1巻、2巻、3巻と読み終わりました。
その間、赤いマフラーを巻いた黒ネコのジェニーは、すてきな成長をみせてくれました。
1巻では、自信のなさや自分の心配でいっぱいだったジェニーが、2巻では、友達のために勇気をもち、機転をきかせます。そして、この3巻では、自分の生活に仲間を迎え入れます。
友達でもあり飼い主でもあるキャプテンティンカーの愛情を一身に受けていたジェニーにとって、分かち合うことに、最初は混乱もありましたが、老船長のあたたかいまなざしの下、見事に乗り越えます。ジェニーの的確な判断力がきらりと光ります!
すっかり気に入ってしまった私が、「この絵本は買おうか?」と娘に尋ねると、「うん、いつでも見られるように!」との返事がすぐ返ってきました。
この『黒ネコジェニー』は、何度も読みたくなります。手元においておきたいシリーズです。