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ひとつのねがい」 みんなの声

ひとつのねがい 作:はまだひろすけ
絵:しまだ・しほ
出版社:理論社 理論社の特集ページがあります!
本体価格:\1,300+税
発行日:2013年11月19日
ISBN:9784652200261
評価スコア 4.67
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みんなの声 総数 20
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20件見つかりました

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  • 最後まで精一杯生きる

    • きゃべつさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子16歳、男の子13歳

    2年前に大病を患い、今は通院治療になったものの体調も以前とはまるっきり変わってしまった私にとって、外灯の存在が自分とリンクしてしまって、胸にこみあげるものがありました。

    人は誰しも体の衰えを感じたり、命の期限をなんとなく見てしまったとき、まだ何かこの世に残したい、やり残したことはないかと考えるものではないでしょうか。
    外套の願いをかなえたいという外灯の想い、無理しなくても細々と生きていくのではなく、今できることを精いっぱい生きようという気持ちに
    今の私だからこそ共感できたのではないかと思います。
    最後に願いが叶ったことは、外套にとって幸せですよね。

    温かい言葉をかけてくれた少年だけでなく、相手にしなかった虫たちの存在も、すべてが外套の最期の力を振り絞る源となってるのだと思います。
    私は外套からエールを送られたような気がしました。私の余生のバイブルとして繰り返し読みたい一冊です。

    掲載日:2017/11/01

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    3
  • 朽ちて倒れかかったガス灯というとてもレトロな設定が、とてもしみじみと感じられるのは歳をとったからでしょうか。
    誰もが通り過ぎていく、光の弱くなった街燈のたったひとつの願いは、星のように輝くことと、自分の明かりを認めてもらうことでした。
    何分にもかつての輝きは失って、今にも消えそうな明かりです。
    虫たちは相手にもしてくれません。
    だけど、暗い闇にはとても明るい輝きに思える明かりでした。
    通りかかった父子が「あの星より明るい」とほめて通り過ぎます。
    考えてみると「星より明るい」という照度は微妙です。
    決してまぶしくはないけれど、自分の道を教えてくれる明かりが、月明かりであったり、星のまたたきなのでしょう。
    なんだか星のように明るいという言葉にじいんとしてきたのは、やっぱり歳のせいでしょうか。
    自分も星のように輝きたいと思いました。

    掲載日:2014/02/18

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    3
  • やり遂げた人生は尊い。

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子11歳、女の子6歳

    6歳の娘と読みました。

    落ち着いたシンプルな表紙の絵を見て一緒に読む相手に
    娘(6)を選んだものの、
    読んでいくうちにこれは幼児向けではない、
    小学生の長男と読むべきだったか、
    いやむしろ大人向け、私向けではなかったかと思い始めました。

    町はずれに立っている一本のがい灯がこの絵本の主役。
    ずいぶんよぼよぼの年をとったがい灯ですが、
    そのがい灯の持ち続ける願いが一冊の本を通して描かれ、
    そしてがい灯が最後を迎える時で物語も終わります。

    一見とっても無理なように見えても、
    みんなからバカにされても、他からどう思われようとブレることなく、
    それでも強く持ち続ける願い。
    そしてそれが達成されたときに一生を終えたがい灯。

    外野の声や周りの目線を気にすることなく、
    自分がよいと信じる子育てをしていいんだよって
    私に語り掛けてくれているようで、最後ちょっと涙目になりました。

    そして、最後は悔いなく終わったであろうがい灯の一生。
    最後はヨレヨレヨボヨボでも、その志を遂げた終えた一生が
    とってもとっても、尊いものに思えました。

    一人一人にこのように命の最後を迎えてほしい、
    そして私自身もそうありたいと強く思わされた一冊でした。

    掲載日:2017/11/06

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    1
  • 生と死

    • サニーふうさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子5歳、女の子3歳

    年老いた街灯が一度でいいから、星のようにかがやきたいと願うお話は、人間の思いにも共通するところがあって、とても共感できます。
    やさしい語り口で進んでいき、また、だからこそ、よけいに街灯の気持ちが、心に響くのではないでしょうか。
    たとえば、虫たちに相手にされずとも、希望を捨てないところにはいっしょに応援したくなるし、それから、なんといっても感動のラストには、じんわり胸が熱くなります。
    また、それだけにとどまらず、街灯が倒れたあとの、つまり死後の、まわりの様子があまりにリアルなこと。
    生きるとはなにか、どのように死をむかえるのが幸福であるか、そして、死とはなにかを、しみじみ考えさせられる物語です。

    掲載日:2017/11/06

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    1
  • 星のように

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子20歳、男の子18歳

    約100年前の大正時代に書かれた、童話作家浜田廣介の青年時代の作品。
    有名な童話、「むくどりのゆめ」や「泣いた赤鬼」と同様、静かな余韻が残ります。
    町はずれの古びた一本の街灯が主人公です。
    街灯は、自分は古びてもうすぐ倒れてしまうと悟っていたのです。
    でも一つの願い、星のようなあかりくらいになりたい、という思いもあったのですね。
    でも現実は、虫たちにもあしらわれてばかり。
    すっかり落ち込む街灯ですが、10才くらいの男の子の言葉が奇跡を起こすのです。
    深い深い余韻が残ります。
    小学生以上なら、大人も、考えさせられるおはなしです。
    初めての絵本化とのこと。
    ひろすけ童話の言葉の響きにそっと寄り添う素敵な絵だと思います。

    掲載日:2014/02/05

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    1
  • 想像力がかき立てられます。

    • 正本さんさん
    • 30代
    • ママ
    • 京都府
    • 女の子8歳、女の子7歳、女の子4歳、男の子1歳

    挿し絵のレトロな感じに惹かれて、私自身が読みたくなった作品です。
    「ひとつのねがい」とはだれのねがいだろう?と本を開いてみると、主役はまさかの「がい灯」!子どもたちにはむずかしいかなと思いましたが、小学生の姉たちはもちろん、年中さんの末っ子も今年一番集中して聞いていました。
    だれもが気にもとめないような、光の弱くなったがい灯のたったひとつのねがいは、星のようにかがやくこと。
    夜になってもまぶしい光が広がっていて、星のかがやきにも気づかないような都会っ子が、見たこともない「がい灯」の淡い光や、ねがいがかなった時のよろこびを真剣に汲み取ろうとしている。
    最後にがい灯は倒れてしまうのだけれど、この時がい灯はどんな気持ちだったのかなと議論が生まれる。幸せな気持ちだったのかな。せっかくねがいがかなったのに、倒れてしまってかなしいかな。もう倒れてしまったから、気持ちはないんじゃないかな。。。
    絵本っていいもんだなと実感させてくれる一冊です。

    掲載日:2017/12/01

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  • 思わずこの実話を思い出させてくれた内容でした。
    そのがい灯は大きくて逞しくて身長190p、体重は90kgもありました。町を守るために一生懸命駆け回っていました。
    でもやっていることは「縁の下の力持ち」あまり感謝されないことも・・・
    そのような中で起きた大地震&大津波
    町中が大混乱の中、最後の最後まで諦めずに闘ったがい灯のおかげで、多くの大切な命が救われたのです。
    しかし、数年後に病に倒れ、ひとつのねがいである真の復興を見ることなく、この世を去りました。
    生前に縁が繋がった私たちは今もがい灯のねがいを叶えるべく、がい灯の故郷で灯りをともし続けています。
    その町は星空がとってもキレイで素敵なところなんですよ!

    掲載日:2017/12/01

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  • 世界の中心はここにある

    「ねえ、がい灯さん!夢を諦めずに努力し、あなたはとても立派だったよ!」
    最終ページで賛辞を送る私が居た。

    日本内閣府の調査で「諸外国と比べて,うまくいくかわからないことに対し意欲的に取り組むという意識が低い若者が多い」との事。
    この意欲低下の原因は、
    同調査の「日本人の自己肯定感の低さ」にもありそうだ。

    私には4人の子どもが居る。
    子育てで注意しているのは
    「兄弟間や他人と比較しない」という事。
    実に親バカだと思われそうだが、
    「あなたが一番!凄いぞ!」とゲキを飛ばすことしばしば。

    そうするとあら不思議。
    「世界の中心は僕である!」と心に軸を持つようだ。
    要するに頑張りが効くのである。
    世の中そんなに甘くはないが、しかし心は静かに燃え続ける。

    長年の夢が叶ったがい灯は最期、無残な結末を迎えるが立ち位置はやはり
    「世界の中心」だったはずだ。
    ブレない精神の元、夢を遂行しとても高潔な魂の持ち主。心穏やかに亡くなりハッピーエンドの絵本だということだ。

    掲載日:2017/12/01

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  • ねがうことをあきらめない

    幼い頃に読んだ浜田廣介先生の本を久々に読みました。初めて読んだこの作品、役割を終えようとしている街灯がしまだ・しほ先生の絵によって暖かさや寂しさなどが美しく、心に染みました。街灯の足下?にある雑草が最初は緑鮮やかなのに、最後の方が枯草になっているところに寂しさを感じますが、明るく照らされた子供の顔が希望をあたえてくれたと思いました。ひとつひとつの絵に街灯のこころが伝わってくるような思いがありました。ねがいがかなった街灯の色はとても明るく、あきらめないこころはその場から動けなくてもずっと願う気持ちがとても大切なのだと感じました。表紙の裏の草花や昆虫の絵も美しく、心がおだやかになります。街灯が倒れているのは浜田先生がお元気なころは日常的だったのかなと思い、当時の光景を想像できました。役割を終えても心に残る、物を大事にしたいと思う作品です。

    掲載日:2017/12/01

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  • ねがいは孤独、ねがいは勇気

    プロフィールには書いていないけれど、ぼくには前妻との間に別れた娘がいる。
    その時娘は4才だった。

    去年の春、実家の母親からその娘がこの春から大学に通うことになったと聞かされていた。わざわざぼくの実家に前妻と共にあいさつに来たらしい。大学近くの部屋を探しに来たついでだとのことだった。

    その年の夏、ぼくの携帯に見知らぬ番号から着信があった。娘からだった。
    電話口で自分の名前を名乗ったあと、彼女はこう切り出してきた。

    「妹がいるって聞いた。妹に会いたい。」

    さぞかし勇気がいったであろうその重い言葉に、ひとりっ子の母子家庭で育った彼女の孤独を垣間見た思いがした。ぼくのことは恨んじゃいないし、そもそもあまり記憶がないという彼女の、たったひとつのぼくに対する願いが、妹に会わせてほしいということだった。

    「ひとつのねがい」この絵本はねがいを持つことの尊さや、それゆえにかかえこむ孤独。その孤独を支え超えていける勇気を持たせてくれるのもまた、ねがい(夢と言ってしまおう)の本質だと考えさせられました。
    作者のはまだ ひろすけさんは一本の老朽化したがい灯に老いと絶望。その先の安寧。老いたがゆえにじつはぎらつく野望。そうか、本当は中身はぎらぎらしてたんだね。日々の営みの中で、誰からもかえりみられずひっそりと暗い夜道を照らして人生をまっとうすることのしあわせを投影したのでしょうか。

    また、特筆すべきは、しまだ・しほさんの線と色使いです。絶望に叩き込まれる暗転の黒。それまでがやさしくてあたたかなタッチだっただけに、あの黒はだれもがビクッてなるでしょう。そしてそこから夢がかなったときの歓喜の黄色の爆発。無垢な少年の輝く笑顔と唯一がい灯の存在を認める父親の暖かく丸い
    背中の線。天に召されたがい灯のしあわせの黄色。白く優雅な蛾。普遍的なテーマのお話に、しまださんの絵が乗ったことで、古臭く説教っぽくなく、かといって子供じみた擬人化もせず、ノスタルジーはそのままという、ある意味決して子供向けではない、全人的境地の作品にしたのだと思います。
    ぜひ多くの人にこの作品が響くことを願います。

    去年の大晦日、現在の妻の協力のおかげで実家において、娘たちを(全部で三姉妹)会わせてあげることができました。妻の寛容さと母親の偉大さに感謝しきりです。

    掲載日:2017/12/01

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