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シンデレラ ちいさいガラスのくつのはなしなかなかよいと思う みんなの声

シンデレラ ちいさいガラスのくつのはなし 文・絵:マーシャ・ブラウン
訳:まつのまさこ
出版社:福音館書店
税込価格:\1,320
発行日:1969年06月15日
ISBN:9784834010039
評価スコア 4.22
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みんなの声 総数 8
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  • 我が家のシンデレラの定番として

    • ぺいままさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子5歳、女の子2歳、

    2歳の娘はおひめさまが大好き。
    この絵本は絵も少なくて話も長いのですが、毎日持ってきて読まされます。
    5歳の息子も一緒にじっと聞いています。

    シンデレラのお話って、なんとなく概要は知っていても、いろんなバリエーションがあったりで、ちゃんとしたひとつのストーリーを知るいい機会になりました。

    マーシャブラウンさんのシンデレラは、グリムのような激しさは削ぎ落とされていて、激しいいじめもなければ2人の姉がガラスの靴を履くために足を切るような描写もありません。それが物足りなく感じるかもしれませんが、小さい子どもに寝る前に読み聞かせるにはこのくらいでちょうどいいです。

    初めはシンプルで色も少ない絵や、表紙のシンデレラの表情に違和感がありましたが、お話を読んでいくと、不思議ときらびやかな舞踏会の世界や、心のきれいな美しいシンデレラに見えてくるのですから、絵本の持つ力はすばらしいです。色や絵の少なさが、逆に想像力を掻き立ててくれているのかもしれません。

    魔法使いのおばあさんも突然現れるわけではなくて、亡くなったお母さん代わりでいつもシンデレラを見守ってくれている名付け親の「代母さま」(子どもにわかりづらいので「まほうつかいのお母さん」と読み替えています)なので、お母さんが亡くなった後も見守ってくれている人がいたのだと安心感があります。

    ただ、少し古い言い回しやわかりにくい言葉(「馭者」「従者」など)や、説明が難しい言葉(うぬぼれやでこうまんちき等)が出てくるので、自分で読み替えたり、子どもに説明しながら読んでいるのと(でもちゃんと意味はわかっているようす)、お父さんや継母があまり出てこないので、もう少し描写があってもいいかなと思いました。お父さんが継母の言いなりになっていたとかもちょっと腑に落ちない感じです。それでも十分のボリュームなので、眠い時に持ってこられると最後まで読めないこともありますが;

    他にちゃんとしたストーリーのシンデレラを知らないのですが、当面は我が家のシンデレラの定番はこれになりそうです。同時に、他の作品も読んでみたくなりました。

    投稿日:2013/03/22

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  • ブラウンさんのシンデレラは、シンデレラの家族から父親のふがいなさ、さまざまにきめの細かい内容になっています。
    宮殿に出かけるまでの準備の詳細、舞踏会も一日で終わらなかったこと、シンデレラがちゃっかりガラスの靴の片方を持っていたことなど、話に膨らみがあります。
    お姉さんたちがガラス靴に足をあわせるために、足を切って痛い思いをしてまで、お妃様になりたかった等という内容のシンデレラもあったと思いますので、素朴で雅やかな物語であるとも思います。
    ただ、シンデレラのエキスが薄まってしまったように思うのは何故でしょう。
    マーシャ・ブラウンの絵にもその影響があるでしょうか。

    シンデレラはペローでもグリムでも少しおどろおどろしさを秘めたファンタジーなのです。
    あまりあっさりとまとまってしまうと、物足りなくなってしまうのです。
    シンデレラは薄幸で虐げられた女性であり、継母と姉たちは悪に徹しなければいけないのです。
    上品なだけに、ちょっと気の抜けたシンデレラだと思いました。

    投稿日:2012/09/28

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