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ななちゃんのおかたづけ」 みんなの声

ななちゃんのおかたづけ 作:つがね ちかこ
おかたづけアドバイス:鈴木 尚子
出版社:赤ちゃんとママ社
税込価格:\1,100
発行日:2014年02月24日
ISBN:9784870140950
評価スコア 4.55
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みんなの声 総数 123
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123件見つかりました

  • おもちゃ目線でアプローチ! 受賞レビュー

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子8歳、女の子3歳

    我が家の3歳の娘はおかたづけが苦手。
    というか、全然やろうとしない。

    結局毎回、
    「もーアンタが散らすからいつまでたっても掃除ができない!」
    とかなんだかんだ文句を言いながら親がかたづけるハメになっているのですが、
    これではイカン!

    と思ってこの絵本を読んだのですが、

    「これではイカン!」は私の方だったようです・・・。

    「おへやが片付かないから」ではなくて、
    このおもちゃたちのように、
    おもちゃ目線からななちゃんに問いかけてみる。
    カンガルーの子供や、泣き出したメアリー。
    カンガルーの子供はどこが一番いいのかな?
    メアリーはどうして泣いちゃったのかな?

    それが、おかたづけの原動力になり、
    ひいては思いやりの心をはぐくむことにもつながっているのだと
    はっと気づきました。

    おかたづけができないのは、
    娘だけが悪いんじゃない(娘も悪いが・・・)。
    私のアプローチの方法が一番マズかったんだと、
    気づかされた一冊です。
    ななちゃん、ありがとうね。

    そういうわけで、今回は私がとっても反省。
    娘が気持ちよくおかたづけができるように、
    ちょっとずつ、おもちゃ目線のアプローチ。
    一緒におかたづけをしてみようと思います。

    投稿日:2015/05/06

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  • 「おかたづけ」の意味

     この絵本は、オモチャのおかたづけを”やっつけ仕事”で済まそうとしたナナちゃんに、オモチャたちが抗議するというお話です。「おかたづけができる子どもになってほしい」という、子育て中のママの願いがすごく感じられる絵本ですね。

     「きちんと片付けましょう」というメッセージがあるだけでなく、「片付けとは何か?」という「片付けの本質」が、幼い子どもに分かるようになっているところがこの絵本のポイント。大人にも役に立つ情報です。そして、オモチャが擬人化されているので、このメッセージがすっと子どもの心に響くのでしょうね。

     片付け下手な大学生の娘に見せて、「これを読んだ子どもさんが、自分から片付けるようになったらしいよ〜」と言うと、「将来、自分の子どもに読んであげよう」と言われてしまいました。先ずは、自ら実践してほしかったのですが、あー、残念!

    投稿日:2015/04/30

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  • 帰る場所

    • 多夢さん
    • 50代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子14歳

    私は、どちらかといえば片付けが下手な人間です。
    でも、小さい子どもがいたらそうは言ってられません。
    だって、片づけないと家中おもちゃであふれかえってしまいます。
    幸いに、主人はとても片付け上手。
    いろいろアドバイスしてもらいました。
    それは、この絵本にあるように、
    おもちゃの帰る場所を作ってあげること。
    場所さえ決まれば、そこに片付ければいいことですから。
    娘にも教えてあげました。
    そうすると、「お片付けしようか?」と促すと、
    ちゃんとおもちゃを片付けるようになりました。
    ちゃんと片付けると、本当に気持ちがいい!
    すっきりして。
    だから、「出したものは片付ける。」と教えました。
    「片付けてから、次のおもちゃで遊ぶこと。」とも。

    ななちゃんとおもちゃたちのやりとりが、
    とっても可愛いお話です。
    ななちゃんは、おもちゃたちと相談しながら、
    楽しそうに片付けをしていました。
    片付けた時の達成感は大切だと思います。
    それから、お母さんのご褒美の言葉。
    これも子どもにとって自信にもなると思います。

    「なんで片付けられないの?」
    と叱る前に、帰る場所を教えてあげて、
    まずは一緒に片付けてあげるといいかなって思います。

    投稿日:2015/05/03

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  • 奈々ちゃん大きくなりました

     奈々ちゃん大きくなりました。
     その奈々ちゃん今日はうっかり朝寝坊しちゃいます。
     これでは仕事に遅れます。いそいでお化粧しなければなりません。
     でも、机の上は化粧品でごった返しています。
     奈々ちゃん大人になっても小さい時と同じです。
    「よし、帰ったらおかたづけしよう!」
     堅い決意でお家を出ます。
     ほんとうにできるのかな? 今日はお友達とのお食事会ですよ?

     仕事を済ませ、奈々ちゃん帰ってきました。
     服を脱ぎ脱ぎ寝室に向かいます。
     ここであっと驚きます。
     あのメアリーがいたのです。大きくなっています。ドレスはあの時のままです。
     奈々ちゃん、頭がこんがらがってきました。
    「びっくりするじゃない! 泥棒かと思ったわ! 一体全体そこで何をしているの?」
     十数年ぶりに会うというのにこれはないですよね。
     メアリーも言い返します。
    「おかたづけしているんじゃない! 今の今まで我慢してきたけどもう限界! だから出てきたのよ! 奈々も手伝いなさい!」
     まるで奈々ちゃんのお母さんみたいです。
    「だめ、今は時間がないの。これからお食事会にいくの。ねえメアリー、一つお願いが……」

    「遅れてごめん!」
     奈々ちゃんお食事会にやってきました。
    「何をしていたの奈々? 早く席に着きなさい!」
     と、お友だち。
    「前をごめんね、通るわよ?」
     と、奈々ちゃん。
    「奈々どうしたの? そのドレス! お絵かきでもしていたの? それクレヨンじゃない!」
     ほかの仲間もビックリ仰天!
     そこで奈々ちゃんは言います。
    「これしかなかったの!」

     そのころ奈々ちゃんのお家では大騒動が起きていました。
     それは奈々ちゃんとメアリーの言い争いが原因でした。
     おもちゃたちはその声に驚き、自分の箱を出たのです。
     ひょんなことでおもちゃたちが出そろいました。
     メアリーはおもちゃたちをなだめ、これまでの経緯を話します。
     おもちゃたちは分かったって顔をしますが、クレヨンくんはそうはしませんでした。
    「ねえメアリー、そのドレスどうしたの?」
    「これ? これ奈々ちゃんのドレスなの! 時間がないって言うから取替えっこしたの!」
     クレヨンくんはあまりのショックに、ぽかんと口を開けたまま、ただメアリーを見つめるだけでした。
    「それよりちょっと聞いて? 奈々ちゃんはお食事会から戻ったらおかたづけするって言って出かけたんだけど、その前に済ませたいの! ねえ、手伝って?」

     皆でやるとおかたづけなんてすぐです。

    「奈々ちゃん楽しんでいるかな?」
    「ああ見えても気は優しいんだよね!」
    「奈々ちゃんお金持っていったの?」
     おもちゃたちは口々に言います。
     大人になってもおもちゃたちは奈々ちゃんが大好きなのです。
    「きっといいお食事会になっているわよ!」
     そうメアリーが締めくくります。
     おもちゃたちはうん、うんと言いました。
     カンガルーの坊やも、ママのポケットから顔を出して、おもちゃたちと同じにうなずきました。
     ただクレヨンくんだけは下を向いたままでした。
     でも安心してください。
     奈々ちゃんの時代では、クレヨンくんのよごれはアートになっていたのです。

    投稿日:2015/05/05

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  • 楽しくお片づけ♪

    「お片づけできないなら、ポイするよ!」この言葉を一体何回言ったことでしょう(笑)
    お片づけって、ただその場をきれいにするために、1カ所にまとめて放り込むことではないのですよね!分かってはいてもついつい…ということもしばしばですが、この絵本にはお片づけのポイントがわかりやすく書かれていて、おもちゃたちがそれを教えてくれるので、子どもにもスッと理解出来るように思いました。
    いるものといらないものにわける、仲間にわける、おうちを決める…たった3つのことでこんなにも心から気持ちよくすっきりと片付くなんて!
    息子にも読んであげたいなと思いました。

    投稿日:2015/04/29

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  • 心に響きました 受賞レビュー

    • やすえさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子4歳、女の子2歳

    4歳と2歳の兄妹。
    遊ぶときは思いっきり遊んで欲しいので、細かいことはあまり言わないように、できるだけ見守っています。
    すると部屋中おもちゃだらけ!

    「片づけて〜!!!」と言われすぎてるせいか、ちっとも耳に届いていない様子・・・。
    でもこの絵本は大切なオモチャたちが話しかけてきます。
    二人とも神妙に聞き入っていました。

    4歳の子は巻末のお片付けのポイントも噛み砕いて読んであげたらしっかり聞いていました。
    「片づけて、片づけて」ではダメですね。子供の気持ちになってみようと私も思いました。

    投稿日:2015/04/24

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  • 確かに・・・

    • さみはさみさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子6歳、男の子2歳

    2歳の次男に読みました。

    我が家でもいつもおもちゃが散らかってしまい、「片付けなさ〜い!」と叱ることもしばしば。そして、我慢できなくなった主人がこの絵本のななちゃんのように、何でもかんでもおもちゃ箱に突っ込んでしまうのです。

    でも、物は置き場を決めて片付けないと後で困るんですよね。これを読んだら、お片づけ上手になれるかな?

    投稿日:2015/04/28

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  • 物語としてもちゃんと楽しめます

     娘は片づけと言えば、お父さんが造ってくれたダンボールのおうちにぽいぽいものを入れることだと思っているので、まさにななちゃんと同じ状態。

     なのでこの本を読み聞かせたときの、きちんと片づけると気持ちがいい、というメッセージはすんなり伝わったようです。おもちゃたちが逃げ出したりお人形が泣いたり、というストーリー展開に無理がなく、読み聞かせていても娘が「物語」としてちゃんと楽しんでいることが分かります。

     母がちゃんとおもちゃの居場所を決めてあげて、気持ちよくお片付けできるようになりたいと思います。

    投稿日:2015/04/26

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  • 楽しくやろう!おかたづけ 受賞レビュー

    • てつじんこさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子5歳、男の子2歳

    この本を読み終わって,部屋の中を見渡しました.うーん,うちのおもちゃたちもこりゃきっと泣いてるな.
    うちの息子達もおかたづけが苦手です.床に転がってたところを走り回って踏んで壊れたおもちゃもあれば,何ヶ月も行方不明になってるままのジグソーパズルのピースもあります.
    きちんとおかたづけできてたらきっとこんなことにはなってないのに.

    この本を読んで,おかたづけって,遊びの延長でできるんじゃないかと思いました.
    2歳の次男は仲間分けが好きです.赤いものを選んでね.とか食べ物どれかな?とかよくやっています.
    5歳の長男はパズルが好きです.決められた大きさの箱にいかにかさばらずにきちんと入れられるかとか,パズル感覚でおかたづけすると楽しいかもしれません.
    おかたづけ=おしまいの遊びという感覚でやってみると,こどもも楽しく気分よくおかたづけができそうです.

    「かたづけの積み重ねは,人生の基礎となる」
    最後のコラムのこの文章には,たしかにと納得しました.かたづけするということは,お部屋がきれいにすること以上に,生きていくうえで大事な術を学ぶことなんですね.

    今までは子どもはイヤイヤ,私はイライラのおかたづけでしたが,一緒にあれこれ考えながら,ワイワイ楽しくやってみようと思います.

    投稿日:2015/04/26

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  • にっこりできるお片付け☆ 受賞レビュー

    • ととくろさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子6歳、女の子2歳

    可愛いおかたづけの絵本です。
    ななちゃんのお片付けに、怒ったおもちゃたちが反乱。
    ななちゃんが帰る場所の大事さに気づき、
    両親ではなく、なんとおもちゃたちと(!)
    片付けについて話し合って解決していきます、素敵ですね。

    綺麗なお人形が、ドレスにクレヨンが付いたと泣くのを見て
    私のほうがドキリ。
    お客さまが来るなどの緊急時、ポイポイと箱に投げ入れるのは
    子どもではなく、焦る自分のほうだからです。
    同じことしていたかもな。
    ななちゃんの意気込む姿に、わが娘のように応援したくなります。
    片付けのやり方など
    子どもだけではなく、大人もなるほどなーと思います。
    増えすぎたおもちゃ、箱から溢れてこぼれることもちらほら、
    うちでもお片付けルール、場所を決め直す時期です。
    頭ごなしに「こんなに!片付けなさい!」なんて言わないで
    「この子はどこがいいかな?」
    おもちゃたちを代弁する気持ちになって
    娘と話をしていきたいです。
    お片付けに優しさの気持ちが加わることで
    にっこりしながら整理できそう☆
    綺麗な部屋ですっきり、にっこり。まさに理想です!
    親と子のどちらにもやさしいお片付けの導入書みたいな絵本です。

    投稿日:2015/04/24

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