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ガール・イン・レッド」 みんなの声

ガール・イン・レッド 原案・絵:ロベルト・インノチェンティ
文:アーロン・フリッシュ
訳:金原 瑞人
出版社:西村書店 西村書店の特集ページがあります!
税込価格:\2,090
発行日:2013年02月05日
ISBN:9784890139347
評価スコア 3.4
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  • 現代の怖〜い童話といってもいい!

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子17歳、女の子13歳

    たぶん、ベースにあるのは「赤ずきん」です。
    そこから、とても今どきの(この絵から受ける印象は)ニューヨークあたりの大都市の裏町が舞台になっています。
    だから、グリムの「赤ずきん」よりずっとリアルで、ゾッとする怖さがありました。

    主軸の物語も怖いですが、この物語を語っている小さなおおばあさんと、その部屋もよく見るとめちゃくちゃ不気味です。

    邦訳は金原瑞人さんなので、日本語の言葉としてはとても読みやすかったです。
    絵本作品としてのレベルはとても高いものだと思いますが、日本人には絵柄的にちょっと敬遠されるかもしれません。
    アメリカの映画やアニメが好きなお子さんには喜ばれるかもしれません。

    ただ、ひとりの親として、出来たらこの作品は子どもたちにはあまり触れてほしくないです。
    善悪をある程度見極める力が付き、世の中の理を感じることができるような年齢以上の方になら、芸術作品としてお勧めできます。

    投稿日:2013/05/05

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  • 現代ならではの 怖さ

     グリム童話の「あかずきん」を下敷きにしたお話です。

     時は現代、場所は大都会の裏町。赤いフード付きコートを着た女の子がおばあさんのお見舞いに行きます。途中には、誘惑や危険がいっぱい!

     話の流れは同じですが、現代ならではの 人の欲望、貧富の差、すさんだ感じが、しっかりと描かれています。怖いです。小さな子どもさんと読む絵本ではないでしょう。また、絵本に可愛さや癒しを求める人もまず手にとらないでしょう。ですが、「絵本」という表現形式を使った一つの作品としての完成度は高いと思いました。細かく描かれた絵をじっくりと見ていくと、見ごたえがあります。

     絵本の出だし、おばあさんの語り口には思わず引き込まれました。「さぁ、これから どんなおはなしが始まる?」「どんな 魔法に出会える?」と。そして、お話の冒頭、女の子が暮らす集合住宅をベランダ側から描いた絵は、そこに住む人々の暮らしぶり、人生が伺われ、どの部屋を取り上げても、また違うお話が始まりそうで、面白く感じました。

    投稿日:2016/02/26

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  • 赤ずきんちゃん?!

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子6歳、女の子1歳

    6歳の息子と読みました。

    最初は全然気付かなかったけど、
    途中から、
    アレ、どっかで聞いた話、
    もしかして現代版赤ずきんちゃん?!
    と思い始め、

    おばあさんのうちから出てきたオオカミの頭を見て、
    やっぱり!と確信。

    6歳の息子には随分早すぎたようで、
    やっぱり全然気付かず、
    ただあんまり訳の分からない絵本で終わってしまいました。

    現代の物騒な社会を描いた一冊ですが、
    平和に暮らしている小学校一年の息子にはもちろん分かるはずもなく、
    絵本だけれども大人向けの芸術作品といったほうがいいかも知れません。

    途中でけっこうもの恐ろしいシーンが多かったので、
    最後がハッピーエンドで終わった点がとても救われました。

    投稿日:2013/06/18

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  • スゴすぎるアレンジ

    赤ずきんを現代的アレンジするとこうなるのでしょうか?
    危なげな都会の「森」を越えてお婆ちゃんの住む家を訪ねる「赤ずきんちゃん」。
    話にはちょっとついていけなかったのですが、スリリングな絵には取りつかれてしまいました。
    絵の細部まで味わえる絵本でした。


    投稿日:2013/05/11

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