「ぼくらのムササビ大作戦」 みんなの声

ムササビとはリスに似ている夜行性の動物で、体に幕が付いていてそれを利用して木から木へ移動しながら、食べ物を探すという・・・
あるテレビ番組で、撮影したものを見たことを思い出した
ホームベースのような5角形のかたちという物語の表現が一番適している

本物を見かけたことから、ムササビについて調べ始める友樹は友人の達也とともに、出会ったお爺さんの助言で大銀杏を守るために行動を起こす
すみかである「うろ」を発見することや、ムササビの飛ぶ道「ミドリノカイロウ」の図案など冒険心もくすぐります

登場するどんまいシバタ（先生）や千代ばあ、なぞのおじいさんなどの大人たちも、とても魅力的な存在です

自然の残る地域ならではのお話ですが、物語によって守らなければならない大切さも伝わってくる内容です
低学年でも充分読めると思います

松成さんの絵に惹かれ
新刊だ！！

むささびの本物は
残念ながら
見たことがありません

でも、こうやって、1匹の動物に興味を持って
そこから、図書室で調べて
（個性的な先生との関わりもあり！！）
変な（笑）おじさんとの関わりもあり

とことん友達と追求していく姿が素敵です

そして、なんと！
野菜作り、お料理上手なおばあちゃんが
亡くなったおじいちゃんの記録を出してきてくれたり

妹も面倒臭い存在ながら
でも、共有する時間があって生まれる
兄への尊敬とか

お父さんと仕事仲間の協力

そして、友達の特技を活かした展開

変なおじさんは、実は・・・

こんな風に地域で活動出来たら
それも子ども主体で！！
本当に素晴らしいことですね

ムササビの親子の生き生きと
滑空する姿を思い浮かべながら・・・
拍手してしまいました

素敵な作品でした