写真絵本です。図書館で目について、借りてきてしまいました。
写真は伊藤泰寛さん。そうです。この絵本は文章をお母さんご本人が、写真をお父さんが撮られたつまり、「温かい1つの家族の物語」なのです。
絵本は、もう大きくなったお母さんのおなかを、一番下の妹さんがそっと抱きしめて、おなかの音を聞いているシーンから始まります。
1ページ1ページ、新しい命の誕生を家族みんなで喜んで迎えている気持ちがにじみ出てきていて、読んでいると、とても温かい気持ちになってきます。
最後のページに、家族みんなの会話と兄弟の写真を後書きとして載せられているのですが、お兄ちゃんお姉ちゃんに混ざって、妙に一人前に同じポーズをとっている赤ちゃんが、何ともいえず良かったです。
これから出産を迎えられるご家族で、ぜひ読んでみてほしい絵本です。