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まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

おかあさんの紙びな」 ママの声

おかあさんの紙びな 作:長崎 源之助
絵:山中 冬児
出版社:岩崎書店 岩崎書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:1976年
ISBN:9784265909339
評価スコア 4.5
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  • 語り継ぐ大切さ

    あの震災が起きてから、災害にしろ原爆にしろ語り継ぐことの大切さを身に染みて思うようになりました。

    親になり子どもも産み、子どもに生きていく術や知恵を継承していかなくてはということを、改めて考え始めたからかもしれません。

    この絵本は、国語の教科書の「一つの花」の関連本として紹介されていました。

    戦後の物のない時代には、着物や大切なものを売って食べ物と物々交換してなくはいけない時代がありました。

    女の子の大切なおひなさまをお米に代えなくてはいけない親の気持ちは、とても痛切なものがあるでしょう。

    物がなければ知恵で補うというこのお母さんは素敵だと思います。

    でも、このような時代は二度ときてほしくはありません。まずは、大人たちがしっかりとそのことを伝えていかなくてはと思いました。

    投稿日:2011/09/06

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  • 切ないですね。

    子供の成長を願う女の子のお雛様すらお米に変えるために売らなくてはならなかった時代。
    子供本人はもちろんですが、親の気持ちもやるせなかったでしょうね。
    生きるためには仕方のない時代。
    今の私たちには想像もつかないような悲しさと惨めさと。。。
    平和を守っていかなければと思いました。

    投稿日:2019/08/02

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  • 戦争について少しお勉強

    桃の節句なので借りてきました。
    息子も6歳になったので、そろそろ戦争のお話をしてもいいかなっと
    思いこちらの絵本を読み聞かせ。

    戦争で家が燃えてしまったり、お雛様とお米を交換したり・・・と
    息子は初めて知ることがいっぱいでした。

    戦隊が好きでいつも戦いごっこをしていますが
    悪いヤツは戦ってやっつけよう!と安易に思って欲しくないノデ
    戦争について少しずつお勉強してほしいです。

    投稿日:2014/03/24

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  • 戦争

    戦争中、終戦直後のひな祭りです。
    お節句を祝うどころではなかったのは、戦争を知らない私でも想像できることです。
    食べるために雛人形を手放す・・・母親としては、どんなに悩んだことだろうと思います。
    難しいテーマですが、話しかけてくれるような文章で、わりと小さな頃から理解しやすくなっていると思いました。

    投稿日:2013/02/20

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  • 戦争の残したもの

    戦争は命が失われるたいへん悲しいこと。
    そして、戦争が終わってもなお
    復興していくには、悲しみと苦しみを乗り越えなければならないのである・・。
    おなかが減って、たいせつな物を売って食べ物を手に入れる。
    そのギリギリの選択を、子供のさえ突きつけてしまう戦争後の現実が
    痛いほど伝わります。

    投稿日:2012/03/01

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  • 戦争の悲しみが静かに伝わります

    • 莉瑠さん
    • 30代
    • ママ
    • 静岡県
    • 男の子12歳、男の子8歳

     戦争で「私」の家は焼けてしまったけれど、田舎に預けてあったおひな様だけは助かりました。でも、食べ物がなくて、小さい私はおなかをすかして泣いてばかり。ある日、おかあさんが白いご飯をどっさり食べさせてくれて嬉しかったけれど、それはおひな様と取り替えたものだったのです。
     戦争や空襲の細かい描写はありませんが、幼い子供の目から見た戦争が映し出されていて、平和への願いを静かに訴えるお話です。
     娘のために、声をかみころし肩をふるわせて泣きながらおひな様を折るおかあさんの背中が切ないです。
     お話の背景が分かるようになるのは小学生ぐらいからかもしれませんが、短いお話なので小さい子にも何かは伝わるはず。豊かで平和なこの時代だからこそ、ぜひ読んであげてください。

    投稿日:2006/02/23

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  • 食べ物と交換されたおひなさま

    • レイラさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子12歳、男の子10歳

    戦争中家は焼けたけど、田舎に預けてあったおひなさまは無事だったのです。
    でも戦後の食糧難でお母さんは泣く泣くおひなさまとお米を交換したのです。
    そして、悲しむ「わたし」のために折ってくれたおりがみのおひなさま。
    創作のお話ですが、きっとこんな光景はたくさんあったに違いありません。
    おひなさまにはたくさんの想いが詰まっているものなんですね。

    投稿日:2006/02/22

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