この作品を読んだ後に、ナビの皆さんのレビューを読んで「あれ?これって“死と再生”の物語だったの?」と、思った自分にビックリしました。
確かに皆さんの感想を読むとそういう作品なんです。
なのに「あれ?」と、思った自分は読了後に「新しい“いのち”はこうやってくるんだよ♪」という作品だと感じていたんです。
言ってることは同じだけど、私はこの作品で《死》を感じなかったんです。
不思議です。
うちの子が小さい時、よく「わたしは雲のうえでママを見つけて、ママのおなかにきたんだよ」って、ホントなのか創作なのか…言ってたせいですかね〜。
青い空の世界もすごくいいです。
でも、私はラストの2ページがすごく好き!
とってもとっても幸せな気持ちになれる絵本です。
小学校高学年くらいから中学生、高校生くらいにお薦めです。
そしてこの作品を読んだ後には児童書の「青空のむこう(アレックス・シラー:作)」も合せてどうぞ。
“空の世界”の印象がとても似ているので、この作品がお好きな方にはお薦めです。