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作: のはな はるか  出版社: くもん出版
うさぎマンションには、 画家、パン屋、音楽家、魔法使い… いろんなうさぎが住んでいます。1部屋ごとに進行する物語を 見つけて、楽しむ絵本。

太陽へとぶ矢」 みんなの声

太陽へとぶ矢 作・絵:ジェラルド・マクダーモット
訳:神宮 輝夫
出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
本体価格:\1,500+税
発行日:1975年
ISBN:9784593500154
評価スコア 4.33
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みんなの声 総数 8
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  • 大人になって、良さがわかった

    子どもの頃、家にあった絵本です。
    内容は、小さな子どもには、あんまり、興味がもてませんでした。
    ですが、その強烈な絵のイメージは印象にのこっていました。
    大人になって、まだ出版されていることを知り、なつかしくて読んでみると、とても新鮮でした。特に絵のすばらしいこと!
    一見、モザイクのような図柄ばかりで描いていて、洗練されたデザインのようにも思えます。ですが、お話を読んでいくと、インディアンにつたわる神話の世界が、その絵で、魅力的に表現されていました。
    大人になって、再読してみて、良かったです。

    掲載日:2015/07/25

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  • 輝きを増している名作

    • たぽたぁぽさん
    • 40代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子11歳、男の子7歳

    素晴らしい名作は何年経っても色あせない、
    それどころか輝きを一層増している。

    そんな絵本に出逢うと
    とてもうれしい気持ちになります。

    「太陽へとぶ矢」は
    インディアン、
    (今だとネイティブ・アメリカンといったほうがよいでしょうか)
    につたわるおはなしです。

    初版がなんと1975年、今から40年も前の作品なのですが、
    古さはまったく感じません。

    たいようのかみのこどもの冒険、挑戦が
    壮大なスケールで、ダイナミックに描かれています。
    幾何学的な絵はかえって斬新な感じを受けます

    少人数での読み聞かせしかしたことがないのですが、
    どちらかというと、男の子に人気があるように感じます。

    掲載日:2015/05/26

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  • 太陽という存在

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子21歳、男の子19歳

    アメリカのプエブロインディアンに伝わるおはなしを基にした作品。
    昔、太陽の神は、命の力を矢に宿し、大地に向かって飛ばします。
    その矢によって、ある娘が懐妊し、男の子が生まれます。
    やがて成長した男の子は、父親探しに出かけます。
    大人たちは誰も相手にしてくれませんが、
    唯一、聡明な弓作りの古老がその正体を悟り、太陽神のところに届けてくれます。
    太陽神のもとでも、数々の試練を経て、ようやく息子と認めてもらい、
    再び大地に戻るのです。
    独特のグラフィックな絵は、神秘的な世界に共鳴して、滋味深いです。
    太陽という存在を、古代の人々がどのようにとらえていたかがわかりますね。
    矢というアイテムが、交信手段というのも興味深いです。
    成長において数々の試練を体験させるというのも、インディアンに特徴的ですね。
    やや抽象的な絵なので、ちゃんと理解できるのは、小学生くらいからでしょうか。

    掲載日:2015/04/08

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  • なんともインパクトのある絵本です。
    インパクトはあるのですが、インディアンの伝承物語と融合するにはちょっときつすぎるような気がします。
    お話の方は、太陽の神が地上に誕生させた自分の子どものものがたり。
    周りの子どもから疎外される子どもが、自分の父をさがしに矢となって太陽に飛ぶのですが、地上に戻った時にはあがめられる立場に変わるというかんじんの部分が腑に落ちませんでした。
    インディアンならではの教えなのでしょうか。
    絵の印象だけがのこったような感じです。

    掲載日:2013/07/06

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  • 太陽のとらえ方

    「インディアンにつたわるおはなし」という副題がついていたので惹かれて読んでみました。

    絵や色遣いもお話もとても印象に残る本でした。終わり方もこんな風に終わるんだと、ちょっと想像していたものと違いました。

    出だしも太陽の矢が当たった娘に、太陽の子どもが生まれるという不思議な出だしだと思いました。

    太陽にまつわる昔話は、いろいろとあると思いますが、インディアンは太陽をとても身近なものと思っていたような気がしました。

    ひょっとしたら昔人間離れをした不思議な力を持った男がいて、太陽の子どもと呼ばれていたのかもしれないなどと、連想して考えてしまいました。

    絵が昔のインベーダーゲームを連想させるような不思議さでした。

    掲載日:2010/03/24

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  •  表紙絵よりもサブタイトル“インディアンにまつわるおはなし”に興味を覚え開きました。
     
     昔太陽の神が迸る命の力を一本の矢にかえ、大地に向かって飛ばした。 
     命の矢は一人の娘に当たった。
     そして、男の子を産んだ。
     長じて、男の子は父親探しに出かけ…。
     
     広い世の中を旅し父を求め、ある意味自分の存在証明に必死です。
     父なる太陽の神へと会いにいくプロセスが、とても神秘的です。
     やっと会えた父もまた慎重で、息子へ試練のテストを与えます。
     ここで、神とはこういうものか?とちょっと驚きました。
     やっと認められ、再び父の手で大地へ送られた男の子はさぞや誇らしく、常人では果たし得ない使命を背負った命であることの自覚に目覚めた事でしょう。

     読み進めていくうちに、このモザイク様式のようなイラスト画の魅力に引き込まれました。
     絵の不思議な力により、神秘性が際だつ作品だと思います。

     コールデコット賞を受け、全米で話題になった結果、歴史考証学的見地から批判を浴びたようです。
     が、子どもに読み与えるに際に、歴史事実を伝えるのではなく、あくまでも作られたお話的ニュアンスで絵を含め楽しむのであれば、私は問題が無いように思います。

    掲載日:2010/02/28

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  • アメリカの歴史を振り返る本

    • PDさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子8歳

    民話や神話をもとにした作品を手がけているジェラルド・マクダーモット。
    太古の人々が信じた自然のちからを、鮮やかな色彩と明確な線で見る人に印象付けます。

    彼の作品の全般に言えることですが、私たちが宇宙や地球の中ではほんの小さな存在でしかないということ、そして自然の中で役割を持ち、生かされているということを感じさせられます。


    ちなみにこの本は米コルデコット賞を取り非常に有名になりましたが、その後一部の表現方法に誤解があることが問題になりました。
    インディアンが祭事を行う「キバ」についての見解や、また、主人公の少年が父親がいない事が原因でいじめられ、それをきっかけに旅に出る描写について、インディアンの家族観ではありえないこと−などなど。

    日本人の私にはあとでこのくだりを知るまでは、純粋に美しい表現の絵本として親しんできましたが、アメリカの歴史などを鑑みてこれらの事情を知り、ますます興味を持ったともいえます。
    どうしても批判めいた意見が多く出てくるのも確かですが、私のようにそれらの諸問題に興味がなかった人間が考えるきっかけになったのも事実です。


    インディアンの文化と切り離して寓話として見るもよし、太古からの言い伝えとして歴史を振り返って考えるもよし、色んな角度から見ることができる作品です。

    掲載日:2007/11/24

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  • インディアン達は、こんなに太陽を神としているんだな〜
    ビバリーのために、こころをこめて

    太陽の神はほとばしる命の力を一本の矢にかえて大地に飛ばした

    お話は、こうして始まります。

    絵は幾何学模様のえで、模様のようです。
    でも 表情がでていて悲しさが伝わります。男の子はお父さんを探しに行くのです、そしてお父さんに会えたのです。
    太陽の子どもだったんですね。

    やはり、人間も同じでお父さんとお母さんがいてはじめて
    人間の幸せがあるんですね!
    太陽の子も同じなんですね!
    お父さんに会えた喜びが、絵を見ているとよく判ります。

    そしてこんなにきれいな描き方で、インディアン達が太陽を自分たちの生活に神として取り入れていたのもよく判りました。

    初めてであった絵本に 余韻がのこります。
    もし子どもがみたらどんな反応するんでしょうね?

    掲載日:2007/05/25

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