図書館のお勧め民話の棚にありました。
「かえるさんの本ー」と次男が言い出だして借りてみましたが
地味ーな表紙のわりに迫力のあるスケールの大きいお話でした。
池の水を全部飲み干してしまう大きな蛙。
それを笑わせようとして、動物達が大奮闘しますがなかなか笑わない。
最後に笑わせたのは意外な生き物ですが、、
その水が大きな川になるところに、スケールの大きさを感じました。
オーストラリアのアボリジニの民話だそうです。
アボリジニの生活にとって水は欠かせないものだったのだろうこと、
登場する動物達は、彼らがよく見ていた生き物なのだろうなあと、
読んでいて感じました。
蛙を笑わせる動物達のページが面白かったです。
テンポが良く民話の迫力満載のお話でした。