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ジブリルのくるま」 みんなの声

ジブリルのくるま 作:市川 里美
出版社:BL出版 BL出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2012年08月
ISBN:9784776405467
評価スコア 4.38
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  • 砂漠での生活

    表紙から、ラクダやヤギに囲まれた少年の姿にびっくりです。
    砂漠の村に住む少年、ジブリルのエピソードです。
    ラクダやヤギの世話をするのが日課というのもすごいですが、
    拾い集めた廃材で車を作るのに夢中、というのもほほえましいです。
    なかなかの力作だと思いますが、お父さんにとってはガラクタ同然、
    捨てに行くよう言われて渋々、が素敵な展開になります。
    その舞台が、オアシスの市場。
    なるほど、そういうこともありうるのですね。
    しかも、稼いだお金で購入したものに、ジブリルの性格が表れています。
    ハサミというアイテムが効いています。
    確かに、お父さんも物作りのお仕事のようですしね。
    このあたりの家族愛も愛おしいです。
    小学生くらいから、砂漠生活を感じてほしいです。

    投稿日:2021/07/12

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  • 手先が器用なジブリル

    孫たちも自分の玩具はなかなか買ってもらえないので自分で手づくりして遊んでいます。6歳3ヶ月の孫は、新聞紙を細く巻いて戦う剣を作ったり、腰に巻いて遊んだりしています。弟にもせがまれて作ってやっているので、ジブリルのように売れたお金で、家族にお土産を買ってくるだろうなあと思いながら読みました。恵まれていなくても貧しくても家族に優しく思いやりがあって心豊かに育っているなあと思いました。

    投稿日:2019/03/16

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  • 考える、感じることいろいろ!!

    市川さんの作品久し振り!
    と、図書館で見つけ
    これは・・・読んだことなかった・・・

    市川さん作品は
    リアルで素敵な
    人形、ぬいぐるみの出てくるイメージが
    あったのですが
    カバーの作者紹介文に

    世界中旅して、その土地の子ども達との交流から
    生まれた絵本など精力的に
    創作活動を続けている

    とのこと
    なるほど!!
    素敵ですねぇ
    市川さんの感性が作品に滲み出ている感じです

    同じ子どもでも
    こういう生活をしているんだぁ・・・
    と、まずは、カルチャーショックがあると思います

    日本の子どもは、恵まれ過ぎていませんか?
    「道具」について
    「おもちゃ」について
    いろいろ考えさせられます

    モノがないーところからの発想
    一見ゴミ、実際もゴミだと思うのですが
    それを材料にする
    想像力と創造力が素敵です
    「工夫」と「センス」!!

    と、家族旅行中のダビッドに出逢ったのも
    ご縁なんでしょうか
    らくだたちが、市の方に向かっていたのも
    ご縁なんでしょうね

    このらくだ、やぎ達の表情、動きが
    なんともいえない素敵な雰囲気なんです

    父の商売道具を勝手に使って叱られ
    自分の作品に「ガラクタ」と言われ価値はない
    棄てるよう言われても
    へこたれない、怒らない・・・
    自分で得たお金で家族みんなのモノを
    買ってお土産にするジブリルに
    拍手です

    砂漠での生活
    職人さんのお子さんだからということもあるでしょう
    環境の影響もあるでしょう

    気持ちのきれいさ
    生活をしていくということ
    自分の好きなことをあきらめないーということ

    いろいろ感じることが出来る素敵な作品です

    小学生に読んで反応を見てみたいです

    投稿日:2017/01/17

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  • 子どもの才能を知ること

    ジブリルはあこがれの車を、いろいろな廃材で作り続けます。
    おもちゃを買ってくれるゆとりもない貧しい家の子どもだから、せめて自分で自分の夢を形にしているのでしょう。
    ジブリルはお父さんの大事な仕事道具のハサミを持ち出しました。
    だから、お父さんからしたら、困りものなのです。
    そんなジブリルが、ちょっとしたきっかけから、市場で自分の作った車が売れることを知りました。
    売ったお金で、家族へのささやかな土産と、大事な道具のハサミを買って帰ります。
    家族思いのジブリルと、子どもの才能を見抜けないでいた父親の思いが、対比的でつらいです。
    子どもは自分の夢やあこがれで、いろいろな力をつけていくのです。
    父親は自分ではなかなか子どもの才能に気づけない。
    親としてちょっとつらいお話でした。

    投稿日:2012/12/07

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  • 工作

    うちも子どもが工作が好きなので、やはり邪魔になるのである程度は捨てて欲しいというのが親の本音です。本を読んでいるとなんだか申し訳ない気持ちをなってしまいます。

    車が全部売れたジブリルのうれしそうな顔が素敵です。

    ただ、途中の「ぼくもしごとが・・・・・」や最後の「おとうさんといっしょに市場に・・・・」という文を見る限り、ジブリルのくるまは、宝物ではなく、商品として作ってるということなのでしょうか??そこが気になります。

    ジブリルの車は宝物じゃないのかなぁ?と思ってしまいました。

    投稿日:2012/11/06

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  • 素敵なお話

    サイン本があまりに素敵で、思わず買ってしましました。
    砂漠に住むジブリルが作った自動車達を、お父さんは捨てて来なさい!と。
    子供の大事なものが、大人にはがらくたに見えること。
    まさに今の私はジブリルのお父さんです。
    捨ててしまいたいものもいっぱい。
    でも、自動車が売れて、大喜びでお土産を買って帰るジブリルを
    見ていると、子供のおもちゃを大事にする気持ちも、もっと分かって
    あげないとなと思いました。

    投稿日:2012/09/17

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  • 素敵な思いやり

    • こりえ♪さん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子6歳

    娘もジブリルのように、身近にあるものでいろんなものを作ります。
    そして、私はジブリルのお父さんのように、勝手に道具を使われてしかることがあります。
    何だか、ものずごく身につまされるお話でした。

    このジブリル。
    本当に子供らしいところをたくさん見せるのですが、逆に大人にも真似できないような素敵な思いやりも見せます。
    私はお父さんでもないのに、ホロリときてしまいました。

    娘はというと、ジブリルの作った車にもう夢中。
    ちょうど前の日、牛乳パックで車を作ってあげたのですが、同じような車を発見して大喜び。
    と思いきやその直後、ほかの車を見て「本当はこんなのが作りたかった」って…あなた。
    これからもジブリルに負けないくらいかっこいい車を作りたいと思った、娘と母でした。

    投稿日:2012/09/06

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