一度大きな事故があると、その場所はふたを閉めて利用できなくなるのが現状です。事故の原因より、防止することばかり。そんな現社会を風刺しているかとも思いましたが、さすが、絵本の世界はちがいました。
いろんな遊びがあるよ。ということと、新たに出てくる可能性の話に奥深い教育とこんな校長先生、教師がいてほしいとつくづく感じました。
よみながら、2つ、3つ、4つとふえてくるびゅんびゅんごま。わたしもまわせるだろうか、途中でやめてしまうかもしれない。など自分のように感じました。でも、こうすけくんは、自分の責任で、つかえなくなった場所を再度使えるようにしてほしい一心で、がんばる姿。とても感動です。ひたむく姿に何かを思い出させてくれました。
また、おんなのこの葉遊び。いいですね。結果、得たものが、遊び場の再開ですが、できるようになったものがあります。それを校長先生は、講堂で発表させるなんて、ほんとにすてきな校長先生です。いいですね。こんな先生。気がつくと感動させられる本となっていました。