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移動するものたち

移動するものたち(小学館集英社プロダクション)

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ぼくだよ ぼくだよ」 その他の方の声

ぼくだよ ぼくだよ 作:きくち ちき
出版社:理論社 理論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2013年02月07日
ISBN:9784652200025
評価スコア 4.53
評価ランキング 7,011
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  • 力強くて、心地よい

    ライオンとヒョウが、
    「ぼくの つめの ほうが するどいよ」
    「ぼくの きんにくの ほうが つよいよ」

    そうこうしているうちに、
    木に、わにに、川に、嵐に。そして・・・。

    ああ、どうしよう。
    大きく気持ちが動いたのに、文章ではとても言い表せません。

    これはきっと、実際に読んだ人にだけ
    この「力強い何か」と感じることが出来るはず。

    絵も、色も、言葉も、
    全てに力が溢れています。

    力強くて、そしてとても心地よい。
    抽象的な絵には、大人でも思わず惹きつけられてしまいますね。

    投稿日:2013/12/20

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  • ひょうと ライオンが ぼくだよ ぼくだよ ぼくの方がと自慢しあうんですが・・・  こどもがこんなふうに 自慢しあって転げ回っている様子がうかがえて おもしろいなあと思いました

    きくちちきさんのダイナミックな描き方が自由で アートの世界ですね 
    何かしら お話しが出てきそうな絵に あたたかいもの感じます

    解け合う関係 こんなふうに 仲良くなれたら良いですね!
    にっこり  ラストの 二人の後ろ姿が 良いですね

    でも やっぱり ひげが ぴんとしているのは ぼくだね

    このことばに 子ども心がうかがえます
    仲良しの関係の中にも 競い合う心があることが うまく表現されています

    アートの世界です    展覧会を見たい気分です

    投稿日:2016/11/18

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  • 懐かしい気持ちに…

    二匹のやりとりを見ていると本当に仲良しなんだなぁ〜と微笑ましくなりました。

    最初からずーっと仲良しですよね!
    一緒にいたいという気持ちがどんどん大きくなってどんどん強くなって!

    そうやって楽しくなって夢中になって遊んでいるといつの間にか時間が経って…

    読み終えた後はなんだか子どもの頃を思い出し、懐かしい気持ちになって、ジーンとしちゃいました。

    投稿日:2016/03/22

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  • オレンジ色は仲良しのしるし

    自分がこどもだった頃にも、息子たちが小さかった頃にも
    よく、でくわしましたね、こんな自慢合戦。
    自分のネタが尽きると
    「オレんちのお父さんなんか○○できるしぃー」
    「オレんちの犬なんか…」と次々広がっていったものですが
    木になったり、ワニになったり とはおそれいりました。

    ヒョウVSライオン
    両者、負けん気が強そうですもんね。

    木の上から見下ろすヒョウとちっちゃいライオン
    空を飛ぶライオンとちっちゃいヒョウ
    木の高さや空の高さを感じます。

    黄色が赤を覆ってグルグルかきまわして「おおあらし」
    赤が黄色にかぶさって「たいよう」
    そして混然一体になって「きもちいいね」
    ページいっぱいに黄色と赤が広がって
    ヒョウもライオンも笑顔、笑顔。
    目玉の位置に、こちらも笑顔。
    言い合えば言い合うほど仲良し!

    混ざりあったオレンジ色の中
    同じくらいの大きさの影をのばして、しみじみ〜
    …かと思えば 
    まだ自慢合戦は続いていて クスッ

    「もう、絵の具、使ってる?」に、うなづく1年生に読みました。

    投稿日:2016/03/20

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  •  子どもの気持ちを描いた絵本です。絵も、子どもの気持ち、そのままの自由で伸びやかな絵です。

     幼稚園や小学生の子ども、特に男の子を観察していると、友達と張り合う気持ちがすごく強いのです。「オレなー」「オレはなぁー」「オレの父ちゃんなんてなー」「オレんちだってなー」という具合。「自分はすごいのだ」という自尊心。「すごいと思いたい、思ってもらいたい」という気持ち。単に自慢のしあいっこというよりも、一生懸命に自分というものを確立しようとしていることが感じられて、微笑ましく思います。この絵本のヒョウとライオンにも同じものを感じました。

     どんどんと想像の世界に入っていって、そこでも思う存分、言いたいことをいって、想像だから、もうなんでも言いたい放題!あー、楽しいね!「自分はすごいのだ!」という気持ちを出し切った後は、ヒョウもライオンも、満足してすっきりとした良い顔をしています。どんなに言っても言い返してくる相手のことも、「なかなかやるなー」と認めた感じかな。えっ?でも、まだ言ってますね。「ひげが・・」って。(笑) でも、子どもはこうやって、張り合って、切磋琢磨して大きくなっていくのでしょう。

     「大人になってもこのまま」というのは、ちょっと見苦しいです。とはいえ、現実の厳しさにやられてしまって「自分なんか・・・」としょげている大人の人には、この絵本を差し出してあげたい。そして、私も、元気のでない時にはこの絵本を開いて、自分のいいところ探しをしてみようかな。

    投稿日:2016/03/22

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  • 想像の世界……ではなく…!?

    ちきさんの壮大な絵が素敵。
    画面いっぱいに広がる海や森がとてもきれいです。
    ひょうとらいおんは、最初は自分の体の自慢とするところを主張しあうのですが、徐々に想像の世界へ入っていくことがおもしろい。
    それと同時に、2人の表情や言葉も和やかになっていることに注目です!
    いや、これは想像の世界ではなく、本当の世界なんでしょうか。子どもだけが入ることのできる、魔法のような……。

    ひょうが上かららいおんを見上げる構図がすごく好きです。
    ちきさんのほかの絵本でもそうなのですが、今にも絵本から飛び出して動きだしそうな2人の迫力がおもしろい^^
    最後の方のページは、まるで夏が来たかのような、ぽかぽかした雰囲気です。
    ぜひ原画でも見てみたい!きっと、もっと力強さや可愛さがあふれていると思います♪

    読みながら、想像力や楽しさが広がる、おもしろい絵本です。

    投稿日:2016/02/29

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  • 無邪気な世界

    大人が「僕の方が○○だよ」なんて言ったら、嫌われちゃうかもと思ったりして、どんなに親しい友人とでも、こんな風に無邪気にくらべっこしてじゃれあうことなんてできません。

    ある意味、子供にだけ許された、とても純真無垢な気持ちから出てくるくらべっこ遊び。

    最後はライオンもトラも一緒になって境目がほとんどなくなります。

    すっごく仲良しのお友達ができた証拠かも。

    絵もとてもダイナミックで、機会があれば、ぜひ原画を見てみたいと思いました。

    投稿日:2016/03/01

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  • とても迫力の有る、画面いっぱいに描かれた絵本で、印象に残りました。一度読むと忘れない、一度見たら忘れない、そんな絵本だと思います。それほど見る人、読む人の心に残るインパクトが強く、そして力強い作品だと思います。
    ヒョウとライオンとのやりとりも、どちらも「自分の方が」より優れている事を競いながらも、最後には静かな雰囲気が漂ってきて、穏やかな気持ちで本を閉じれます。
    とても個性的で素敵な1冊だと思いました。

    投稿日:2016/03/02

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