ゆびたこ(ポプラ社)
きみとぼく(文溪堂)
谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語
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3件見つかりました
娘さんの小さい時分を写し取ったエッセイ風小説。 絵描きさんも大変だなぁ、とか、いせさんもお父さんの手がまったくない育児をしたクチかなぁとか、マキちゃんは今でいう障害の類の「家で話せるのに園で喋れない」だったのかなぁとか、いろいろ考えながら読んだ。 マキちゃんが、素敵な職業に就いて嬉しいな。 なぜ☆3かというと、マキちゃんへの観察眼が鋭すぎるから。 お母さんの立場になって見たわけでもなく描写されていて、でも途中からお母さんの気持ちもすごく書かれていて、どっちが主人公?どっちに入って読もう?と迷ってしまった。 マキちゃんの気持ちがスッと入ってこなかったん。
投稿日:2014/04/20
働くお母さんと、保育園に通うマキちゃんです。 マキちゃんの目線で書かれていますが、鋭い指摘で、読んでいるこちらも「ドキッ」とするほどでした。 お母さんが優しくてお願いを聞いてくれるときは、早く寝て欲しいとき 子供は気がついているのですねー。
投稿日:2014/04/17
先に『MOE』の松谷みよ子さんの特集を読んでいたせいもあるかもしれませんが、 松谷みよ子さんのモモちゃんのシリーズを彷彿とさせるところがあるのを感じました。 園児の小さなマキちゃんが主人公、そんなところからモモちゃんを重ね合わせました。 モモちゃんが誕生日を迎えるまでと、成長したマキちゃんのその後も増補で追加されています。 息子が小さかった時のことを読んで思いだしました。中に「小さなお話」という話が入っていて、バザーにお母さんが絵を描いて出したというものが、いせさんらしいと思いました。 いせさんが、お子さんに優しいまなざしを注がれて子育てをされていたことが感じられます。 総ルビなので読解力がある子なら低学年から、分量的には中学年ぐらいのお子さんから楽しめそうです。
投稿日:2011/10/29
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