「だあれだ だれだ？」 ママの声

ねこや犬やぞうがいないいないばあ遊びをする、小さなサイズの赤ちゃん向けの絵本です。
それぞれに「あむあむあむ」と食べ物を食べるシーンがあるので、いないいないばああそびと一緒に、あむあむと食べる仕草も赤ちゃんと一緒に楽しめます。
今度、赤ちゃん向けのおはなし会で読んでみようかなと思います。

乳児・小さい子向けおはなし会用にセレクト。
ねこ、いぬ、ぞうが登場し、顔を手で隠して、誰か当てる趣向です。
でも、少ししか隠していないので、小さい子でもわかるでしょうね。
いないいないばあの感覚です。
うれしいのは、それぞれみんな大好物を食べるシーンがあること。
幸せそうな笑顔がなんとも言えません。
長谷川義史による造形なので、みんなとぼけた味わい。
ねこの後ろ姿は、お尻の穴まで克明に描いてあるのですから・・・。
擬音もたっぷり聞かせてあげましょうね。

「だれかな？」という問いかけでストーリーが構成されているよくある絵本なのですが、なんといってもこの絵本はイラストがかわいいです。動物たちが登場すると、それぞれに好物の食べ物をおいしそうに食べています。またボードブックなので小さい子どもにも安心して持たせてあげられるのもいいですよ。

11ヶ月の娘に読んでやりました。だれだ、だれだでいないいないばあをやってくれ、必ずその後にもぐもぐと食べているところがついてきます。この最後の組み合わせって、いないいないばあ系の絵本にはなくて、ただのいないいないばあだけでなく、もぐもぐ食べているのが加わると、娘も大興奮！食べるのが好きだからか、いないいないばあより食べている様子のほうが好きみたいでした。ちょっとおもしろい切り口で娘のお気に入りの一冊になりましたね。その後、放してくれませんでした。ちょっと変わったいないいないばあの本をお探しでしたら、ぜひどうぞ。

長谷川義史さんが絵を描いている「ポプラ社　0歳からの赤ちゃん絵本」シリーズの1巻です。
小さいお子さんが一人読みしても安全なように手を切りにくい素材（厚紙）、噛んだりしゃぶったりしても多少のことなら本が傷まない作りで、軽くて小さく、1ページ1ページがはっきりとした大きな絵になっています。

表紙には猫が手で顔を隠している姿。居ページめくると猫の後ろ姿（尻尾をあげておしり丸見え）ですが、私はあえて尻尾をあげている姿がいいな〜と、思いました。
猫以外には犬と象が登場します。
言葉は簡潔で、小さな子どもたちにも耳触りのいい優しい擬音が使われています。
今度小さいお子さん向きのお話会で使ってみようかな〜。

うちの子にはちょっと赤ちゃんっぽいかと思ったのですが、長谷川義史さんのだったので読んでみました。イヌが緑色なのがとってもツボにはまったのか大笑いしてました！！赤ちゃんにはピッタリです。