十二支のおもちつき 十二支のおもちつき
作: すとう あさえ 絵: 早川 純子  出版社: 童心社 童心社の特集ページがあります!
来年も福がいっぱいの一年になりますように。

猫は生きている」 みんなの声

猫は生きている 作:早乙女 勝元
絵:田島 征三
出版社:理論社 理論社の特集ページがあります!
本体価格:\1,500+税
発行日:1973年
ISBN:9784652020050
評価スコア 4.8
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  • それでも猫は生きている

    なんとも救いようのない哀しいお話です。
    昌男の家の軒下に住み着いた野良猫の「稲妻」とその子どもたち。
    稲妻一家の生きる姿を通して子を思う親の気持ち、家族愛が伝わってくるのですが、それを戦争の悲惨さがこれ以上ない重苦しさと緊張感で包んでしまいました。
    大空襲に見舞われた昌男の家族。
    火の手から必死に逃げる姿と家族を思う心。
    生きる望みが一つ一つ打ち砕かれていきます。
    まさに地獄です。
    畳みかけるような地獄の様の中で、昌男と母親は離ればなれになってしまいます。
    川に逃げ込んだものの次々と息絶えていく人々。
    その中で生き残りながら稲妻一家を岸に上がらせると力尽きて死んでいった昌男。
    逃げ場を失いながら、子どもを守ろうとした母親。
    最後まで期待したのだけれど、誰も助からなかった。
    生き残ったのは猫たちだけ。
    たくましさと悲惨さの中で、稲妻は生き続けなければいけません。
    見ているものにとって、これ以上の衝撃はないのではないでしょうか。

    戦争の悲惨さと平和を訴え続ける早乙女さん。
    実体験を通して稲妻一家の中に早乙女さんがいるのではないでしょうか。
    そして、激しいタッチの絵で見るものを圧倒する田島さん。
    いつまでも大事にしていきたい絵本です。

    掲載日:2010/08/23

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    3
  • 命の大切さ、「今」の有り難さ

    • ももうさ♪さん
    • 20代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子2歳、女の子0歳

    小学校の低学年の頃、
    “ひろしまのピカ”と併せて、担任の先生が読んでくれました。
    20年以上が経った今でも覚えているくらい、
    ものすごい衝撃を受けました。

    幼心にその情景は本当に恐ろしく、
    そのあと図書室で背表紙を見つけるだけでもドキドキしたものです。

    戦争がいかに惨いものか、
    疑似体験したような、重苦しく心に深く刷り込まれたような、
    私にとって、そんな絵本です。


    憲法第9条が、声高に言われない時代になってしまいました。
    辛い体験・胸の内を語ってくださる方達も、
    ご高齢となり徐々に少なくなってきています。

    過ぎ去った過去だと忘れ去る事の決してないように、
    読み継いでいかなければならない本だと思います。

    掲載日:2010/12/22

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    2
  • 平和・・・・・

    • 佳ちゃんさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子7歳、男の子3歳

    確か私が小学校2年生の時に担任の先生が読み聞かせをしてくれた本です。幼な心に、恐怖を一番感じましたが同時に戦争という
    現実にあったことをこの本によって初めて知らされました。
    いまだに先生が読んでくれたあの日の教室が目に浮かんできます。是非、読んであげて下さい。きっと心に深く刻まれることでしょう・・・あの頃私が思ったように、平和っていいなと思うハズです。

    掲載日:2006/06/15

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    1
  • 空襲の恐ろしさと、母の愛

    • ともっちーさん
    • 40代
    • ママ
    • 佐賀県
    • 女の子8歳、男の子4歳

    子供の頃読んで、すごく印象に残っていた絵本です。
    図書館で見つけて、大人になった今、再び読んでみました。

    空襲の恐ろしさが、こんなにもリアルに描かれていたことに驚きました。
    一面の真っ赤な炎、死体の山、火災旋風、死体だらけの川・・・
    これまでテレビや写真などで知った、東京大空襲での出来事がこの本の中にもありました。
    また、田島征三さんの激しく力強い絵が壮絶さを良く伝えてくれます。

    そして自分が母親になった今、昌男のおかあさんと猫の稲妻の母としての姿にとても胸を打たれます。
    荒れ狂う炎の中、自分の身を挺して子供たちを守ることが果たして自分にできるだろうか。正直、自信がありません。
    昌男のおかあさんが、赤ん坊だけでも助けようと地面に穴を掘って覆いかぶさるところは涙なしでは読めませんでした。

    結果として、猫たちは生きのびたけれど昌男の一家は誰一人助からなかった。
    この厳しい現実。
    怒り、悲しみ、虚しさ、そして生命力への感動。
    色んな気持ちが溢れてくる絵本です。

    娘が今小学2年生で、学校での平和教育のおかげで戦争について関心を持ち始めているようです。
    内容がかなり激しいのと、絵本としては文字も多くて少し長い(85ページほど)ので読み切れるかな?ということもあり少しためらいますが、様子を見てそろそろ読ませてみてもいいかなと思っています。

    掲載日:2015/10/15

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  • 母ならば

    高学年5,6年生のよみきかせに、毎回読んでいます。この時期を逃したら今の子供たは、たぶん一生東京大空襲のことなど知らないまま大人になってしまうという危機感からです。毎回よんでいて辛いです。
    猛火の中、赤ちゃんと子猫を守って焼け死んだ母親の心は、現代の子育て中のママにも響くと思います。本当に東京であった話です。きな臭いことを声高に叫ぶ勇ましい指導者が現れ、戦前の空気を感じているのは自分だけでしょうか。 自分も夜中の授乳中、空襲警報に怯えず、焼夷弾からも赤ちゃんを守って逃げなくていい、平和のありがたさを、かみしめていました。

    掲載日:2012/12/27

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  • 戦火の中で

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    はっきり言って非常に悲しいお話でした
    戦火の激しい中にあって、猫にも心を許すこともままならない時代に、ねこも心得た状況で、途中助け合うやりとりには感動しました
    実際に東京大空襲の中ではこうした物語のような出来事以上の激しい爆撃だったと思います
    生きる希望を次々と破壊していくお話の進みに途中耳をふさぎたくなるような思いでした
    作者は幼い子供達にも戦争の悲惨さを伝えるためにと、このお話を考えたとのことです
    戦争と平和は事実を訴えるところからスタートだと私も考えます
    ぜひ親子で読んでみてほしいです

    掲載日:2010/09/08

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  • 子どもの頃から心に残っていた本

     タイトルも忘れ、とにかく、東京大空襲の中猫が逃げ続ける内容だけをおぼろげに覚えていただけの本なのに、大人になっても忘れられずにいた本です。
     ある本屋さんで発見したときは、長年のモヤモヤが一気に晴れた気持ちで、とてもうれしかったです。即買いました。 改めて読み返して、絵が田島征三さんだったことで、忘れられない絵の訳が納得できました。怖い位に情景が想像できる話の展開に、ぐいぐい引き込まれ、小学生の私には理解しきれなかったのに忘れられなかった訳も納得。
     本当によい本です。再会できて良かった!

    掲載日:2007/12/03

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  • ゲームやニュースではわからない戦争

    • ちうやかなさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 男の子10歳、男の子7歳

    友人が貸してくれました。
    私は近頃・・・新聞でもそうなんですが、
    「戦争の真実」を語るような内容のものを読むと、
    悲しみと怒りで大変疲労します。
    でも、やっぱり読むべきだし、伝えるべきだと思いました。
    この本を読んでよかったです。

    掲載日:2006/02/28

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  • 東京大空襲

    • レイラさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子11歳、男の子9歳

    小学生の頃学校の映画で見たことがあります。
    アニメだったか、人形劇だったか。
    炎の中をひたすら逃げ惑う家族と野良猫の姿が目に焼きついています。
    とりわけ、赤ちゃんをかばってうずくまって焼け死んだお母さん、
    川の中で一本の荒縄にしがみついた少年が野良猫を橋に助けあげた後、
    力尽きて沈んでしまう光景・・・。
    この絵本はとても長い読み物でもあります。
    田島さんの力強い絵が空襲の激しさを伝えてくれます。
    野良猫「稲妻」母子、昌男一家の心の交流が温かく、
    壮絶なラストも、助かった「稲妻」母子の姿に昇華されます。
    絵本という形でいて、しっかりとメッセージは子ども達に伝わります。
    子どもの頃は、戦争というものを体感し、
    大人になってからは親の視点で深く心を打たれた作品です。
    何もいわず、図書館から借りて我が子にはおすすめしておきました。
    読んではくれたので、何か感じていてくれれば、と祈っています。

    掲載日:2005/09/02

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