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むげんことわざものがたり

むげんことわざものがたり(偕成社)

好評につき2刷!ことわざがつながって、ひとつの物語になったおもしろ絵本

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新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

とうちゃんのトンネル」 ママの声

とうちゃんのトンネル 作・絵:原田泰治
出版社:ポプラ社 ポプラ社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:1980年
ISBN:9784591005279
評価スコア 4.89
評価ランキング 16
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  • 尊敬します

    • ねーねーさん
    • 30代
    • ママ
    • 山口県
    • 女の子11歳、女の子10歳

    昔の人のがんばりには、本当に頭が下がる。
    戦後の貧しい時代、食料や物が不足した生活。
    お嫁にやる朝のお赤飯も作れない。親としてそんな情けない
    ことはない。ただただ、涙をながすとうちゃん。

    水さえあれば・・と、とうちゃんは一人でトンネルを掘り始める。
    大きな石に突き当たり、これまでか・・・となるが
    くじけないとうちゃん。
    たくさんの困難にぶつかり、乗り越え、豊かな生活を手に
    入れることが出来た。お米や水、作物と物質的な豊かさもあるが
    心の豊かさも培われていた様に思う。

    尊敬すべきとうちゃんである。

    投稿日:2006/10/24

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  • 父の強く深い愛情

    • はなしんさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子9歳、男の子6歳

    実話ということで、感動もひとしおでした。
    そして、昔の人は、本当に苦労をいとわなかったのだなと感心するばかりです。
    また、現代では、水道をひねれば簡単に、しかもいくらでも出てくる水の有難さをこの絵本を読むと感じることができます。
    こんな風に貧しい生活の中で父親の苦労する姿を日々見せ付けられたら、どうしたって父を尊敬するだろうし、家族の絆も深くゆるぎないものとなるのでしょう。
    父の強く深い愛情を感じて、目がうるんでしまいました。

    投稿日:2006/11/19

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  • 夫からのプレゼント

    誕生日にもらいました。本屋にいってひとつひとつ手にとって読んでみて「これや!!」と思ったそうです。
    実はこの本、何年か前図書館で借りて読んだ時、おもわずうるうるきてしまった本なんです。こんな形でまた手に取れるなんて感激!
    戦争で食べるものがなくなり、町から村の山に引越してきた一家の話です。お百姓仕事をしたことのないとうちゃんは村の衆に教えてもらいながら畑をつくり子どもたちのお腹を満たしてやることができました。ところが高台に家があるため水を引くことができず、お米をつくることができません。
    およめいりの朝、自分の家で取れたお米のお赤飯を食べるという風習があるのに、それがかなえてあげられず、長女は嫁いでいきます。そんなとうちゃんが考えたことは、水を引くトンネルをほること!
    この話は筆者が幼い頃経験したそのままの話だそうです。
    とうちゃんの気持ち、それを形にした筆者の気持ち、どれも心に響きます。

    投稿日:2005/02/08

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  • お父さん、かっこいい

    • みっとーさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 男の子10歳、女の子8歳

    お父さんすごい…。
    こんな風に、自分をみせることが、子の生き方に大きく影響するような、そんな生き方をしてみたい。というか、しなくちゃいけないんだろうな…って思いました。

    困難な課題にも、あきらめずに挑戦し、目標を達成してしまう。
    そんなお父さん、かっこよすぎます。

    投稿日:2021/08/26

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  • 人生を諦めるな

    図書館で何気なく手にしたえほんでしたが、大人の心にも響く、素敵なお話でした。
    家族のために、長い歳月をかけて、水を得るためにトンネルを掘るとうちゃんのお話です。
    後から、作者の原田泰治さんの体験が元になった実話と知って、なお一層心に残りました。
    「人生を諦めるな」と、子供にも大人にも語ってくれているようです。

    投稿日:2019/03/14

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  • 表紙とは違って

    この絵本の表紙を見て戦争のお話かなって思っていたのですがちょっと違いました。戦争後の村でのお話で、その村でお父さんが水を掘り当てて家族でたくましく生きていくお話でした。うちの子はこの生活を見て「おもしろそう!」と言っていましたが、実際になったら大変なことは今の子供にはわかりにくいですかね!でも、こういったことを知っとくだけでもいいですね。

    投稿日:2014/10/30

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  • 貧しかったけど、家族みんなで生きてた。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子17歳、女の子12歳

    図書館でタイトルを見て、「いったいどんなお話なんだろう」と気になって借りてきました。
    このお話は作者自身の体験と、子どもの頃のことを描いたものでした。
    戦後の日本の貧しさや畑仕事を知らないおとうさんの辛さ、それを家族で支え合って、一生懸命生きている姿がとてもよかったです。

    後書きの文章と一緒に、作中にも出てきた当時使っていたカンテラと木琴の写真が載っています。
    作者自身が何年も大切にしていたんだと、ジ〜ンとしてしまいました。

    日本の全体が貧しかった時代、こんな風に一生懸命生きている家族がいたというのが素敵です。
    小学校の高学年くらいから、中高生のお子さんたちにお薦めします。

    投稿日:2012/10/07

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  • ふるさとへの思い

     私自身が原田さんの絵が好きで購入した絵本。
    原田さんの描く「ふるさと」の風景は、ここから始まったんですね。

     海外で暮らした約20年の長い年月・・・その間にはいろいろなことがありましたが、ふるさとを思わない日は1日たりともなく、心の中の原風景と原田さんの絵とが重なり、何度も励まされました。

     原田さんの絵を、日本の懐かしい風景を、娘は気に入ってくれるかな?と思いながら、この絵本を手渡しましたが、ぬいぐるみたちと私を前に、感情豊かに読み聞かせをしてくれました。
    とうちゃんの気持ち、好子ねえちゃんの気持ち、そして、たいすけの気持ちをそれぞれ汲み取って、丁寧に、丁寧に読み進めていく娘に、成長の跡を感じました。

     どのページからも、人々の温かさと四季の美しさが伝わってきます。こんな素晴らしい絵本を娘と共有できることをとてもしあわせに思います。

    投稿日:2012/02/06

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  • 努力!

    • きゃべつさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子9歳、男の子6歳

    学校の図書整理をしていて目に留まりました。

    やせた土地で畑作をしていたお父さんが
    「水さえあれば」とがんばってトンネルを掘り、段々畑を作っていくお話です。

    昔の農業の大切さや大変さをひしひしと感じました。
    お父さんの努力が実り、田んぼができたページではほっとしました。

    あとがきに実話をもとにしたと書いてあって
    感動もひとしおでした。

    投稿日:2011/04/28

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  • 感動です

    • なびころさん
    • 20代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子 5ケ月

    大切な家族のために人生をかけているお父さんは本当に素晴らしいと思いました。英語版があれば是非旦那にも読んで欲しい絵本です。もしなければ私が訳そうと思います。それ程素晴らしいのです。やった事もないことでも周りの人の知恵を借りてやったり、ダメだと言われても水神様を建ててお祈りして自然を味方につけて行動する。この御父さんは素晴らしいです。全てのことに感謝の気持ちをもって行動しているからです。無いのであれば作ればいい、私の心に刻まれました。トンネルの中に鰹の缶詰めに花が活けてある場面があります。これがお父さんの心をあらわしているようでした。どんなに暗いトンネル(人生、境遇、時代)でも一輪の花さえあれば(大切な家族さえいれば)苦しい事もやる力が湧いてくる、そう言っているように感じました。私が子供の頃に是非で会いたかった絵本です。子供にこれ程までの尊敬の念を抱かせ何年たっても色あせないお父さんの功労は素晴らしいと思いました。私も同じ子供を持つ親としてこの御父さんをお手本にして日々を送りたいと思いました。素晴らしい絵本と出会えました。絵にも感情がこもっていてお父さんの表情や作者の子供の頃の表情、お姉ちゃんがお嫁入りする日の場面などどの場面をとっても全てが素晴らしいです。大好きな絵本です。沢山の人に読んでもらいたいです。

    投稿日:2007/10/18

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