「ひこいちばなし」 みんなの声

天狗の「隠れ蓑」を手に入れたひこいちのお話でした。
むかしばなしらしい、頓智のあるお話でとてもおもしろかったです。欲張りなひこいちにもたくさん笑わせてもらいました。
「むかしむかし絵本シリーズ」のほかの絵本も読んでみたいと思います。

とんちなひこいちは、頭もいいし、度胸もあるなあと感心して読みました。てんぐどんのかくれみのという宝物を手に入れて、やりたい放題のひこいちでしたが、かくれみのをばあさんに焼かれてしまっても、燃え残りの灰を取って体中にべたくたべたくた塗りたくって体を隠すことはできたけれど、おまんじゅうを３つ、４つと食べたからあんこがいっぱいついてなめたからくちばたの灰がみんなきれいにはげてしまって、口が浮かんで”口おばけ”を追いかけられて、ひこいちは、逃げ回ってました・・・・・・。食い意地が災いしました。なぜだか、私も反省してました（笑）

彦一の知恵と大胆さがとてもユーモラスに描かれています。
隠れ蓑を手にいれて、やりたい放題好き放題のおふざけ、簑が燃やされても灰を使うなど、転んでもただでは起きないところも楽しいですね。
ただ、食い意地がぼろを出してしまいました。
好感の持てるとんち絵本でした。