできない、心に突き刺さる絵本です。
    いい絵本に出会えました。

    投稿日:2020/08/03

    参考になりました
    感謝
    0
  • ひどいね、かわいそうだね

    孤独な「かいぶつ」のお話です。
    読んでいる側から、奥さんは「ひどいね〜」「差別だ!」と繰り返します。
    自分も読みながら、そう思いました。
    この「かいぶつ」、悪いことは何もしていないのに、友達が欲しいのに、動物は逃げるし、木は枯れるし、岩はくだけるし…。この「かいぶつ」、本当は優しいのです。
    子ども達にはどのように伝わるのでしょうか?
    外見で人を判断したりはしないでしょうか? 
    弱い者いじめのときに、人をばい菌のように思って平気にはなりはしないでしょうか?
    かいぶつが死んだ後、荒れ地には緑が戻り、動物たちが帰ってきます。友達だった石のウサギは埋もれて誰も気づきません。
    おそろしい最後だと思いました。
    かいぶつが死んで良かったとは思われないでしょうか?

    私は、逆説的な意味でこの絵本をお薦めします。
    作者には、私が気にかけたような意図は全くないのです。
    子どもに読む前に下読みして、どのように伝えるかを考えたい大人のためのお薦め本です。

    投稿日:2009/04/11

    参考になりました
    感謝
    0
  • 切ないです

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    昔 あるところに、洞窟があった。
    その洞窟には 怪物が住んでいた。
    世界で一番、醜い 怪物だった。

    という書き出しで始まる一匹の怪物の切なくて悲しい物語です。
    怪物は、醜い外見をしているものの、優しい心の持ち主なのですが、動物はおろか植物から挙句の果てには、水までにも嫌われる始末だったのです。
    そんなとき、友達が欲しくて石の動物を作るのですが、それでもうさぎを除いては、その醜さのあまり粉々になってしまいます。

    それからは、いつこの石のうさぎに生命が宿るのだろうかと読み続けたのですが、全く違った終わり方でした。
    こんな展開は予想しませんでした。
    読後感は一言、切ないです。

    読み手の年代によって、受け止めることも全く違って心に響く作品だと思います。
    私は、ありのままの現実を受け入れ、不幸を不幸と思わないで幸せを享受することの大切さを教えられたと感じました。

    逆に言えば、5歳〜大人が対象年齢という幅広の作品だと言えると思います。

    投稿日:2008/05/10

    参考になりました
    感謝
    0

3件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / おだんごぱん / ねないこ だれだ / がたん ごとん がたん ごとん / 名前のない人

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • なまえのないねこ
    なまえのないねこの試し読みができます!
    なまえのないねこ
    出版社:小峰書店 小峰書店の特集ページがあります!
    ぼくは ねこ。なまえのない ねこ。ひとりぼっちの猫が最後にみつけた「ほんとうに欲しかったもの」とは…


絵本ナビ編集長『はじめての絵本 赤ちゃんから大人まで』2月24日発売!

みんなの声(27人)

絵本の評価(4.68)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット