ぬけちゃった ぬけちゃった
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ゴールデンハート」 みんなの声

ゴールデンハート 作:ウルフ・スタルク
絵:エンクヴィスト
訳:オスターグレン 晴子
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
本体価格:\1,000+税
発行日:1999年05月
ISBN:9784039672605
評価スコア 3.5
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  • スタルクのピュアな恋物語

    スタルクの作品を読んできた中で意外感のある作品です。
    内容は少年ルードヴィヒが一目ぼれした少女カタリーナに思いが通じるまでの、甘酸っぱい恋物語。
    カタリーナに心を奪われてしまったルードヴィヒは、何とかして自分の本心を受けれてもらいたいと、いろいろなプレゼントをします。
    それでもカタリーナはなかなかイエスと言ってくれません。
    それは、カタリーナの両親が間もなく離婚するから。
    自分にはずっと続く愛が欲しい。
    ルードヴィヒの親も離婚して、現在は母子家庭です。
    カタリーナの気持ちはわかります。
    ピアノコンテストの前にして練習に集中できないルードヴィヒは、コンクール当日に突飛な行動に出ます。
    とても映画的でロマンチックで、お話はハッピーエンド。

    この作品の意外性は、ウルフならではのサービス精神が抑えられていることです。
    一つは笑い。
    私はウルフの作品のドタバタが好きです。
    一つは背景の深堀。
    この作品では、お互いの家庭環境があまり見えてこないのです。
    最後にキーとなるメロディ。
    ルードヴィヒがコンクールで弾いた曲、カタリーナの口ずさんでいた曲は何だったのでしょうか。
    普段なら種明かししてくれているのですが。

    この作品には、じらされてしまいました。
    それだけ、二人の恋物語がストレートに描かれています。
    他の読者はどう評価するでしょうか。

    掲載日:2011/09/04

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