ぺんぎんたいそう ぺんぎんたいそう
作: 齋藤 槙  出版社: 福音館書店 福音館書店の特集ページがあります!
赤ちゃんでも楽しめる「ぺんぎんたいそう」

大男ボルス」 みんなの声

大男ボルス 作:松居スーザン
絵:佐藤 国男
出版社:北水
本体価格:\1,400+税
発行日:2001年
ISBN:9784939000324
評価スコア 4.67
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みんなの声 総数 5
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  • 木目のやさしさと、お話のやさしさと 

    タイトルからは想像できなかった、優しさ満ち溢れるお話です。
    大男ボルスという名前から、怪物でも現れるのかと思ったら同じ人間。
    ただ大男だというだけで恐れられ追いやられた悲しい男の人でした。
    ボルスが村に近づくと、捕まると子どもたちが生きて帰れないなどと大騒ぎが始まります。
    誰がそんなことを言い始めたのでしょう。
    いい加減な話が広まって、村人の間では本当のことのようになってしまっていたのです。
    村人が家に逃げ込んだ後、落ちていた布団を、拾い上げて汚れを落とし、またさおにかけてあげる。
    ボルスは、そんな優しい男でした。
    女の子がその優しさを見抜いて友だちになるのですが、これがまた人々には誤解されてしまい、寄ってたかってボルスは袋叩き。
    それでも抵抗しないボルス。
    ボルスの優しさと悲しみばかりが浮かび上がるお話です。

    このお話に加えて、絵の優しさが素晴らしい。
    はじめは、ボルスの描かれ方が大男らしくなくて違和感があったのですが、木目を背景に溶け込ませた木版画の優しさと、優しい色調に、最初からこのように描きたかったのだと納得しました。
    ボルスは化け物ではなく、素朴な優しい男。
    タイトルとの落差はあるけれど、とても優しい絵が、お話とマッチしていると思いました。

    一本のトドマツのお話でした。

    掲載日:2011/11/23

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  • はじめの ボルスは 怖いイメージで描かれていたので、怖い人なのかと思いました。でも ボルスは大きい体で袋を担いでいるだけなのに・・・・ みんなは 怖いと逃げるのでしょう?

    落ちていた布団を丁寧に土をはらい 竿にかけているのを 窓の中からきいろい女の子が見ていました。
    小鳥たちはボルスの優しさを知っています。
    なぜ?村人は体の大きなボルスを追い出したのかが 分かりません?

    彼は自然の鳥や 花に囲まれて生きているので 優しい顔をしています

    小さい女の子だけが ボルスの優しさに気づくのです。 子供は先入観無く本当の姿を見る目を持っているのですね!
    大人は 先入観で 本当の物が見えないなんて 悲しいですね。

    かわいそうに 目に石を投げつけられて左目が見えないなんて・・・
    大人は 女の子の声を聞く耳を持ってなかったのです。 おろかですね・・・

    一人でも 気づいてあげてほしかった!!

    気づくのが遅すぎたのです。 ボルスは 寒い雪の上で死んでしまったのです(涙がでてきます・・・彼の優しさを生かしてあげれなかったことが・・・)
    ボルスはトドマツになって 村を守っているのです。

    みんなの一日は、 いい一日 だったかな・・・
    あしたも、 いい日になると いいな・・・(こんなことを思いながら)

    神様のような ボルスは、 トドマツに生まれ変わり 鳥や 花に愛され 村人たちを護ってくれているんですね

    佐藤国男さんの版画は、色がきれいで 花も鳥も ボルスも空の色 雲もとてもステキでした。
    宮沢賢治にひかれ、その世界を版画に作り続けている
    なんてすばらしい! 応援しています! 又賢治の本も読んでみたいです!

    掲載日:2010/11/01

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  • ボルスがいい一日を送れていると思いたい

     あまりにも体が大きいという事で、谷間の村からはじき出され丘を二つ越えた静かな谷間に鳥たちと一緒に暮らす、大男ボルス。

     村から、追い出されたボルスが果たして、村にどんな危害を加えるのかと、読み進めると 彼は何もしていません。

     ただただ、かつて住んでいた村の人や、森の中にすむ動物たちや、川にいる魚たちの事を思いやる優しい人物です。
     みんなの一日が いい一日 だったかな・・・
     みんな、ぶじ 夜 すごせたらいいな・・・
     この言葉に彼の心の寛大さと孤独を感じます。

     純粋な子どもの目には、彼の人間としての素晴らしさが映っていたのでしょう。
     なんの先入観も持たず、近づく黄色い頭巾をかぶった女の子。
     この小さな交流がボルスにとって、どんなに嬉しかった事でしょう。

     村の大人たちの思い込みによる誤解で、傷つけられた後も村を愛する心を持ち続けるボルスの姿に、なんて綺麗な魂を持った人物だろうと感心しました。
     ラストは、村人のボルスに対する警戒心も消え、心優しい人物であることが理解されほっとします。が・・・。

     もっともボルスらしい、いえボルスの望む姿になって生き続けられ、ボルスは毎日、いい一日を送れている と思いたいと考えました。

    掲載日:2010/10/11

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  • 絵(画)が素晴らしいです!

    • 梨華さん
    • 30代
    • その他の方
    • 北海道

    佐藤国男さんの版画!?の作品で、とても素敵でしたので選ばせて頂きました。
    空の色もシーンによって色鮮やかで、眺めているだけでも癒されます。
    お話は、心優しい大男ボルスと小さな少女の友情のお話なのですが、人間は、初めてみるモノや姿、カタチの違うモノを受け入れようと出来ないものなのでしょうね。
    何故、真実を見ようとしないのでしょうか!後悔しても遅すぎますよ!
    この物語は、優しい心を育て、心を豊かにしてくれる、切ないですが、心温まるお話でした。
    小さなお子様にもお薦めの1冊です。

    掲載日:2006/06/08

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  • 木版画の優しさ

    • レイラさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子11歳、男の子9歳

    体が大きいために恐れられ、村を追い出されたボルス。
    でも黄色い服を着た少女だけは彼の優しさを見抜いていました。
    ナイーヴなボルスの心はやがて自然と溶け合い、
    一体となっていくのです。
    木版画の絵がとても素朴です。
    少し長いお話ですが、子ども達はきっと感じ取ってくれると思います。
    ボルスの切ない気持ちがしんしんと伝わってきます。
    見た目に惑わされず、真の姿を子どもは見抜くのですね。
    大人としては、ボルスの左目に当たった石が気になります。
    日々の大人の姿を反省させられてしまいます。

    掲載日:2005/02/27

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