世界の国からいただきます!(徳間書店)
世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!
ゆびたこ(ポプラ社)
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この絵本が出版されたのは2004年なので、18年ほど以前です。マヒで両足が動かない女の子が車椅子で買い物に出かけます。まだそのころはバリアフリーの意識が低い時代だったのでしょう。困ったことや嫌な出来事にたくさんあいました。
投稿日:2022/07/22
車いすで初めてのおつかい。 スーパーの段差、歩道の前の段差、じろじろと見てくる目、触れてはいけないという大人の態度。町にでて感じるたくさんのモヤモヤを、新しくできた友達と一緒に改称していきます。 車いすに乗っている子だけでなく、誰だって気持ちが前向きになるのには、お友達という安心できる人を見付けることから始まるのかもしれないな。って感じました。
投稿日:2020/08/22
主人公のアンナは車いすに乗って、買い物に出かけます。腫れ物扱いも特別扱いもいや!必要なときだけ助けてほしい、、、でも、友達ができて強くなったアンナは、思ったことを言うようになります。 目をあわせないようにしたり、かわいそうと勝手にあわれむことは逆に傷つけいらだたせる、という気持ち、娘につたわるかな?と思いながら読みました。 難しいと思ったようですが、深いけどわかりやすく描いてあり、考えさせられたようです。
投稿日:2014/08/30
車いすの人を町で見かけるたびに 「何か手伝ってあげたい」と思いますが どう接してあげたらいいのか?と少し構えてしまったりしていました。 でもこの女の子にとって足が不自由で車いすに乗っている自分は 「算数が苦手」とか「歌うのが下手」とかっていう不得手なことの一つというとらえ方をしているのです。 なんら他の人と変わりはないのだから“車いすだからって特別あつかいはしないで”という気持ちがとてもすんなりと入ってきます。 案外こういう気持ちって大人の方が持ってますよね。 娘も幼稚園の頃、車いすではないけれど障碍を持つお友達がいて でもだからといって特に垣根はなく園児たちが全員すんなり受け入れていたことを目にして 逆に親たちが気付かされたという思いがありました。 本当のバリアフリーってこういうことだなってしみじみ思う絵本です。
投稿日:2011/02/15
娘のお気に入り。 5日間で10回以上読まされた。娘は自ら同じ回数は読んだ。 気づかい訊ねることをしない、大人に対してアンナは思う。 あしのこと、話したいのに。 あしのこと、聞いてほしいのに。 娘が図書館で見つけたステキな一冊。
投稿日:2009/12/02
車椅子でお使いに出かけたアンナ。多くの好奇の目になぜ?という思いがわいてきます。 車椅子というだけで可愛そうな女の子、何も出来ない子供と思われていることに腹を立てる。自分は何でも出来るし、みんなとも何も変わらないと・・・ でも実際は少しの段差も一人では上れないし、手の届かない場所の物もある。 やっぱり普通とは少し違う。でも、違うけど同じように行動できる、誰かの手助けがあれば 車椅子を使用している方は少なからず身の回りにいるはずです。親しい間柄なら手助けの間も要領もわかるでしょう。 でも見ず知らずの人だとじろじろ見ちゃいけないとか、安易に手を出してもいけないんじゃないかとか考えてしまいます。 どのタイミングで声をかけてみるのがいいのか実際には難しいですよね。アンナみたいに聞かれたらちゃんと答える事が出来るのに、陰でコソコソ可愛そうにとか見ない様にとかされる事に違和感をもってる方が多いのかも知れない。 ハンデをもたれている人がいる事が当たり前で、当然のように手助けを要求できたり、自然に手を差し伸べられたり出来る様にわたし自身もアンテナを張り巡らせていたいと思う
投稿日:2008/06/01
息子は国語で『もうどう犬の訓練』を習い、 身体障害者リハビリテーションセンターで福祉を勉強しました。 車いすにすごく興味を持ったみたいでした。 自分も車いすに乗ってみて、その操作の難しさに驚いたそうです。 この絵本は奥が深いと思いました。 手助けがただのおせっかいとなる場合もあるということまで触れています。 心のバリアフリーを考えさせられます。 相手の立場にたって考えられる、 相手を思いやることが大事なんだと思いました。
投稿日:2007/03/25
「心のバリアフリー」と、よく聞きます。 ハード面のバリアフリーをいくら進めても(それはもちろん大切だけど)人々の気持ちにバリアがあれば、本当のバリアフリーにはならないというようなことだと私は理解しています。 多分、「知らない」「気づかない」あるいは「誤解」ゆえの「心のバリア」がかなりあると思います。 たったひとつの「ちがい」が、関係ない部分での同情や、全体の否定につながる…。 「できることがある」ということに気づいてもらえない…。 そのことに対して、最初は「おなじこと」にこだわり、腹を立てているだけだった主人公のアンナ。 でも、ふとっちょのジギーの助けで、自分が「ちがっていること」を受け入れ、「できないこと」は人に助けを求められるようになります。 ジギーによってアンナの心からバリアが除かれ、アンナ自身が大きく成長します。そして今度はアンナが誰かの心からバリアを取り除いていくでしょう。 相手が何を必要としているかを察するのは難しい。 でも少なくとも耳と目と心を閉ざすことなく接することができればと思います。
投稿日:2006/09/05
バリアフリーについて考えさせられる絵本ですが、 車いすの少女の気持ちがストレートに描かれていて、 私達の関わり方のヒントを与えてくれます。 車いすのアンナにお使いを頼んだお母さんも立派ですよね。 できることはみんなと同じようにしたい、特別扱いしないで! というアンナの叫びは大切にしたいです。 息子達の学校生活を見ても、 意外と子ども同士の中では車いすであろうが みんな一緒の扱いです。 アンナにお友達ができたように、 子どもの世界は想像以上に純粋かもしれません。
投稿日:2005/07/07
パパが読んでくれました。(夫は職業柄、意図的に選んだようです。) 両足がマヒしていて、車いすに乗っているアンナは、お母さんに頼まれて、初めてひとりで、スーパーにおつかいに行きます。 行く途中、色んな人にアンナは出会います。 お話したそうに、立ち止まる小さな女の子。 その子の手をひっぱって、どんどん行ってしまうお母さん。 男の子たちに、「やーい、でぶっちょ。」とからかわれている男の子。 にっこり笑って頷いてくれる人(少数)。 黙ってアンナをじろじろ見る人(大多数)。 さっきの女の子が、車いすを指差して「それ、なあに?」と聞きます。でも、お母さんは・・・??? 横断歩道では、段差があり、アンナひとりでは上がれません。そこへあらわれたのは・・・??? アンナが望んでいるのは、同情や見せかけの優しさ(おせっかい)ではありません! 車いすに乗っていたって、足がマヒしていて動かなくたって、私はふつうの女の子よ!ちゃんと、ひとりで買い物だってできるのよ!! そんな、アンナに素敵な友達ができます。 私たちに、本当のバリアフリーってどんなことか?!を問いかけ、教えてくれると同時に、アンナ自身も、今までかたくなに「私はふつうよ!」とがんばってきたけれど、「ちょっとだけふつうとはちがうけれど、ちがっていてもいい。」「助けが必要なときは、助けてもらったっていい。」、心が強くたくましく成長できたというストーリーが、染み込む素敵な絵本です。
投稿日:2005/05/18
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