「よるわたしのおともだち」 みんなの声

よるってなんだろう？
なかなかぱっとうまく説明できないかもと思いました。
ゆうやけが終わらないうちに寝てしまう女の子…ねかしつけに苦労する親としてはいいなーと思いましたが、起きるのがその分とっても早いのですね。どちらがいいかしら？とついつい思ってしまいました。こどもの健康的にはやはり早寝早起きでしょうね。

小さい頃に、大人みたいに夜遅くまで起きていたくて「今日は寝ない！」と宣言するのに、８時には眠気に勝てず、寝てしまっていたことを思い出しました。
子どもにとって、夜は未知で、とても魅力的なものです。
毎日夜更かしはよくありませんが、大晦日など、いつもよりも少しだけ長く起きている日に、この絵本を読み聞かせたいなと思いました。

ひろこちゃんは、夜から友達の印に星のかけらを貰っていいなあって思

いました。仲良しのまことくんのように、「眠くて眠くて　たまらなく

なるものだろ」が最近なかなかない私です。そのかわりに、朝が眠くて

眠くてなかなか起きれないでいる私です。ひろこちゃんのようにあまり

にも早く寝るのも何故かもったいないような気がしてしまう私ですが、

早寝早起きは習慣づけたいなあって思っています。

色彩鮮やかで夜の表現方法がいいなあって思いました。

ひろこちゃんは、夜をよく知りません。だって、夕焼けが終わらないうちに眠ってしまうからです。だから、夢の中にも、夜は広がりません。色々な人に、夜のことをきいてみたけど人それぞれ。
それなら、自分で確かめようと、昼寝をして、初めて、夜を見てみるのです。
初めて、夜と出会う場面の描写が、なかなか素敵だと思いました。
その表現が、とてもリズミカルで、夜の暗いイメージを大きく変えてくれました。素敵な表現を、またまた盛り上げてくれる絵で、聴覚、視覚に爽やかな風を吹き込んでくれました。

この絵本は表紙の黒・青・オレンジがすごく印象的で手にとった絵本です。そしたら黒の絵本3部作があったなんてこのナビで初めて知りました。この絵本はよるを知らない女の子のお話です。夜を知らないのでいろいろ想像したり家族によるってどんなのか聞くのですがみんないろんな返答をします。私ももし娘に聞かれたらどう答えるだろう？とか考えさせられました。是非ほかの2作品も読んでみたいです。

よるをよくしらないひろこちゃん。
よるってなあに？の問いに両親の素敵な答えとお友達の現実的な答え。私だったらなんて答えるかな？
お友達の「ねむくてねむくてしかたがないものだろ」の答えには、よくぞ言ってくれました！と言いたいくらい（笑）
子供の素朴な問いには困ってしまいますね。

早寝早起きのひろこちゃん。
夜の事、あまり知らないから、昼寝をいっぱいして、自分で見ることにします。
ひろこちゃんがみた夜は・・・
一度見た、夜の空は、忘れないでしょう。
友達とは・・・
よるだったんですね。
よるが、プレゼントしてくれたんですよね。
ひろこちゃんの夢の中に。
楽しい世界に入れました。
色使いもよく、いい絵本です。
我が子供は、星空が大好き。
いつまでも、この広大な夜空を見て欲しい。
子供の世界も広がる素敵な絵本です。

夕方には眠りについてしまうため、
“夜”が どんなものか分からない主人公ひろこちゃんは
「夜ってなあに？」と家族に質問してみる。

にいちゃんは「地球がグルッと回るんだ」
かあさんは「空が黒い服に着替えるの」
とうさんは「黒マントのおじさんが 空を飛び回るのさ」
仲良しのまこと君は「眠くてたまらなくなるもの」

埒があかないので、
ひろこちゃんは自分の目で確認することに。
いつもの３倍もお昼寝をして。でもまだ、眠い…。
夜は、友達のしるしに星のかけらをくれた。

いつの間にか夢の中に入ってしまうようなのだけど、
その曖昧さが、読み手のイメージを膨らませているように思う。

テーマである「黒」と原色の色使いが斬新で印象的。
小さい子供の目をひくんじゃないかな。

第１弾「なんだったかな」
第２弾「ひとつ ふたつ みっつ」に引き続き、
今江 祥智／作・長 新太／絵（ＢＬ出版）による
「黒の絵本３部作」の完結編。