ぬけちゃった ぬけちゃった
作: スティーブ・アントニー 訳: せなあいこ  出版社: 評論社 評論社の特集ページがあります!
「スマホが手放せない」時代の子ども(と大人)へ……。 外の世界には、新しい冒険が待っている!

かないくん」 みんなの声

かないくん 作:谷川 俊太郎
絵:松本 大洋
出版社:東京糸井重里事務所
本体価格:\1,600+税
発行日:2014年01月
ISBN:9784865011074
評価スコア 4.39
評価ランキング 10,026
みんなの声 総数 17
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17件見つかりました

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  • 重くも軽くもない死

    • 楽葉さん
    • 60代
    • じいじ・ばあば
    • 埼玉県

    早世と長寿…
    その違いを考えてしまう大人の絵本…

     語り手の60年以上前の思い出
    親友でもない隣席の同級生が病死した…
    距離がある分、客観的に状況を見つめ
    そこから<かないくん>の死を考える
    そして<死は生の始まり…>と受け取れる
    メッセージが終盤に
    それも思わぬ人物から発せられる…

     白がとても印象に残る…
    表紙は右を向いたかないくん…
    その視線の先…
    裏表紙は真っ白で小口側2pぐらい
    コーティングが途切れて光沢をなくしている…
    さらに多くのページに特殊な白色を
    別刷りで加えた造本は作者というより
    死を黒よりは白と捉えた画家の答えだろう
    絵がテキストの説明に陥らず
    イメージを拡げてくれる

     おじいちゃんが亡くなる絵本を孫に読もうかどうか
    まだ迷い続けているのだが、それはまた別な話…

    掲載日:2014/02/09

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    4
  • 唸ったきり感想なし

    これまたすごい絵本ですね。
    中表紙からすごい。薄紙一枚の仕掛けで、隣の席の空白がものすっごく伝わってくる。
    心が痛いわけではない。しかし先日まで存在した人が、ある日存在しなくなってという空虚感は感じる。
    白の多用で、よけいそう感じた。この白は、考えさせる白だなあと。

    死とは。
    自分や身内が亡くなるのとは違うから、恐怖や強い激しい感情はないかもしれない。けれど喪失感や空虚感はしばらく続く。
    そんな様子がよく表れていた。

    小6は「うーん」と言ったきり感想なしだった。それはなにも感じなかったのではなく、思うところはあったがすぐペラペラ言えるようなものではなく、のうなり声。
    なにかの拍子に漏れ出るのを待っています。
    ヤングアダルト以上の絵本であり、お友達が亡くなったからと読む本でもない。普段読んで心にストックしておくといい本かなぁ。
    絵と文章と装丁と、すべてが絡まって一冊になっています。

    掲載日:2014/12/02

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    1
  • 自分もこの年になって、同窓会とか昔の仲間に会う機会に思うのは、元気な仲間たちの陰で、何人もの友人を失ってきていることです。
    自分と一緒に人生を過ごすはずだった友が、死んでしまう不思議さと、それを忘れている不思議さを改めて感じるのは、自分が老いを感じ、死を感じる時かもしれません。
    誰もが通過しなければいけない「死」ではあるけれど、なんだかどうして早くして死ななければならなかったのか、運命のむごさの中で、ふるい落とされずに今の自分がいるのかもしれません。
    子どもたちにとって、幼くして同世代の友の死を受け入れることは、難しいのかもしれません。
    でも、どこかで思い出すことがなければ、語りかける言葉をも名たければ、死の先輩たちに快く迎え入れてはもらえないのでしょうね。

    なんとも、深みのある話を、深みのある絵で包み込んだ絵本です。
    自分のそばに置いておきたいと思いました。

    掲載日:2014/10/13

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    1
  • 勉強会で読んで語り合いたい作品。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子19歳、女の子14歳

    『人は生きて 人は死ぬ』
    谷川さんの紡ぐ物語は、形になったところで一つの世界が出来上がっているので、これについて、言葉にして感想を書くのはとても難しいです。

    なので、まず、ナビの皆さんの感想を読ませていただきました。
    いいことがたくさん書いてありました。この作品を読もうかどうしようか悩んでいらっしゃる人、
    この作品を子どもたちに読もうかどうしようか悩んでいる人も、一度ナビの皆さんの感想を読むことをおススメします。

    読み聞かせに使うなら「高学年」以上…大人向け。
    何人かのメンバーが書かれているように、テーマ的に難しいので、ある程度色々な経験を重ねた年齢の方が、この作品から伝わってくるものをじっくり考え、その人なりに受け止めることが出るのじゃないかと思います。
    もちろん高学年のお子さんたちのお教室で読むのも悪くはないと思いますが、個人的には読み聞かせをしているメンバーたちの勉強会で読んで、本の好きな者同士でじっくりこの本について語り合うのも素敵だなと、思いました。

    特に孫娘が受け継いだ《死を考えること》の始まりについて、語り合ってみたいです。

    掲載日:2014/06/27

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    1
  • 絵も素敵な哲学的な絵本

    谷川俊太郎さん作品だ!
    糸井重里さんが関わっている作品?

    気になって、図書館にリクエストしていました
    で、なかなか時間が掛かりました
    人気なんですね
    今年1月に初版で
    3月に3刷されています

    落ち着いた彩色
    素敵なていねいな絵で
    画面の中の人物の位置とか
    いろいろ考えられているような気がします

    開いてすぐに
    トレーシングペーパー
    この子が、主人公?
    机の上にうさぎの絵を描いたのは、主人公?
    かないくんが休みだから?

    本文は、谷川さんの詩的な文章で
    余計な飾りがありません
    ストレートに状況が入ってきます
    絵で、いろいろ想像します

    かないくんのひとりぼっちの鉄棒の
    さかあがりのあと
    おじいさんとお姉さんが出てきます
    場面の転換です
    主人公が、おじいさんになり
    絵本作家のようです
    お姉さんは、孫で
    主人公が入れ替わります
    会話がとても素敵です

    死に際
    かないくんが迎えに来たんだね

    早世と寿命
    寂聴さんは「定命」とおっしゃいます
    自分の力では
    どうにもならない
    「生」と「死」

    孫の私は「始まった」と感じます
    何かがわからないけど

    介護、看取り、いろいろな方の死を通して
    私の中でも
    何かわからないことが、もやもやしたものがあります
    確かに
    死ぬまでわからないこと
    死んだらわかる
    なのかもしれないなぁ・・・
    と、考えさせられました

    哲学的な人生観、死生観、を
    考える大人向け絵本のように感じました㏊

    掲載日:2014/06/12

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    1
  • 生きている限りいつか必ず死は訪れますが、ちょっと触れたくないなあって思いました。亡くなってしまった友のことを、顔をはっきり思い出す顔やなんとなく思い出す顔をぼんやりと考えてしまいました。いつか訪れる死の前に、今を精いっぱい生きて楽しめたらいいなあって考えさせられました。

    掲載日:2014/05/26

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    1
  • 雰囲気がいいです

    • じっこさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子6歳、男の子2歳

    死がテーマの物語。一人の少年の死と、老人の死、二つの死から、死ぬってどういうことだろうと考えます。淡々と進みます。途中から、過去→現在へと変わります。
    絵と、本全体の雰囲気がが素敵だと思います。ストーリー自体はすごくいいという感じではない気がします。
    簡単な文章だし、短いので、幼児でも読めそうですが、お話がわかるのは、小学校中学年以上からかと思います。

    掲載日:2017/11/12

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    0
  • きれいな絵本

    大人もこどもも
    きれいな絵本だな。と思うでしょう。
    テーマは「死」についてです。

    そのきれいな絵が一層テーマを際立たせるかと思います。

    読み聞かせは高学年向きかな?いやもっと上かも
    しれません。または死を子供が直面したときに
    読んであげた方がいいかもしれません。

    「はじまった」というセリフは、大人には余韻を残すかもしれません。
    こどもは難しくて何が?と一生懸命考えるでしょう。
    一生懸命何がはじまったのか考えてほしいです。

    読むタイミングが難しいかもしれません。
    子どもは単にきれいな絵本だな。とだけで終わってしまうかも
    しれません、読むタイミングは難しいと思いますが、
    読めば一生懸命考えると思うので、
    何度も読み返す絵本になると思います。

    掲載日:2017/10/30

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  • タイトルは 「かないくん」   読んでいくと
    病気でしんでしまった  かないくん
    みんなで お葬式に行ったのです (小学4年生)

    おじいちゃんは 子どもの頃 かないくんが 死んでしまったことを思い出して 絵本を書いているのです
    かないくんがしんでも  みんな いつもとかわらない 
    いきていれば みんなともだちだけど しぬとひとりぼっち。
    なんか 寂しく 切なくなるんです
    おじいちゃんは 絵本の途中で 病気になり 末期のホスピスにはいったのです
    孫のわたしは  スキーをしていて  おじいちゃんの死をメールで知りました
    この時の気持ち   かなしくて 泣いているのか わらっているのか 自分でもわからなかった

    生と死をテーマにした絵本は なかなか 深く 読む人にいろいろなことを考えさせてくれます

    身近な肉親の死   涙があふれるのは なぜ?(父親の死 妹の死)
    親戚のおばさん 89歳 先日告別式に行き 涙はでませんでしたが・・・・・ 「おばさんありがとう。 ゆっくりやすんでね」
    こんなふうにお別れしました   なぜ違うのでしょう??

    人の死の重みは その人との深い関係だと 本当に 悲しくて 涙があふれるのを   私は 経験しています

    この女の子はおじいちゃんの死を スキーしながらこんなふうに思っていたのですね
    考えさせられる絵本です   生と死の重みを

    掲載日:2017/06/14

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  • 死を想う

    • ととくろさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子6歳、女の子2歳

    お話は谷川俊太郎さん、
    絵は漫画「ピンポン」など描いた松本大洋さんです。
    正直、この方の絵はどれも生身のヒリヒリとした感じが強く出ていて、
    苦手なんです。
    でも、物語の余韻がよくて、印象深い絵本でした。
    死について描いた絵本です。
    人によって、読んだ時期によって、感じ方がずいぶん変わりそう。
    どこか物寂しい表紙にドキリとさせられます。

    掲載日:2015/05/21

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