夏本番の強い日差しの中、暑い砂の上をちょっとずつ歩く様子や、一気に海めがけて走っていく様子が、実体験と重なってとてもリアルな夏体験が出来る絵本だと思います。
海に入った時のあのゆらゆらと波に身体を任せながらぼーっとするのは、とても気持ちが良いです。
これを読んだら、海に行きたくなりますよというのは本当ですね。
細かな事を言ってしまうのはナンセンスですが・・この絵本の中だと、子ども一人でかなり遠くの方へ行っている感じがします。勿論遠浅の設定?なのでしょうが、遠くの方からお父さんの声・・子ども一人でこんなに遠くまで海に行って泳ぐのは実際には駄目ですね。
親子の描写だったらもっと安心できたかもしれません。