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障がいって、なあに?」 みんなの声

障がいって、なあに? 作・絵:オードリー・キング
訳:久野研二
出版社:明石書店
税込価格:\1,430
発行日:2004年
ISBN:9784750319162
評価スコア 4.33
評価ランキング 16,095
みんなの声 総数 2
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  • 障がい者が描く「ゆかいなおはなし」

    • レイラさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子12歳、男の子9歳

    作者は幼少時のポリオによる四肢まひだそうです。
    当人が描く「障がい者」は、要するに健常者となんら変わることの無い、
    いたずら好きであったり、怠け者もいる、と
    ユーモアたっぷりです。
    障がい観の歴史には私も初めて知った衝撃的な事柄もあり、
    また、興味深く冒険の一つ!という視点は新鮮でした。
    絵本のスタイルなので、本文128ページでも、
    次男9歳はあっという間に読破。
    別に薦めたわけではなく、私が自分用に図書館で借りてリビングの棚に置いていたら、
    いつの間にか読んでいました。
    最近は小学校でもバリアフリーは積極的に教えてくれるみたいで、
    教科書に点字の浮き出し実物があったり、手話つきで合唱したり。
    長男も車いす体験、アイマスク体験などもしていました。
    だからこそ、もう一歩踏み込んだ当人からのメッセージは貴重です。
    訳者もデリケートなニュアンスに苦労されたみたいですが、
    とてもリズミカルでいいです。
    何より「障害者」ではなく「障がい者」という表記にうれしくなりました。

    投稿日:2005/11/02

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  • 「障がい=人生の冒険」をユーモアで描く

    わたしたちはどうすれば障がいを理解できるか。
    どのように理解すれば、心の垣根が取り払われるのか。
    そういう問題に答えてくれる、画期的な絵本です。

    先史時代から現代に至るまでの障がい者の歴史をさりげなく描きこみ、その過程で「なぜ人は障がいのある人といると、居心地悪く感じるのか」という問題にも触れていきます。
    障がいは「かわいそう」なものではなく、「挑戦」であり「冒険」。障がいのある人も皆と同じ人間。障がいのある人のことは障がいのある人に聞いてみなけりゃわからない…そういうことを、ユーモアたっぷりに描いています。

    漢字にはすべて振り仮名が振ってありますが、内容的には小学生以上のお子さんでないと難しいかもしれません。また、奥の深いユーモアをすべて理解するのも、なかなか難しいかもしれません。ただ、子どもだけではなく、大人もぜひ読みたい絵本です。そして、訳者があとがきで書いているように、急いで答えを出すのではなく、親子でともに考え続けていければいいと思っています。

    投稿日:2005/10/06

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