『DEWEY:THERE’S A CAT IN THE LIBRARY!』が原題。
この原題のニュアンスも味わいたいものです。
図書館司書ヴィッキーさんの実話エピソードを絵本化した作品。
ある日、図書館の返却ポストに返却本と一緒に入っていたのは、
小さな子猫。
ヴィッキーさんはその子猫を、すぐにお風呂に入れてやり、図書館で飼うことにしたのです。
デューイと名づけられた子猫の図書館での暮らしが綴られます。
何より、写実的な絵だけに、デューイのかわいい仕草がたまりません。
子どもたちにさかさまに抱かれたデューイの何ともいえない表情にに同情してしまいます。
後半は、一人の少女との交流が、とても素敵です。
本の楽しさもさりげなく描かれていて、嬉しかったです。
さあ、図書館へ行きましょう!