ホームズ好きにおすすめ。4巻からはまた主人公がデレクに戻り、なんとなく話の流れが理解しやすいです。今回はデレクがマチルダと婚約することになりますが、呪いの人形が贈られてきて、真実の解明までパイクにマチルダとの婚約を禁じられてしまいます。
今回は眠り姫エリザなど、モリアーティの弱点も出てきます。モリアーティも片腕が元医者のジョイスで、よくあるTVのホームズ&ワトスンふうです。
ワトスンが3巻ではかなり切れ者として書かれていて、強いし、ちょっとくらいはあくどいこともしていて意外な印象を受けたのですが、4巻では感情がはっきりしていて正義感がありちょっと疲れた感じで、原作のワトスンっぽい。でもちょっとイメージの統一感に欠けるような気がしました。
しかしこの回ではとうとう、シャーロック・スコット・ホームズが登場します!しかし、原作のような正義の味方ではなく、シグルド・シェリンフォードと名乗ったり、スコットと名乗ったりして、地下組織にもぐりこんで、冷酷に結構な悪事をしています。原作の、アヘンとタバコ程度のシャーロックとはちょっと違うので、この続きがどうなるのか、、、、気になって仕方ないです。面白い!