「くまの木をさがしに」 みんなの声

誕生日に「世界一かわいい」くまのぬいぐるみが欲しいと神さまにお願いしたきのこちゃん。神さまから「くまの木へ行って自分で選びなさい」という返事をもらったきのこちゃんは、地図を頼りにくまの木がある草原を目指しますのですが・・。お店でこんな風にディスプレイされていたら、子どもはきっと歓声を上げることでしょうね。

タイトルを見た瞬間に、ぶたのたねを思い出しました。
たわわに実ったぶたならぬ、くまの木もあるなんて！とシュールな世界を予想していたら、くまに変わった途端に、とても夢のあるファンタジックな物語になっていました。
誕生日プレゼントのくまのぬいぐるみを、沢山くまが実った木から、一番かわいい子を選ぶなんて、子供にとっては夢のようですね。

年齢の割に礼儀正しい文面。くま欲しさに普通なら怖気づいてしまうであろう暗い洞穴にも一人で突き進む、何て勇気のある少女であろうか。しかしこの佐々木マキ先生の作るお話というのはオチがわかりやすくていいですね。大好きです！

ぬいぐるみ好きの子どもにとっては、とってもうらやましいだろうなあ、と思いました。自分が一番かわいいと思ったくまを選べるのですから。
文章も絵もかわいいのですが、なんといっても、「くまの木」の場面。ぬいぐるみが大好きだった元子どもの自分もわくわくしました。

かわいいというのは、人によってさまざま。
きのみきのこちゃんは、そこのところをきちんと、
たんじょうびのかみさまにお願いしてよかったです。
しっかり者ですね。
そして、くまの木のいちばんかわいいくまをさがしにゆくことに
なりましたが、こわいことも、親切にされることもあって
かわいいくまも見つけられて、良い冒険ができたと思います。
すてきなお話です。

佐々木マキさんの絵本が親子ともども大好きです．

世界一かわいいと思えるくまが欲しいというきのこちゃんに，誕生日の神様はくまの木から自分で好きなのを選びなさいと，くまの木の場所の地図を送ります．
くまの木なんてものがあるなんて！いったいどんな木なのかと思ったら，ほんとにくまがたくさん実って？います．

たくさんのくまの中から好きなくまを探す場面を想像すると，読んでる私達まで楽しくわくわくしてきます．
自分で選んだくまだから，きっとかわいくてたまらないことでしょうね，きのこちゃん．

佐々木マキさんがだいすきです。
お話がいつもいつも奇抜でおしゃれです。

この絵本も誕生日を迎えるきのこちゃんが
誕生日の神様にお手紙をかくというところから
始まります。
神様からお返事も来て
くまの木への地図も書いてありました。

一人でくまの木に向かう様子がかわいすぎて癒されました。
がんばれーという気持ちいっぱいで読みました。

佐々木さんのほのぼの絵本大好きです。

今回はきのこが誕生日に
自分が可愛いと思えるくまを欲しいと
希望します。
郵便配達人は・・・
実はポスト投函時にちゃんといますよね！

きのこの勇気ある行動で
欲しいものを手に入れるということを
伝えたいのかなと思いました。

うちの子はこのお話を聞きながら、「こんな木のあるところに行ってみた〜い！！見てみた〜い！！」って言っていました。確かに、こんなにたくさんクマがなっている木なんてなかなかない感じの絵本だな〜って思いました。かわいいストーリーでよかったです。

きのこちゃんの願いも分からなくないけれど、ほかの人がかわいいと思っても自分が可愛いと思えなければ嫌だ…ってプレゼントのハードル高すぎる（笑）。けど、神様も神様で、ほんなら自分でとっておいで、って解決法も斬新すぎる…。佐々木マキさんワールド全開の一冊でした。