移動するものたち(小学館集英社プロダクション)
谷川俊太郎さん推薦! 黒い夜の森を捨て、旅に出る動物たち……移民の旅の現実を描くサイレント絵本
世界の国からいただきます!(徳間書店)
世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!
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第二次世界大戦終了からの60年。 地球規模でみても、これほど変貌を遂げた60年はないなって改めて思いました。 60年間のうち8つの年をピックアップした、定点から見る景色。 何年間のあいだに、どこがどう変わったのか、とてもよくわかります。 娘は、まちがい探しでもするかのように、町の変化を見つけては、指さしていました。 それぞれの時代の あそびや乗り物などが簡単に説明してあるページもあって、「この頃は、○○(祖父母や両親)の子どもの頃だよ」と説明してあげると、興味深そうに見ていました。 そして、未来予想図は…?? 進歩と破壊を繰り返してきた60年。 これからの景色をどう変えていくということも、投げかけている一冊でした。
投稿日:2013/11/13
夏休みに息子と戦争のことについて調べました。戦争について調べた後はやはり今後私たちが進んでいく未来を考えることだろうと思っていました。 そんな時に福音館書店のホームページを見ていてこの本があることを知りました。 おじいちゃんの「戦争が終わって、平和の光があふれるような時代がやってきたんだ」という言葉を読んだ時に思いだしたのが、『母の友』の「私のことば体験」の中で松居直さんが語っておられた「『平和』ということばは、祈りでした」という言葉でした。 そして何気なくカバーを見たら、そこには松居直さんの言葉がありました。これは決して偶然ではなく、今も変ることなく良質の子どもの本を出版し続けることには平和への祈りがあるということを確信した気がして胸が熱くなりました。 震災後深く思ったことの一つは「ふるさと」とということではなかったか?と思うのです。人によっては原風景がふるさとであったり、今住んでいる場所であったり、目の前からは消えてしまった風景であったりするはずのものです。 風景だけでなくそこには人の営みや人間関係などに彩られて、思い出すと心が温かくなる大事なもの。 子どもたちが今後どんな未来をつむいでいくのかを考えるということも一つですが、今ある日々の生活を見つめ直して大切に過ごしていけたらいいなあと思いました。
投稿日:2013/09/19
最近2年生の息子が昔の様子に興味を持って色々聞かれたので、この本を読んでみました。 1946年〜現代までの移り変わりが描かれています。 丁度、私の母が産まれた頃からなので、私自身も楽しく拝見できました。昔の遊びやテレビ・洗濯機などが日常になってくる様もよく分かりました。 ページを進んだり、戻ったり・・・とっても楽しく良い勉強になりました。息子も納得の1冊でした。
投稿日:2013/03/04
2012年の2月に発行された作品で、出版社からのお薦め年齢は子どもから大人までと書いてありました。 これは確かに小学生くらいのお子さんから大人まで楽しめます!! 戦後すぐの1946年の夏を皮切りに、 1951年(春)、1956年(秋)、1961年(夏)、1966年(秋)、1976年(冬)、1986年(春)、1996年(夏)、そして未来予想図が描かれていました。 全て一つの町の同じ場所での風景で、時間だけが移り変わっていきます。 その町は駅の側に小学校や神社があり、少し後ろに富士山が見え、新幹線や鉄道が近くを走り、高速の入り口が近くにある。どこにでもありそうな地方の街の風景でした。 時代や季節とともに、その時に流行っていた遊びや話題になった出来事のダイジェストなども紹介されていて、まさに戦後から今までの日本の姿を見せてくれていました。 サイズ的には普通の絵本に比べてやや大きめです。 短い時間の読み聞かせなどでこういう絵本を読むのは難しいですが、 お話会などでブックトークとしてかいつまんでで紹介したり、 参加型にして時代ごとの流行ったもの当てクイズにしてみても面白いかもしれません。 紹介されていた出来事の中では、やはり自分が小・中学校時代だったころの思い出に関係するものが印象的でした。 「仮面ライダー」(ここに出ている仮面ライダーの変身セット、弟が持っていましたよ)「ファミコン・ゲームボーイ」「竹の子族」なんかもブームだったですね〜。 うけたのは1976年の紹介のページで「デコトラ」が載っていたこと! 「デコトラ」もブームの一環だったんだ〜。いわれてみれば、最近は会社をPRするようなペイントのトラックは走っていますが、デコトラって、ほとんど見なくなりましたね。 時代時代のスポットが面白いので、高齢者の方々のお話会にも使えそうです。
投稿日:2012/10/14
こちらの絵本は書店でよく見かけていましたが、なかなか手にとる機会が有りませんでした。絵本イベントに出かけた際、金斗鉉先生に子供の似顔絵を描いて頂いた事がきっかけで、絵本を読んでみました。ページが進むにつれ変わっていく風景に子供が魅了され、本に釘付けになっていたのに驚きました。
投稿日:2012/10/08
三歳の息子には分からないところも多いですが、 いろんな読み方が出来ますね。 細かい絵なので、どんなことをしているのか お話しながら読みます。 こうやって変化してきたんだなって思うと親も楽しい。 知らないことはおじいちゃんたちに聞いてみたりして、 家族みんなでよんでます。
投稿日:2012/07/14
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