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木いちごの王さま」 みんなの声

木いちごの王さま 作:サカリアス・トペリウス
絵:山脇 百合子
訳:岸田 衿子
出版社:集英社 集英社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2011年02月
ISBN:9784087814644
評価スコア 4.64
評価ランキング 3,342
みんなの声 総数 10
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  • 子どもの頃に読んでいたような

    図書館の新刊コーナーで見つけました。

    赤の表紙と文・きしだえりこ、絵・やまわきゆりこという文字に惹かれて読んでみました。

    原作は、フィンランドの作家サカリアス・トペリウスだそうです。

    テッサとアイナが摘んできた木いちごを洗っていると、その中に虫がいて、二人は虫を助けてやりました。

    その後、二人が森の中で帰れなくなると不思議な出来事が起こります。

    まるで魔法のような。

    『ディンマリンのおはなし』を読んだ時も思ったのですが、こうした昔話風のお話には、

    気立てがよくて優しくてという主人公が多く出て来ます。

    今時の絵本だともっとひねった展開にするのでしょうけれど、素直なお話というのは、実は物語の王道なのではと最近思うようになりました。

    優しい素直なお話を読んでいると、読んでいると自然に読み手の心も素直になるような気がします。

    子どもの頃によく読んでいたようなとてもかわいいお話だなあと思いました。

    投稿日:2011/07/27

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  • お礼の気持ち

    フィンランドのアンデルセン、と称される
    サカトリアス・トぺリウスによる作品が原作です。
    トぺリウスの『星のひとみ』が大好きなので、
    きしだえりこさんとやまわきゆりこさんが紹介下さるなんて、
    まさに夢のコラボです。
    木いちご摘みに出かけたテッサとアイナが、不思議な体験をするおはなしです。
    木いちごに潜んでいた虫を助けてあげたことが、
    すてきなお礼となって返ってくるのですね。
    木いちごの王さま、その存在感が素敵です。
    なにより、ほっこりストーリーに、
    お二人の文章と絵が、美しく寄り添っています。
    やや長いお話なので、小学生くらいからでしょうか。

    投稿日:2019/09/22

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  • 真っ赤な表紙の可愛らしい女の子に魅かれて、手に取りました。
    やまわきゆりこさんの絵でした。
    森の絵は、木も花も、葉っぱも実も、みんなステキ! 特に、
    ひそやかな静けさの森の中で眠る2人の女の子の夜のシーンの
    すばらしさ! 文字の無い2ページには、
    白夜の薄明かりに輝く星のまたたき、見守る動物たちの息遣い、
    かすかな女の子の寝息・・・そして、森のにおい!
    確かに、においを感じることができました。

    女の子が助けた小さな虫は、実は王さまなのですが、
    偉ぶっておごったり慢心が出ないように、との神様のはからいだなんて!?
    えらくなると、勘違いして自分が分からなくなってしまう人っていますよね。
    子どもには、そんな大人にはなってほしくありません。

    それにしても、迷子になった2人へのおもてなしはサイコー!
    ページをめくるたびに、子どもも声を上げてうれしいビックリ気分に。

    読んだ後は、とってもやさしい気持ちになります。
    友だちを思いやる心を大切に、大きくなってほしいと、つくづく思ったのでした。

    投稿日:2016/04/22

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  • ふしぎな体験

    このお話は、四人兄妹の中の女の子二人がお姉さんの頼みで木イチゴを摘みに行くお話でした。そこで、木イチゴの王さまと出会ってもてなされました。なぜそうなったかというと、この王さまは実は昨日はイモムシにされていて、この女の子たちが助けた恩返しのためだったのです。鶴の恩返しならぬ、イモムシの恩返しとは変わっていましたがとっても面白いお話でした。

    投稿日:2016/03/09

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  • 読み応えのある絵本です。

    この絵本は、図書館で見つけた絵本です。
    絵本コーナーではなく、児童書コーナーにおいてありました。
    確かに、読み応えがあります。
    ストーリーがしっかりとしていて、どんどんお話にのめりこんで
    いった感じです。
    ちょっと長めではありますが、幼稚園生くらいからじっくりと
    楽しめるのではないかと思います!!
    素敵なお話でした♪

    投稿日:2016/02/29

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  • 情けは人のためにあらず・・・です

    1年生の息子に読み聞かせしようと思って借りてきましたが
    息子が私に読み聞かせしてくれました。
    一人で読んでみて面白かったから・・だそうです。

    二人の女の子が小さな虫を助けたことで
    後々にその虫が女の子に恩返しをしてくれます。
    まさに「情けは人のためにあらず」だと思いました。
    巡り巡って自分に戻ってくることは、まだ息子には理解できない
    と思いますが、息子も「親切にしててよかったね〜」と笑顔。

    子供らしい夢のあるお話で良かったです。

    投稿日:2014/10/13

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  • 小さな命と優しい心

    木いちごから出てきた小さな虫。
    初めは驚きますが、払い除けたり踏み潰すことはせずに、外の、しかも虫を狙う鳥には絶対に見つからないようなところに逃してあげます。
    思わず「やさしいね!」と、娘に言いました。

    「さてさて、王様は一体いつ出てくるんだろう??」そう思いはじめた時、「こういうことだったのか!」とナルホドの展開が待っていました。

    小さな命を大切にする優しい心。
    良い行いは、ちゃんと自分にかえってくる。
    教訓めいた感じではなく、不思議なストーリーにのせて、じわっと感じさせるところが素晴らしいなって思いました!

    投稿日:2013/06/17

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  • 優しい心の恩返し

    どこか見覚えのある優しい絵だなあと思ったら、『ぐりとぐら』シリーズでおなじみのやまわきゆりこさんの絵だったんですね。
    人物や森の風景など、淡い色づかいが素敵でした。

    双子の姉妹アイナとテッサは、木いちごを洗っている時に小さな毛虫を見つけます。
    2人はその毛虫を、鳥達の目にさらすことなく安全に逃がしてやりました。
    新しい木いちごを探しに出かけた二人は森の奥で迷子になってしまいますが、不思議なことが起こり…?

    木いちごのしげみの前で次々に起こる不思議に、娘も目を輝かせて聞き入っていました。
    確かに空気のきれいな森の中での食事や、ふんわりしたやわらかなベッドで眠るのはすごく気持ちよさそう!
    『一寸の虫にも五分の魂』ということでしょうか。
    子供達にも、アイナやテッサのような優しい心を大切にしてほしいですね。

    投稿日:2012/10/20

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  • 優しい気持ちに

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子8歳、男の子5歳

    フィンランドのアンデルセンと言われるトペリウス。

    『星のひとみ』『氷の巨人 コーリン』と読みましたが、
    このお話は山脇 百合子さんの絵の効果もあると思いますが、
    読んでいてほのぼのと優しい気持ちにさせられました。

    虫好きの息子たちは
    虫を助けたらいいことがあるんだと
    「クモの糸」のお話も思い出したようで、
    これからも虫のことを助けようと意気込んでいました。

    投稿日:2021/05/14

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  • フィンランドのお話

    「ぐりとぐら」シリーズで、よく知っているお二人の作品だったので、楽しみにして読み始めました。

    フィンランドのお話のようですが、とてもかわいらしくて素敵ですね。

    印象に残ったのは、「王さまが うぬぼれないように 虫になる」ということです。
    このことが、ただのファンタジーだけでは終わらずに、心に残ったのだと思います。

    投稿日:2012/09/17

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