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作・絵: シモーナ・チラオロ 訳: おびか ゆうこ  出版社: 徳間書店 徳間書店の特集ページがあります!
小さな子どものサボテン、サボタの「だきしめてほしい思い」を描いた、心がほっとあたたまる絵本です。

とうちゃんのトンネル」 みんなの声

とうちゃんのトンネル 作・絵:原田泰治
出版社:ポプラ社 ポプラ社の特集ページがあります!
本体価格:\1,200+税
発行日:1980年
ISBN:9784591005279
評価スコア 4.88
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  • 原田泰治さんの絵本

    原田泰治さんの絵本と知って手にとりました。原田さんの体験をもとに書かれたという絵本。原田さんが日本各地を歩いて、土の匂いのするやさしい絵を描き続けてきた原点を感じました。

    戦争直後に町から村に引っ越してきた一家。体験したことのない農作業を開墾から始めます。
    畑を作り、陸稲を作り、成功したり、失敗したり、大自然を前に挑み続けるお父さん。原田さんの優しい絵に対して骨太の内容です。
    題名ともなっている「とうちゃんのトンネル」。お父さんは、農作物に欠かせない水を得るために山にトンネルを掘り始めます。掘り進んで大きな石にぶつかって考え込むお父さん。それを思いやるたいすけの木琴の音色。木琴もお父さんに作ってもらったものでした。
    お父さんは大きな石をよけて再び掘り始めます。お父さんは人生をあきらめるなと語ります。
    掘り始めて2年目、とうとう水が出ました。水が出ても、田圃づくりも一から始めます。
    気の長い、根気のいる、壮大なドラマ。
    あきらめるな、あきらめるなと繰り返しているようです。

    このドラマの中で、小児麻痺で足の不自由だったたいすけが歩けるようになったエピソードも語られます。原田さんの原点があるのでしょう。

    あとがきに、カンテラ、木琴と絵本に出てくる品の写真があります。原田さんの思い出の品。宝物です。
    お父さんへの思いを強く感じます。そっと自分のことを考えていました。

    人生、家族、自分、etc. 子どもたちにとって、とても貴重なことを教えてくれる本です。

    掲載日:2010/03/02

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  • 尊敬します

    • ねーねーさん
    • 30代
    • ママ
    • 山口県
    • 女の子11歳、女の子10歳

    昔の人のがんばりには、本当に頭が下がる。
    戦後の貧しい時代、食料や物が不足した生活。
    お嫁にやる朝のお赤飯も作れない。親としてそんな情けない
    ことはない。ただただ、涙をながすとうちゃん。

    水さえあれば・・と、とうちゃんは一人でトンネルを掘り始める。
    大きな石に突き当たり、これまでか・・・となるが
    くじけないとうちゃん。
    たくさんの困難にぶつかり、乗り越え、豊かな生活を手に
    入れることが出来た。お米や水、作物と物質的な豊かさもあるが
    心の豊かさも培われていた様に思う。

    尊敬すべきとうちゃんである。

    掲載日:2006/10/26

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    2
  • 日本のお父さんに

    • 楽葉さん
    • 60代
    • じいじ・ばあば
    • 埼玉県

    勤務中 本棚の整理をしながら手に取ったまま
    時を忘れて読み続けた絵本がいくつかある
    これもその1冊 泣けてしかたがなかった

    一番心に残っているのは…
    不毛な土地に水田を作るため一人で水を引くトンネルを
    掘り始めたものの 大きな岩に行く手をはばまれ 
    挫折しそうな時 子どもが吹く笛の曲にじっと聞き入り 
    そしてまた気持ちを新たにして立ち向かっていく…場面

    ここには一家の主として 家族を養う男の生き方が
    絵本という表現で 確かに描かれていると思う
    自伝的要素も含めて本当に描きたかったものを
    描いていることがビンビン伝わってくる

    これは世のとうちゃんにぜひ手にとって欲しい1冊だ

    出版当時は無名だった作者は まもなくナイーブな
    作風の画家として有名になるのだが それはまた別な話

    掲載日:2009/05/08

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    1
  • 父の強く深い愛情

    • はなしんさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子9歳、男の子6歳

    実話ということで、感動もひとしおでした。
    そして、昔の人は、本当に苦労をいとわなかったのだなと感心するばかりです。
    また、現代では、水道をひねれば簡単に、しかもいくらでも出てくる水の有難さをこの絵本を読むと感じることができます。
    こんな風に貧しい生活の中で父親の苦労する姿を日々見せ付けられたら、どうしたって父を尊敬するだろうし、家族の絆も深くゆるぎないものとなるのでしょう。
    父の強く深い愛情を感じて、目がうるんでしまいました。

    掲載日:2006/11/19

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    1
  • 夫からのプレゼント

    誕生日にもらいました。本屋にいってひとつひとつ手にとって読んでみて「これや!!」と思ったそうです。
    実はこの本、何年か前図書館で借りて読んだ時、おもわずうるうるきてしまった本なんです。こんな形でまた手に取れるなんて感激!
    戦争で食べるものがなくなり、町から村の山に引越してきた一家の話です。お百姓仕事をしたことのないとうちゃんは村の衆に教えてもらいながら畑をつくり子どもたちのお腹を満たしてやることができました。ところが高台に家があるため水を引くことができず、お米をつくることができません。
    およめいりの朝、自分の家で取れたお米のお赤飯を食べるという風習があるのに、それがかなえてあげられず、長女は嫁いでいきます。そんなとうちゃんが考えたことは、水を引くトンネルをほること!
    この話は筆者が幼い頃経験したそのままの話だそうです。
    とうちゃんの気持ち、それを形にした筆者の気持ち、どれも心に響きます。

    掲載日:2005/02/11

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    1
  • 表紙とは違って

    この絵本の表紙を見て戦争のお話かなって思っていたのですがちょっと違いました。戦争後の村でのお話で、その村でお父さんが水を掘り当てて家族でたくましく生きていくお話でした。うちの子はこの生活を見て「おもしろそう!」と言っていましたが、実際になったら大変なことは今の子供にはわかりにくいですかね!でも、こういったことを知っとくだけでもいいですね。

    掲載日:2014/11/03

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    0
  • 貧しかったけど、家族みんなで生きてた。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子17歳、女の子12歳

    図書館でタイトルを見て、「いったいどんなお話なんだろう」と気になって借りてきました。
    このお話は作者自身の体験と、子どもの頃のことを描いたものでした。
    戦後の日本の貧しさや畑仕事を知らないおとうさんの辛さ、それを家族で支え合って、一生懸命生きている姿がとてもよかったです。

    後書きの文章と一緒に、作中にも出てきた当時使っていたカンテラと木琴の写真が載っています。
    作者自身が何年も大切にしていたんだと、ジ〜ンとしてしまいました。

    日本の全体が貧しかった時代、こんな風に一生懸命生きている家族がいたというのが素敵です。
    小学校の高学年くらいから、中高生のお子さんたちにお薦めします。

    掲載日:2012/10/27

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  • 先人の苦闘

    このお話は作者自身の体験談とのことです
    それを知ってから読み始めると、壮絶なまでの大自然に対する挑戦し続ける父の姿が、生き生きと伝わってきます
    きっと今では想像もつかないほどの苦労があったことと思います
    でもこうした先人の苦闘があったからこそ、今の私たちの生活もあるのでしょう
    あとがきの「カンテラ」と「木琴」は歴史を感じます
    小学校低学年から大人までお勧めです

    掲載日:2012/07/06

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  • ふるさとへの思い

     私自身が原田さんの絵が好きで購入した絵本。
    原田さんの描く「ふるさと」の風景は、ここから始まったんですね。

     海外で暮らした約20年の長い年月・・・その間にはいろいろなことがありましたが、ふるさとを思わない日は1日たりともなく、心の中の原風景と原田さんの絵とが重なり、何度も励まされました。

     原田さんの絵を、日本の懐かしい風景を、娘は気に入ってくれるかな?と思いながら、この絵本を手渡しましたが、ぬいぐるみたちと私を前に、感情豊かに読み聞かせをしてくれました。
    とうちゃんの気持ち、好子ねえちゃんの気持ち、そして、たいすけの気持ちをそれぞれ汲み取って、丁寧に、丁寧に読み進めていく娘に、成長の跡を感じました。

     どのページからも、人々の温かさと四季の美しさが伝わってきます。こんな素晴らしい絵本を娘と共有できることをとてもしあわせに思います。

    掲載日:2012/02/09

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  • トンネルを見に行きたくなる

    • 読み聞かせパパさん
    • 40代
    • パパ
    • 群馬県
    • 女の子13歳、男の子11歳、女の子8歳、男の子5歳

    小6の2人に話しました。
    「本当の話だよ」と前置きしました。
    カバーの原田さんの写真を見せました。
    とうちゃん手作りの木琴とトンネル掘りに使ったカンテラの写真も見せました。
    表紙から子どもっぽい感じを受けたのか、初めは「つまらなそう」と言っていましたが、読み終えると、2人とも「すごい…」と一言。

    お姉ちゃんの嫁入りに間に合わなかった餅米作り。
    それならと、住んでいる山の中腹から水を掘り当て、田んぼを作ろうと決意したとうちゃん。
    「そこからは出ない」と言われた水を掘り出すのに2年、田んぼを作るのにさらに4年。営々と努力し続けることの重みが、ズシッと伝わってきます。なにか神々しさに似たものを感じます。

    思わぬ大岩の出現にうちひしがれたとうちゃん。とうちゃんに元気になって欲しくて、学校で教わった『こぎつねこんこん』を木琴でかなでる泰治。木琴の音色はどんなにか美しくトンネルに響いたことか!読んでいる私がグッときました。

    原田さんのあとがきも読み聞かせました。2人は神妙な顔つきでした。

    掲載日:2011/12/06

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