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あの夏の日」 みんなの声

あの夏の日 作・絵:葉 祥明
英訳:長崎市
出版社:自由国民社
税込価格:\1,760
発行日:2000年
ISBN:9784426883065
評価スコア 4.25
評価ランキング 21,528
みんなの声 総数 3
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  • 長崎の祈り

    葉祥明さんの絵は、現実をオブラートで包んだような、スピリチュアルな世界を演出するので、生々しい描写で迫って来る絵本とは距離感があります。
    その葉さんが広島ではなくて長崎を選んだことに意味を感じます。
    遠景で描かれた1945年8月9日の長崎の朝は、戦争すら感じさせない夏風景です。
    それが原爆破裂の瞬間から、重苦しい空気感に包まれて祈りのような風景に置きかわります。
    絵の力で刻印するようなインパクトではなく、心の奥で浸透してっくような手法に、違和感を覚える人もいるかも知れません。
    この葉祥明流の平和願望は崇高です。
    何よりも、長崎にも原子爆弾が落とされたこと、威力としては広島に投下された爆弾よりも怖いものだったのだと、言いたい絵本です。

    投稿日:2023/07/14

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  • 長崎の原爆

    おなじ原爆被害を受けたのに
    なんとなく「広島の次」扱いで
    スポットの当たりにくい長崎の原爆のお話です。

    ナガサキが語るスタイルでお話は進みます
    (このナガサキは、土地・地域そのものだったりするのでしょうか)
    日常の中に突然降ってくる原子爆弾。
    その落差が、痛々しさを誘いますが
    全てを包むナガサキが、それを乗り越えていくという構成は
    生々しさが半減して、
    戦争絵本の中では、手に取りやすいように感じました。

    投稿日:2016/09/07

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  • わたしは8月9日のナガサキ

    • レイラさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子11歳、男の子9歳

    ナガサキがあの夏の日を語ります。
    葉祥明さんの絵が静かに訴えます。
    原爆を扱う他の絵本は少し生々しくて、子ども達へ届けるには躊躇しますが、
    この絵本は作者の画風そのままでおすすめします。
    ナガサキが語る、というのも成功です。
    ニュースで原爆が語られる頃、お子様にやさしく伝えてあげる際にどうぞ。
    我が家では修学旅行で広島・原爆ドームに行った長男に紹介しましょう。

    投稿日:2005/08/01

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