庭のマロニエ −アンネ・フランクを見つめた木− 庭のマロニエ −アンネ・フランクを見つめた木−
文: ジェフ・ゴッテスフェルド 絵: ピーター・マッカーティ 訳: 松川 真弓  出版社: 評論社 評論社の特集ページがあります!

綱渡りの男」 みんなの声

綱渡りの男 作・絵:モーディカイ・ガースティン
訳:川本 三郎
出版社:小峰書店 小峰書店の特集ページがあります!
本体価格:\1,600+税
発行日:2005年08月
ISBN:9784338202046
評価スコア 4.75
評価ランキング 657
みんなの声 総数 39
  • この絵本のレビューを書く

立場で選ぶ

並び替え

39件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 3 4 次の10件 最後のページ
  • 実話という驚き

    • きよぴこさん
    • 30代
    • ママ
    • 栃木県
    • 男の子11歳、男の子9歳

    5年生の読み聞かせに使いました。
    ただ話を読んだだけだと作り話に思われてしまいそうです。
    読み終わった後実話だと話すととても驚いていました。
    作者のフィリップへの敬意も添えられているのでそれも読みました。

    そしてもう一つこのビルがなくなってしまった理由がわかるかどうか聞いていました。
    「なんか見たことあるよね…」と考えた後
    「あ、飛行機が突っ込んだやつ…?」と気づいてくれた子がいました。
    あの事件があったのは2001年。そのあと生まれた小学生のほうが多いんですよね。何かのTVであの事件の様子を見たことがあるでしょうが、この綱渡りどころか、二つのビルの存在すら知らない子供たちが多い。時の流れを感じます。

    今はないあのビルで綱渡りをしたフィリップ。彼は空と一体になった。
    その様子は私も知らないけれど、彼の爽快感が伝わる素敵な話だなと思います。


    読み聞かせのメンバーにこの本を紹介すると「テーマが重いのでは?」「聞いた後に気持ちが重くなるのでは?」と読み聞かせに否定的な意見が出ました。
    正直、そういう感想が出たことににびっくりしました。
    こんなに爽快感を感じる話なのに。

    確かにあの事件がテーマだとしたら重いです。朝の読み聞かせにはどうかと思います。
    でもこの本はそこがテーマなのでしょうか。私は違うと思います。
    悲惨な事件を思い出すための話ではなく、あのビルであった素敵な思い出をフィリップとともに思い出し、みんなの心の中にビルの姿を残し、伝える話だと思うのです。
    実際、子供たちに読み聞かせをしても楽しそうに聞いてくれました。
    話のあとに事件のついては触れてもそこをクローズアップする必要はありません。だから重いテーマにはならないと考えます。

    だから自信を持って、これからも読み聞かせに使っていきたいと思います。

    ------------
    読み聞かせに使った学年:5年生
    子供の反応:★★★★★
    所要時間:8分程度

    掲載日:2010/11/28

    参考になりました
    感謝
    22
  • 自分でしか読んだことのない人は、ぜひ、誰かによみきかせをしてもらってください。
    1,2メートル離れた所から見て、その真価がわかる本だと思います。
    私も、長いこと、自分で読むか、子どもたちに読み聞かせるかしかしていませんでした。
    絵が見開きになるところで、子どもたちの目の色がさあっと変わるのを何度も見ていましたが、ある時、人に読んでもらう機会があって、聴衆の立場で見た時に、その感覚がわかりました。
    一気に、眼前に、ニューヨークの町並みが広がるような迫力です。
    鳥肌が立ちました。

    3年生くらいでもその迫力は感じてくれますが、話の内容まで理解してくれるのは5年生くらいからでしょうか。
    一緒に、ニューヨークの写真などを見せることもありますが、ツインタワーがなくなった理由を知っている子は、小学生ではもうほとんどいなくなってしまいましたね。

    掲載日:2009/05/16

    参考になりました
    感謝
    12
  • 最小限の言葉と鳥瞰図と

    • リンダおばさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子14歳、男の子11歳、男の子5歳

    9・11の追悼を込めて9月の5年生の読みきかせで読みました。

    主人公フィリップが綱を渡っている数ページは、
    教室が水をうったように静かになり、
    みんな息を殺して見入っていたようでした。

    私は表紙からもう足の裏がムズムズ落ち着かないです。

    しかし、一方で地上400mの世界でカモメとたわむれる彼が
    「自由」を感じている…
    「自由」か〜。羨ましい限りの生き方。

    最後の4ページで9・11をさらっと語っています。
    あれこれくどくど事件を説明するよりも、
    ぐっと心に喪失感が迫ります。


    事実は小説よりも…子どもに向けているノンフィクション作品でこんなに面白いものは初めてでした。

    掲載日:2009/10/01

    参考になりました
    感謝
    11
  • 実話

    9.11が起きた時に、私はテレビの最終回を見ていました。

    突然画像が変わりあの同時多発テロの映像が目に飛び込んできたのです。

    息子を産む約一か月前で、妊娠中にこんな映像を見てはいけないと思ったのですが、消すこともできませんでした。

    その後、実話を元にしたこの絵本が出たことを知りました。

    息子にこの絵本を読み聞かせすると、「これって本当の話?」と聞くので、もうこのビルがないことも説明しました。

    もし、フィリップ・プティがこの二つのビルに綱渡りをしなかったら、この絵本も生まれなかったし、二つのビルは同時多発テロという悲しい思い出だけが刻まれてしまったかもしれないと思いました。

    事実、私にはツインタワー=同時多発テロという記憶でしたが、この絵本により違った記憶が刻まれました。

    何かを達成したいと思う人の気持ちにはあくなき探究心や挑戦の気持ちがあるのだろうと思います。

    裁判官の計らいも粋なものだと思いました。

    今後、このような悲しい出来事がおきることのないように、テロも戦争もない世界を望みます。

    掲載日:2011/08/29

    参考になりました
    感謝
    8
  • 情熱で世界を制した男の姿

     実話です。
     若きフランス大道芸人フィリップフティー。
     ノートルダム大聖堂・シドニーハーバーブリッジ等、有名建築を綱渡りで制覇し、逮捕歴500回以上。
     彼が、狙いを定めたのが完成間近の世界貿易センターのツイン・タワー。
     1974年8月7日。
     地上400メートルの高さにロープが張られ、彼はまた渡った。
     
     絵本の中で、彼がかなり用意周到に作戦を練り、思いを遂げたことが描かれています。
     息子は前のめりになりながら、仕掛の部分を開いて聞き入っていました。
     「え゛〜」「ひょお〜」「うわぁ〜」とか声を出しっぱなしでした。

     ここまで来れば、“世紀の芸術的な犯罪”と呼ばれ賞賛されるのも納得です。
     情熱で世界を制した男の姿は、人々の心を感動で揺さぶるものがありますね。
     あのツイン・タワーは、このような素敵な感動を持って記憶に残されてもいるのだと知り、少し救われた気がします。
     最後に、今回の処罰が洒落ていて、ほんとに良い話に出会えたと思いました。

    掲載日:2009/09/24

    参考になりました
    感謝
    8
  • ドキドキの連続

    • ちゅうおうせんさん
    • 40代
    • ママ
    • 長野県
    • 男の子13歳、女の子11歳、男の子8歳

    5年生の読み聞かせに何を読もうかと思って絵本ナビを開き、皆さんのレビューを読んでこの本にしました。とにかくすごい!の一言。時間が10分しかないので先に「これは本当にあった話だよ」と言って読みました。フィリップが地上400メートルの綱渡りを構想したところ、200キロの荷物を運んだところ、準備のところで思わぬ苦戦をしたところ、1時間にわたって綱渡りをしたところ、地上の人たちがそれを見た瞬間、どれをとっても鳥肌がたち、ドキドキしました。子供たちも集中して聞いてくれて、綱渡りを始めたところのページを開いたとたん、「うわー、ヤバくねー!?」という声が自然に出ました。図書館で探していたら(どうしても自分の趣味で探してしまって)きっと見つけられなかったと思います。また読みたいと思う1冊です!

    掲載日:2011/07/27

    参考になりました
    感謝
    6
  • 事実に圧倒されます

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    2004年のコールデコット賞受賞作品。
    原題は、The Man Who Walked Between the Towers
    あの今は無きツインタワーを綱渡りした男の話です。
    作者は、同時多発テロでツインタワーが崩れ落ちたとき、フィリップの綱渡りを思い出し絵本制作したとのこと。
    9.11事件の記憶覚めやらぬ時の発刊だから、絶賛されたのかと思いきや、さにあらずというのが第一印象です。

    時は、1974年8月7日。
    フランス人の綱渡り師フィリップ・プティは、世界貿易センターの2棟のビルの間に綱を張り、地上約400メートルの高さで綱渡りをしました。
    この一部始終を絵本にしたものです。

    主人公は、ニューヨークでストリート・パフォーマンスをしているフィリップ。
    彼は、マンハッタンにそびえ立つ世界貿易センターのツインタワーを見つめ、その建物ではなく、その間にある空間に魅了されたのです。
    ロープを張るには絶好の場所だ、あそこで綱渡りをしたいと思ったのです。
    直ぐ実行するのが、フィリップの真骨頂であり、それが、この話のポイントの一つです。

    ロープを張る課程も詳細に記載がありますが、ここら辺りは、小学校高学年でないと理解できないかも知れません。
    何と言っても、綱渡りを始めるシーンが圧巻です。
    開くと3ページに及ぶシーンは、はるか下に自動車、フェリーやビル群があり、フィリップの周りを旋回するカモメが祝福するかのようです。
    別のページには、自由の女神が見えるシーンもありました。
    下から市民が見上げるシーンも、開くと3ページになり、その高さに圧倒されること間違いありません。

    これが事実だと知ると、誰しもが驚愕するに違いなく、純粋にその行為に想いをはせることで楽しむことができる絵本です。
    事実に基づき忠実に描いていているので、理解するには小学生にならないと難しい箇所があると思います。
    9.11事件に触れた記述はなく、綱渡りのことのみを描いた作品からは、ツインタワーの思い出として、人々を驚嘆させた綱渡りの記憶だけを残したい、という作者の気持ちがストレートに伝わってくる作品でした。

    掲載日:2011/02/22

    参考になりました
    感謝
    6
  • まず表紙の絵に心惹かれました。
    そして主人公がビルの間に渡された綱を渡るシーン。
    俯瞰の絵に釘付けです。
    折込のページも開くと地上400メートルの本当に高い高いビルの上。
    かもめが飛んでいます。
    吹き渡る風も感じるようです。
    この景色を見たくてこの風を感じたくて彼は綱渡りをするのでしょうか?
    一瞬のうちに彼と一心同体になって綱渡りをしているかのような気分です。
    法を犯した彼はつかまって裁判にかけられますが、素晴らしい判決のおかげでそれからは公園で子どもたちを楽しませることになります。
    物語が終わって今はないツインタワーのことが語られます。
    高学年の読み聞かせに使いましたが、事件についてはさらりと語りました。
    もう今はないタワーのこと。
    あのタワーの間を綱渡りをした人が実際にいたんだよと・・・・
    実話という重みはこの絵本を忘れられないものにしてくれます。
    物語に引き込まれシーンと静まり返った子どもたちは何を感じてくれたでしょうか?
    アメリカですぐれた絵本に贈られるコールデコット賞受賞作です。

    掲載日:2011/08/20

    参考になりました
    感謝
    4
  • 文章の文字の小ささが気になりました。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子14歳、女の子9歳

    この絵本は舞台が舞台だけに、魅力ある作品になっていると思います。

    私が初めてこの作品を知ったのは、ボランティア仲間のお母さんから。その時は中学年の子どもたち用(読み語り)に、持ってきていました。

    表紙の画がすごくインパクトがありますす。
    内容も実際にあったことをもとにしているので、緊張感というか、臨場感が、読み手のこちらにも伝わってくる絵本でした。

    ただ、私の評価が5つ☆にしなかったのは、本文の文字のサイズ、というか、文章の入れ方にマイナス面を感じたので。
    原作本はどんな風に表記されていたのか分かりませんが、この文字の大きさだと、読み手がすごく読みづらいです。とても万人向けの字の大きさとは思えませんでした。

    学校などの読み語りに使っても悪くはない作品ですが、この小さな文字は大勢の前で読むとき、足を引っ張りそうです。

    掲載日:2010/01/16

    参考になりました
    感謝
    4
  • この絵本、主人公はニューヨーク世界貿易センターの二つのタワーを綱で渡ったフィリップですが、ビルそのものが主役であるような気がします。
    9.11の事件がなければ、この絵本は生まれなかったかもしれないし、これほどの感銘を与えないかもしれないのです。
    ビルは、ジェット機が突っ込むというあの悪夢で崩壊しました。
    それがなければ、ビルはアメリカの象徴であり夢であったはずです。

    そして、そのタワーの間を綱渡りすることが大道芸人フィリップの夢でした。
    絵本は、詳細に描いていますが、つた渡りしている後継は、回りの人の反応とは反対にフィリップの夢の実現。風も景色も夢のような思いでした。

    そして今、ビルの姿はなく、ビルも綱渡りも過去の夢。フィリップのすごさとともに、ビルがそびえていた時の平和を思い起こします。

    それにしても、とてもスケールの大きな綱渡り。見ていると吸い込まれそうな緊張感。
    フィリップの解放感と、行動力が伝わってきます。
    あのような事件は二度と起こってほしくありませんが、9月11日が来るたびに、あの事件とともに思い出されるのでしょう。

    掲載日:2009/09/14

    参考になりました
    感謝
    4

39件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 3 4 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / がたん ごとん がたん ごとん / よるくま / おこだでませんように / 地球をほる

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



『こえだのとうさん』 いとうさゆりさん インタビュー

みんなの声(39人)

絵本の評価(4.75)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット