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「あくたれ」というなんだかパンチのある…

ニルスが出会った物語 (3) クマと製鉄所」 みんなの声

ニルスが出会った物語 (3) クマと製鉄所 原作:セルマ・ラーゲルレーヴ
訳・構成:菱木 晃子
画:平澤 朋子
出版社:福音館書店 福音館書店の特集ページがあります!
本体価格:\1,400+税
発行日:2012年09月20日
ISBN:9784834027365
評価スコア 4
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  • 近代化のひずみ

    鉱山地帯にある製鉄所の騒音がクマの生活をおびやかしています。

    人間側、特に鉱山地帯に住む人々から考えると、これといった産業もない地帯に製鉄所は雇用を生み出し利益、そして便利な生活という恩恵をもたらしています。

    これは単にスウェーデンだけに留まらず、この時代から始まった近代化の道を近代国家では歩んできました。

    ただ、近代化は豊かさと便利さをもたらした一方で、環境破壊ももたらしてきました。

    クマからつきつけられた製鉄所を燃やせという命令の中でのニルスの葛藤。それはとりもなおさず近代化の中で人間が抱えてきた葛藤でもあるように感じました。

    こうして絵本として、一つのお話をじっくりと読むとにより、ニルスの物語に秘められていたものが浮かび上がってくるようにも思います。

    掲載日:2014/01/04

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  • ニルスとクマの小話

    ニルスの本を昔、子供に読んだので、なんとなく覚えていたようです。でも昔読んだ絵本では出ていなかった部分がこれ。

    風でモルテンの背中から落ちた小人のニルスはクマの子たちの遊び相手になったり、父親熊に殺す代わりに製鉄所に放火しろと言われたり、、、でも拒否することを学んだニルス。成長しています。さらに、鉄砲で撃たれそうな父熊を助け、そのお礼に熊に食われない魔法の言葉を教えてもらいます。

    全体になかなか教訓的で面白い。ただ、魔法の言葉がなんなのか、、、、かなり気になります。それと4歳の娘に読むときは、そのままだと分からないと思って勝手に魔法の言葉を作り出して「こういいます」と教えてしまいました。

    掲載日:2012/10/21

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