「れおくんのへんなかお」 なかなかよいと思う みんなの声

「ぼく」の友だちのれおくんは、ぼくにだけ変な顔を見せてくれるのです。
もちろん、顔だけでなく、体全体を使ったポーズ。
そのレパートリーもすごいですね。
なぜぼくだけにそんなことをするのか。
その答えが男の子らしいです。
友だちだから。
まさしく、男の子ワールドですね。
我が家にも男の子がおりますから、妙に親近感がありました。
ただ、シェーのポーズは、４０歳代以上でないとわかりませんね。
どちらかと言うと、大人の回想、かも知れません。

図書館で見つけて借りてきました
なるほどね〜男の子って遊びを通して友達関係を広げていくんですよね〜
ここでは「れお」くんがぼくにだけ「変顔」をしてくる
これが友情の証だったりするんですよ
子供の世界では「自分にだけ特別」というひびきが大好き！
最初は何でかな〜？と感じていても、「ともだちにだけ」という言葉がキーポイントになりましたね
僕もピンと来て体で友情を表すサインのポーズで決めてみせる
子供目線で楽しいお話です

じぶんにだけ変な顔をしてみせる　れおくん。
あるとき思いきって、理由を訊いてみたら、嬉しいこたえがかえってきました。

なるほど！じぶんにも思い当たるなって思いました。
それに、真面目な顔でこんな風に言われたら、相手のことがもっともっと好きになりそうです。

きっと、せいちゃんとれおくんの関係は、この日を境により深まったのではないかなと思いました。

「友だち」がテーマになっている絵本は数多くありますが、こんな形で友情を描いた作品は、他に読んだことがありません。
「変な顔」で、親しみの気持ちを表すのですから、大人には理解不能？
いえいえ、「変な顔」の特別な感じが良かったですよ。

久々に遠い昔の「シェー」を見ました。
訳もわからず自分を意識したれお君。
誰にも見せないふざけ顔を見せられるのは友達だから？
かなりシャイなれお君です。
意外と内向的なのかな？
何だか懐かしい世界です。
長谷川さんの世界は自分たちの思い出につながります。
子どもたちに通じるのかな？
気がついたら、ついつい親として読んでいました。
大人向けかも知れませんね。

自分の前の時だけ変な顔をするれおくん。
色んな変な顔をして笑わせてきます。
でも他では真面目顔。
なんでなんだろう？
イチイチ変な顔をしてくるれおくんのキャラは個人的にイラッとくるのですが、何故そんな事をしてくるのか理由を知ると少しハッとしました。
男の子ってこういうのがあるのかな？