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ベルナルさんのぼうし」 みんなの声

ベルナルさんのぼうし 作:いまい あやの
出版社:BL出版 BL出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2014年02月10日
ISBN:9784776406488
評価スコア 4.73
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みんなの声 総数 55
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55件見つかりました

  • やさしいきもち。

    • まおずままさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子8歳、女の子5歳

    くまのベルナルさん、寝ている間にキツツキにかぶっている帽子に巣穴を開けられてしまいます。
    それからも、どんどん鳥と巣穴は増えていき、不思議なことに帽子は必要に応じてどんどん大きくなっていくのです。

    最初はちょっと寂しそうだったベルナルさん。鳥のさえずりに囲まれてきっと幸せだったんでしょうね。
    夏が去り、秋が来て、冬の声が聞こえ始めたある朝、鳥たちがいなくなってしまいます。
    本当は寂しいくせに、全然問題ではない、と強がって見せます。
    でも、鳥たちが戻ってきたときのために・・・と、エサは欠かさず用意しているのです。
    熊だから冬眠するのですが、鳥たちが帰ってきたときのために起きていようと頑張るベルナルさん。
    「もう、休んでいいんだよ〜」と声をかけたくなりました。

    春が来て、誰かのノックで起こされたベルナルさん。
    また幸せな日々が訪れて、良かったね。

    投稿日:2016/02/06

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  • 何だか良いですね

    友達がいなかったベルナルさんだけど、小鳥たちがやって来た事で、少しずつ周囲との関わりを楽しむようになって来ている様子が見えて嬉しかったです。そして、ちょっとさみしい時期もあったけど、またみんなが戻って来てくれて良かったですね。何だか心が暖かくなりました。もうこれでベルナルさんはきっと一人ぼっちじゃなくなった事でしょう。みんなと仲良く楽しく春が迎えられて良かった!やっぱり一人より友達がたくさんいてくれる方が楽しいですよね。心がとっても嬉しくなった絵本でした。

    投稿日:2016/02/08

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  • うちには何冊か、いまいあやのさんの絵本があるのですが、この本はなかったので、今回、全ページ試し読みで、読むことができました。

    他のいまいさん絵本同様に、とても静かで幻想的で独特な空気が流れているように感じます。でも、表面的には冷たそうに感じるのに、その奥にあるものは、非常に暖かく、とても不思議な気分にさせられます。

    ベルナルさんの帽子も、なぜ、ベルナルさんの帽子にだけ鳥たちが巣を作ったのか、なぜ、どんどん伸びて行ったのか、なぜ、土に根を張る木になったのか、全くわかりませんが、どことなくベルナルさんが幸せになって良かったなと思わせるキャラクターなんですよね。

    どの作品も本当に惹きつけられる作家さんです。

    投稿日:2016/02/05

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  • 不思議な世界

    初めて読みましたが不思議な世界がひろがっていますね。絵が繊細です。大人向けかなとおもう部分もありますね。帽子が伸びていく、木のようになっていく、というところが無理やりっぽいかんじはしましたが、帽子を窓にして鳥が住みつくというはかわいいなとおもいました。

    投稿日:2016/02/04

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  • 友達がいなくてひとりぼっちのベルナルさん   
    気楽でいいといっています   ある時お気に入りの帽子かぶってお昼寝していると・・・・
    キツツキが穴をあけて 鳥たちのお家ができました
    それがね この帽子は どんどんのびて鳥たちのお家がたくさん
    ベルナルさんも 楽しい気持ちになって 鳥たちと一緒に 海を眺めたりとてもいい気分でした

    それが 秋になると・・・・鳥たちはみんないなくなったのです
    もうあえないのかなあ  淋しい気持ち   でも 鳥たちのえさをよういして 待っているのです
    ひとりぼっちじゃありません 鳥たちは友達になっていたのです
    冬眠するベルナルさん 
    そして 春 トントントン! ドアをたたく音
    なんとまあ   素晴らしいことがおこったのです
    ふしぎな帽子は 大きな木になったのです  そして 鳥たちが帰ってきたのです
    ベルナルさんは 友達に会えてとても幸せな気持ちになったのです

    なんだか うれしくなる いいお話しです

    やっぱり ひとりぽっちじゃなくて 友達がいる方が嬉しいのですよ
    いいなあ〜 優しくなれるお話しですね 

    いまいあやのさんの他のお話も読んでみたいです

    投稿日:2016/01/24

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  • やさしい時間

    やわらかく優しい色使いとタッチで描くベルナルさんの不思議なぼうしの物語。

    ぼうしに集まってくる鳥たちに、ベルナルさんはいつしか親しみを持つようになり、やがて鳥たちが巣立つときには、強がりながらも寂しさを思います。
    冬を越え、再び鳥たちと再会すると、ぼうしは木になって鳥たちの住処となります。

    鳥たちとベルナルさんのこの物語は、とても豊かで静かな時間を与えてくれます。ふだん、私たちが耳を澄まして鳥の声を聴く時間はどんなときでしょうか。
    それは、ゆっくりと流れる時間に身を任せながら、静かにただ佇んでいる、そんな優しい時間だと思います。

    物語から伝わってくる優しさは、その絵とともに、そうした時間のことを思い起こせてくれます。

    投稿日:2015/06/01

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  • ふしぎなぼうし

    くまのベルナルさんには、友だちがいません。
    いっしょにくらす家族もなく、いつもひとりぼっちでしたが、ベルナルさんは平気でした。ある日、お気に入りの帽子をかぶって散歩に出かけ、お昼寝をしている間に、キツツキが帽子に穴をあけ、住み始めたのです。そのうちに、穴はどんどん増え、ベルナルさんの帽子もどんどん長くなり…
    そのうち、また、大きな変化が訪れます。
    ひとりぼっちが平気だったはずなのに、鳥の様子を何かと気に掛けるベルナルさん、そして、冬眠に入って…
    ベルナルさんの表情、細かく描かれた背景、心の変化に、揺さぶられました。心の中の氷を、そっと溶かしてくれる世界に浸ることができました。

    投稿日:2015/02/26

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  • 大人向け絵本。

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳、女の子3歳

    8歳の息子と読みました。

    「友達なんていなくていいよ。」というベルナルさんの帽子に
    なぜか住み着いてしまったきつつき。

    はじめは、「出て行ってくれよ!」というベルナルさん。
    だけど、いつの間にか数を増やしてすっかり住み着いたきつつき達を
    思いやるようになります。

    冬を越すために南へ飛び立った鳥たちのことが心配で
    なかなか冬眠できないベルナルさん。

    この絵本は、息子よりも私の方がジーンときてしまったと思います。
    普段、「あーうるさいなっ一人の時間がほしい!」と思っている私。
    でも、いざ、長男が長い間留守にしたり、
    家の中で一人になってしまったりすると、
    ぽかーんと空いた時間と空間が、
    なぜか寂しく感じられるものです。

    子供には、なかなか、難しいかな。
    大人向けの素敵な一冊です。

    投稿日:2014/09/22

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  •  オシャレで、美しく、可愛い。そんな絵本だと思いました。とても丁寧に描かれています。見返しの、空色の美しさと、前後の絵の変化の楽しさは、格別!お話の最初と最後に、しっかりと味わいたいものです。

     くまのベルナルさんはひとりぼっち。そんなベルナルさんの帽子に鳥が住み着きます。もっともっと、どんどん鳥がやってくると、帽子は彼らの住まいを提供するために、高く、高く上に伸びていきました。発想が面白いです。

      「一人が気楽で良い」と、うそぶいていたベルナルさんも、鳥たちがいることでだんだんと楽しい気持になってきます。ところが秋になると、鳥たちは、去っていってしまったのでした。そして、冬がきて・・、そして、春がやってくると・・。

     子ども向けにも良いけれど、落ち着いたトーンの絵は、むしろ、大人の女の人が好みそうな気がします。「大人にも、絵本に目を向けてもらいたい」と、そう考える時、そのきっかけ作りになる絵本のひとつだと思います。

    投稿日:2014/09/06

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  • 静かに心にしみる素敵なお話

    図書館から借りてきて、5歳と10歳の娘たちと読みました。

    友達も家族もいないクマのベルナルさん。
    そんなベルナルさんの唯一の楽しみは、お気に入りの帽子をかぶって長い散歩に出ることでした。
    ある日、ベルナルさんが昼寝をしていると、
    一羽のキツツキがやってきてベルナルさんの帽子に住みついてしまいました。
    最初は途方にくれていたベルナルさんでしたが、
    鳥が増えていくにつれ、だんだん楽しい気持ちになっていきました。
    しかし秋になると、ベルナルさんの帽子はからっぽになってしまい…。

    とにかくいまいさんの描く絵がとても素敵で、
    全ページ額に入れて飾っておきたいくらいです。
    ストーリーも、静かに心に沁みるお話で素敵でした。

    子供たちも気に入っていましたが、明らかに大人の私がハマりました。
    大人にも子供にもおススメです!

    投稿日:2014/07/25

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