「くつしたのくまちゃん」 みんなの声

図書館で借りてきました。
福音館書店の
月刊予約絵本「こどものとも」
２０１３年７月号　定価４１０円と書いてありました。

福音館書店の絵本は
ほのぼのと心が温まるものが多くて
私自身も読んでいて癒されます。
我が家の末娘　もう２６歳ですが
小さいころから
大事に大事にしていた　くまのぬいぐるみがあり、
いまも　心を通わせます。

この絵本の表紙を見て
そのことを思い出し
可愛い！と思いました。
おばあちゃんが　くつしたから作った「くまちゃん」が
孫の家に行くという童話です。

くつしたから生まれた「くまちゃん」が
いとおしく　可愛いと思う心、
「くまちゃん」お願いね！という
おばあちゃんの言葉。
そういう優しい気持ち、
ほのぼのとした気持ちを
小さい子供たちにも感じて欲しいと思います。
私はこういう童話が大好きです。

おばあちゃんが、孫のまなちゃんのお誕生日の日に箪笥の奥にみつけたのは、古い小さなソックスでした。
チョキチョキ切って、チクチク縫って、おばあちゃんはあっという間に
かわいいくまさんを作ってしまいました。
ここまで読むだけで、もうわくわくしてしまいます。
この、元くつしたの、くまちゃんが、まなちゃんのおうちまで、お祝いを言いに行ってくれます。
古いものに、命を吹き込むおばあちゃん、あったかいやさしい
生活を感じるお話です。
今度は、焼きたてのケーキをもって、クマちゃんとおかあさんといっしょにまなちゃんはおばあちゃんのところに行きます。

靴下でこんなにかわいいくまちゃんができるとは。
昔、手袋で手袋人形を作って遊んだ記憶がよみがえりました。
靴下でできているから、歩くのはお得意、おばあちゃんの家まで
歩きました。かわいいストーリーに心が温まります。

とってもあったかいお話でした。

奥底に隠れていた靴下を使って

かわいいくまちゃんのぬいぐるみの出来上がり！

捨てずにぬいぐるみを作ったところが気に入りました。

リサイクルとかリユースとかいわれる今、

こういうお話はいいと思うし、それにおばあちゃんから

孫に手作りというのもいいと思います。

このお話は孫の誕生日におばあちゃんがいらなくなった靴下でかわいい熊のお人形を作ってくれたお話でした。リサイクルって感じがしてとっても素敵だなって思いました。うちの子も自分の靴下で何かのぬいぐるみ作ってと言ってせがんできました。