おばあちゃんの台所は星でいっぱい。
星が出てくるから夢のあるお話かと思いきや、とても勉強になる食育に役立つ絵本でした。
登場してくる星は、うめぼし、にぼし、いちやぼし、しらすぼし、ほししいたけ、きりぼしだいこん… 全部言葉にほしが入ったものばかり。
体にいいっていってた星がたくさん出てきます。「干し」と「星」と言葉が掛けられています。
最近、私の料理にも星がついたものの登場頻度少ないかもしれません。
昔ながらのおばあちゃんのお料理は素朴ながら、長生きの秘訣がいっぱい詰め込まれていました。
最近の子どもたちもほししいたけや切り干し大根もあまり食べなれていない子も多いかもしれません。
食育について考えるには文字的にも4歳5歳でも妥当なボリュームの絵本ですが、内容はもう少し幼稚園児になじみのある食材のほうが良い気はしました。
子どもの食育として読み聞かせるなら他の食育絵本のほうが良いかなと思いますが、内容としてはとても素敵だと感じました。