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ピーターのとおいみち」 みんなの声

ピーターのとおいみち 作:リー・キングマン
絵:バーバラ・クーニー
訳:三木 卓
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:1997年
ISBN:9784062619660
評価スコア 4.21
評価ランキング 23,533
みんなの声 総数 13
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  • 「誰かが見ています。でも、誰もいません」

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子15歳、女の子10歳

    読み始めたとき、マーガレット・ワイズ・ブラウンの「ぼくはあるいた・まっすぐまっすぐ」を思い出しました。

    どちらの作品も年端もいかない男の子が、一生懸命歩いていくお話で、何となく共通するものがあるな〜と、思ったのは、私だけでしょうか?

    こちらの絵本のピーターはともだちがほしくて、遠い学校までの道のりを早朝の往復するわけですが、「友達が欲しい」というピーターの想いがすごく感じられました。
    また、途中途中で休憩するシーンで、足を川で冷やして休めたり、靴を脱いでしまったりと、足の痛さや、時間の経過がよく出ていて思わず「ピーター頑張れ」と、心の中で応援してしまいました。
    少々長い絵本ですが、バーバラ・クーニーの描く可愛いピーターと一緒に、小さな冒険(遠い学校へいく)を体験できて楽しい絵本です。

    また、昔ばなしのようなまの語りの中の繰り返しがとても面白い作品です。
    ピーターが休んでいるところで、そっとのぞいている。「だれかがみています。……でも、なにもいません。」というシーンは、ドキドキします。大人の読み手でも高なのですから、聞いている・見ているお子さんたちはもっとドキドキするんじゃないでしょうか?

    正確に測ってはいませんが、読み語りで使うと15分はかかりそうです。
    時間に余裕のあるお話会なら、5,6歳〜お薦めです。

    投稿日:2010/09/27

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    2
  • 少年の感情の揺れや心の成長。

    • 梨華さん
    • 30代
    • その他の方
    • 北海道

    緑・青・赤等のシンプルな色彩でありながらも、ピーターが住んでいる森の風景や、ピーターがお友達を求め、目指した町や学校の風景の違いを見事に表現されております。
    バーバラ・クーニーさんの作品は、数冊拝見させて頂いておりますが、素晴らしく多才な方なのだと改めて痛感させられますね(o^_^o)
    5歳になったピーターは、お誕生日にロウソクを吹き消すシーンでの、母親の「願い事は、自分で叶えるものよ。」という一言にピーターならずとも、誰もが奮い立たされる事ではないでしょうか。
    ピーター少年の感情の揺れや心の成長を捉える事の出来る、素晴らしい作品でございました。
    この作品には、我が子の成長を考えたり、大人の方でしたら、幼い頃、こんな気持ちになった事があったであろう事を思い出しながら読む事が出来ると思います(o^_^o)
    シンプルですが、どこか懐かしい記憶・・・・・・おすすめの作品です♪

    投稿日:2006/06/18

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    1
  • がんばれ!

    学校までの遠い道を書いた絵本。
    住宅街でも街中でもなく、森の中ですものね。
    これは実際の距離よりももっと遠くに感じてしまいそうです。
    でもその先に待つものに期待と希望があるから進んでいけるのでしょうね。
    がんばれ!と応援したくなる、そんな絵本です。

    投稿日:2021/01/15

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  • 行動力

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子6歳、男の子4歳

    「だれかがみています。……でも、なにもいません。」
    なにもいないと書かれているのに、
    何か隠れているんじゃないかと、
    子どもと一緒に絵を見つめました(笑)

    親からしたら、こんなふうに遠い道を一人で行かれたら
    心配で怖いですが、
    ともだちをつくるために遠い道を一人で学校に行くという
    この勇気、行動力、前向きな姿勢、
    どれも素晴らしく、いつかは身につけてほしいけれど、
    やはり5歳でこの行動力は怖いです。

    投稿日:2019/08/22

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  • ねがいごとはじぶんでかなえる

    バーバラ・クーニーの絵にひかれて読んでみました。
    ねがいがすぐにかなわなくても、まさに一歩をふみだしたピーター。その姿になにか勇気づけられる思いがしました。
    そして、やっぱり、バーバラ・クーニーの絵が素敵。動物や森の様子など、じっくりながめてしまいます。

    投稿日:2016/12/05

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  • 心が晴れない

    大好きなバーバラ・クーニーさんが絵を描いているので手に取りましたが、読み終わって思わず「うーん」と唸ってしまいました。
    人間のお友達が欲しくて長い旅に出かけるのに、ようやくたどり着いた学校には入れてもらえず、結局友達は家にいた動物達なんだという事で納得しています。森の中での描写も少しゾクッとする感じで、せっかく頑張った少年がこれではあまりに報われないのでは、と可哀想に思えました。
    子供達に読んであげるつもりでしたが、予想以上に長いお話で驚きました。

    投稿日:2016/04/07

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  • 友達を探しに

    このお話は、人間の友達を探しに今度自分の良く学校まで行くお話でした。でも、まだ学校は始まっておらず、その道中で出会った動物たちもどこかに行ってしまったのですが・・・自分お家へ帰ったらいつもの仲間の動物たちが待っていてくれました。大切な友達っていつも近くにいるんですね!!

    投稿日:2016/02/03

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  • え?それでいいの??

    5歳になったピーターがお友だちを求めて遠い学校へ
    行くというお話です。
    ちょうど息子も5歳なので借りてきました。

    一人で遠い学校まで初めて行く大冒険なのは良いですが
    結局学校はまだ始まっておらず・・・
    家に戻ってきてお友だち(動物)はここにいました!って
    本当にそれでいいのか?と思ってしまいました。
    それまで動物のお友だちしかいなく
    人間の男の子や女の子のお友だちが欲しくて学校まで行ったのに。

    また長い文章の繰り返しが多く
    正直退屈で、読むのに疲れてしまいました。

    投稿日:2014/01/14

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  • 背伸びをしたい男の子かな

    • やじみさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子6歳、女の子4歳

    初めて読んだ時はピンときませんでした。

    2回目に読んだ時、4歳の娘が「うさぎさん、もう着いたからありがとうってバイバイしたんじゃない?」「また遊ぼうかなって思ってるんだよ」と言ったことから、これは未来を覗いて背伸びをしたい子供の話かなと思いました。
    自分はもう大きくなったと思って、背伸びして未来を覗いてみたけれど、まだ漠然としすぎていて掴むことはできず、今の大切さに気付いた話かなと。

    近い未来(行き道)では、何かチャンスがあったけれど、それに気付くことすらできなかった。
    遠い未来(学校)では何も出会えず、9月を待って帰ったほうがいいと諭された。
    少し成長して帰ってきた道では、出会いがあったけれどまだうまくつかめなかった。
    現在(家)に帰ってきたら、今大切にすべきものが溢れていた。
    (ついでに近い未来で出会うだろう動物たちも見え隠れしはじめた)

    うちの子供たちも、理想や憧れや自信や挫折や甘えを行ったり来たりしながら大きくなっているのかなと思うと、感慨深いものです。

    くたびれて帰ってきた最後には、やっぱりお母さんが待っているというのが良いですね。
    「かいじゅうたちのいるところ」につながるものを感じました。

    投稿日:2013/12/11

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  • 心の成長に気づかされて

    「村」から遠く離れた一軒家に暮らすピーター。
    五歳になって学校に行ける歳になったので、早く行きたくてたまりません。
    早く友達が作りたいからです。
    ピーターは、学校を探して森の中を歩き続けます。
    本当に遠い道。
    誰かが見ているような気がして立ち止まります。
    誰も居ません。
    その繰返しで着ているものを順番に脱いで行くのが何かしら暗示的です。
    やっとたどり着いた学校は、9月まで待たなければならないと教えられます。
    ピーターは再び長い道を、家に向かって帰ることにします。
    行きの道で置いてきたセーターを着て、靴を履いて、友達には巡り会えなかったけれど、たくさんの仲間がいることに気づきます。
    淡々としていて、繰返しが多くて、盛り上がりには欠ける物語ですが、ピーターの心象世界として見ると、ピーターの心の微妙で繊細な動きを清々しく描いていて、応援したくなるお話です。

    投稿日:2013/06/20

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